こうした経営環境の下、当社は、コロナ禍ゆえのニーズを捉えるべく、従業員および宿泊のお客様の安全と安心に十分配慮しつつ、帰国者、医療従事者、新型コロナ軽症・無症状感染者の受け入れを積極的に行うとともに、リモートワークや通勤を避けるための宿泊ニーズへの対応を図ってまいりました。また、消毒を加えた清掃や、「密」を回避した安全な朝食提供の工夫を図るとともに、新しい時代の「清潔感」の追求に取り組みました。さらに、開発中のプロジェクトについては、環境の大きな変化に対応し、ニーズの見極めやプロジェクト毎の収益性、リスクの再検証により、プロジェクトの延期や中断等の見直しを行い、財務基盤の安定化に努めてまいりました。
この結果、当中間会計期間の売上高は18,776百万円と、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う稼働率の急落の影響を大きく受け、前年同期と比べ32,298百万円の減少(63.2%減)となりました。同じく稼働率の大幅な低下による、主にホテル家賃や人件費等の固定費負担増の影響により、営業利益は前年同期比20,752百万円減少し、営業損失11,006百万円の計上となり、営業外収益では雇用調整助成金等427百万円の計上等があった一方で、営業外費用で為替差損の計上額が406百万円減少したこと等により、経常損失10,888百万円(前年同期比19,955百万円の減少)の計上となりました。また、特別利益として新型コロナウイルス無症状・軽症者の受け入れに伴う一棟貸等に係る収益3,749百万円等を計上した一方で、特別損失として臨時休業等によるホテル家賃や人件費、その他の固定費の発生に伴う損失548百万円等を計上し、法人税、住民税及び事業税△2,027百万円を計上した結果、中間純損失は5,732百万円(前年同期比11,657百万円の減少)となりました。
また、当中間会計期間の総資産は、前事業年度末と比べて6,867百万円減少して、168,374百万円となりました(前事業年度末175,240百万円)。減少の主な要因は、稼働率の低下による損失の計上に伴う現金及び預金の減少15,949百万円によるものです。
2020/12/18 16:00