四半期報告書-第27期第2四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

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2018/08/10 15:19
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文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景に雇用や所得情勢が堅調に推移し、緩やかな回復基調にあるものの、世界経済においては、米国の保護主義的な通商政策による世界経済の減速等、国際金融市場の混乱など、不透明感も顕在しております。
このような経済状況のもと、当社は幅広い業種の試作品から最終製品づくりのトータルサポートを主たる業務としており、その市場環境は、前事業年度第4四半期会計期間から需要の回復傾向が見られ、当第2四半期累計期間においても需要が堅調に推移し、当社が展開する「3Dプリンター出力事業」(3Dプリンターによる試作品、各種部品・商品の製造、販売)、「鋳造事業」(砂型鋳造による試作品、各種部品の製造、販売)、「CT事業」(産業用CTの販売および検査・測定サービスの提供)からなる3事業の当第2四半期累計期間における売上高は、概ね堅調に推移しました。
鋳造事業におきましては、既存顧客に対して戦略的に営業資源を投入し、継続的な受注確保に努めた結果、EV(Electric Vehicle=電気自動車)化案件や技術的に高難易度の案件の獲得にもつながりました。
また、生産管理及びコスト管理を強化し、前事業年度の減益の主因となった外注委託費増加を抑制し、案件の利益率増加に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高1,271,615千円(前年同四半期比77.1%増)、営業利益164,965千円(前年同四半期営業利益3,793千円)、経常利益169,212千円(前年同四半期経常利益9,613千円)、四半期純利益111,454千円(前年同四半期四半期純利益4,201千円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①3Dプリンター出力事業
3Dプリンター出力事業におきましては、市場環境が堅調に推移したなかで、当社の強みである「短納期」、「高品質」を訴求した営業活動と製造活動を展開し、幅広い業種からの受注獲得が実現できたことや、当社製品である心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID(ハートロイド)」において、展示会開催やメディアへの露出増により認知度が高まってきており、当第2四半期累計期間の売上高に貢献いたしました。
また、当第2四半期累計期間では、医療実体モデルの販売が順調に推移いたしました。
この結果、3Dプリンター出力事業の売上高は258,049千円(前年同四半期比32.4%増)、営業利益は68,553千円(前年同四半期比54.1%増)となりました。
②鋳造事業
鋳造事業におきましては、新工場であるコンセプトセンター第5期棟(長野県飯田市)が、2018年1月初旬に稼働を開始し、当第2四半期累計期間は鋳造工程の製造能力が段階的に向上してまいりました。
また、コンセプトセンター第5期棟の2階には、社内コミュニケーションの活性化と能力開発を支援するため、デジタル学習スペースを備えた従業員ラウンジを新設いたしました。
当第2四半期累計期間は、試作及び少量量産の市場環境が堅調に推移したことと、EV化案件の受注割合の増加にともない製作する試作部品数が増加し、また、難易度の高い重要保安部品案件等の受注増加もあり、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、鋳造事業の売上高は753,092千円(前年同四半期比67.7%増)、営業利益は212,605千円(前年同四半期比137.1%増)となりました。
③CT事業
CT事業におきましては、検査・測定サービスの需要に波があったものの、当社の高度な撮像・データ処理及び解析技術と、高性能な産業用CTのラインナップ増加により、当社他セグメントの継続的取引先から大型受注を獲得いたしました。また、産業用CTの販売もあり、前年同四半期比で大幅に増収増益となりました。
この結果、CT事業の売上高は260,474千円(前年同四半期比253.4%増)、営業利益は72,833千円(前年同四半期比76.8%増)となりました。
なお、当第2四半期累計期間の販売実績を産業区分別に示すと次のとおりであります。
3Dプリンター出力事業
セグメント内産業区分当第2四半期累計期間
(自 2018年1月1日 至 2018年6月30日)
販売件数(件)販売金額(千円)比率(%)
卸売業22071,32427.6
電気機械器具製造業28349,22219.1
専門サービス業(他に分類されないもの)17639,08715.1
精密機械・医療機械器具製造業27924,4289.5
その他の製造業19923,1149.0
輸送用機械器具製造業5511,3724.4
一般機械器具製造業278,4403.3
その他の事業サービス業405,0301.9
化学工業94,7001.8
その他14621,3288.3
合計1,434258,049100.0

鋳造事業
セグメント内産業区分当第2四半期累計期間
(自 2018年1月1日 至 2018年6月30日)
販売件数(件)販売金額(千円)比率(%)
電気機械器具製造業114202,37926.9
輸送用機械器具製造業145163,85321.8
卸売業148145,04619.3
鉄鋼業、非鉄金属製造業7894,42312.5
一般機械器具製造業8746,7566.2
精密機械・医療機械器具製造業5830,9884.1
ゴム製品製造業4921,2522.8
娯楽業1017,4012.3
専門サービス業(他に分類されないもの)1414,1111.9
その他2316,8792.2
合計726753,092100.0

CT事業
セグメント内産業区分当第2四半期累計期間
(自 2018年1月1日 至 2018年6月30日)
販売件数(件)販売金額(千円)比率(%)
輸送用機械器具製造業44114,12043.8
窯業・土石製品製造業170,00026.9
卸売業8730,46711.7
専門サービス業(他に分類されないもの)1522,9298.8
精密機械・医療機械器具製造業107,7203.0
一般機械器具製造業96,0302.3
電気機械器具製造業152,9601.1
化学工業62,0000.8
鉄鋼業、非鉄金属製造業61,4040.5
その他82,8431.1
合計201260,474100.0

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.産業区分に関しては、株式会社帝国データバンクのTDB産業分類表の中分類に従っております。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、483千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第2四半期累計期間に当社の鋳造事業の拡大のため、コンセプトセンターにおいて従業員数が増加し、当第2四半期累計期間末の鋳造事業の従業員数は前事業年度末から8名増加し62名となりました。
また、当第2四半期累計期間末の全社の従業員数は、前事業年度末から14名増加し105名となりました。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期累計期間において、CT事業の販売実績が著しく増加いたしました。
これは検査・測定サービスの売上高が増加したことに加えて、産業用CT及び産業用CT用ソフトウェアの販売があったためであります。
(7) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は1,394,002千円となり、前事業年度末に比べ201,348千円増加いたしました。これは主に未収還付法人税等が11,509千円、受取手形及び売掛金が9,967千円減少したものの、現金及び預金が253,577千円、仕掛品が5,416千円増加したことによるものであります。
固定資産は1,378,162千円となり、前事業年度末に比べ115,536千円増加いたしました。これは主に機械及び装置が21,090千円減少したものの、リース資産が92,358千円、建物が17,259千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は2,772,165千円となり、前事業年度末に比べ316,885千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は482,264千円となり、前事業年度末に比べ133,056千円増加いたしました。これは主に買掛金が82,227千円減少したものの、未払法人税等が68,732千円、未払金が39,394千円、短期借入金が28,058千円及びリース債務が21,460千円増加したことによるものであります。
固定負債は347,279千円となり、前事業年度末に比べ72,374千円増加いたしました。これは主に長期借入金が11,132千円減少したものの、リース債務が74,667千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は829,543千円となり、前事業年度末に比べ205,430千円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は1,942,622千円となり、前事業年度末に比べ111,454千円増加いたしました。これは四半期純利益を111,454千円計上したことによるものであります。
(8) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前四半期純利益を168,869千円(前年同四半期9,612千円)計上し、有形固定資産の取得による支出、リース債務の返済による支出、長期借入金の返済による支出があったものの、減価償却費、セール・アンド・リースバックによる収入等により、前事業年度末に比べ253,577千円増加し、当第2四半期累計期間末には718,838千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動の結果獲得した資金は317,918千円(前年同四半期は22,160千円の獲得)となりました。これは主に、仕入債務の減少額82,227千円、たな卸資産の増加額4,682千円、法人税等の支払額3,649千円、利息の支払額2,271千円等の減少があったものの、税引前四半期純利益168,869千円、減価償却費89,386千円、未払消費税等の増加額33,336千円、未収消費税等の減少額25,671千円、売上債権の減少額9,967千円、法人税等の還付額8,372千円等の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は140,068千円(前年同四半期比65.2%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出139,353千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動の結果獲得した資金は75,727千円(前年同四半期比12.4%増)となりました。これは主に、リース債務の返済による支出19,542千円、長期借入金の返済による支出12,006千円があったものの、セール・アンド・リースバックによる収入82,215千円、短期借入金の純増額28,058千円によるものであります。

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