(1) 収益の分解
顧客との契約から認識した売上収益の分解は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
| (単位:千円) |
| 報告セグメント |
AI Research & Solution | AI SaaS | 計 |
主要なサービス | ストック収益 | 3,479,468 | 5,422,952 | 8,902,420 |
フロー収益 | 4,358,774 | 647,723 | 5,006,497 |
顧客との契約から認識した収益 | 7,838,242 | 6,070,675 | 13,908,918 |
当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)
| (単位:千円) |
| 報告セグメント |
AI Research & Solution | AI SaaS | 計 |
主要なサービス | ストック収益 | 4,096,301 | 6,346,021 | 10,442,322 |
フロー収益 | 5,833,416 | 617,445 | 6,450,862 |
顧客との契約から認識した収益 | 9,929,718 | 6,963,467 | 16,893,185 |
(注) 1.AI Research & Solutionは主として株式会社PKSHA Technology、株式会社アイテック等の売上収益が含まれており、アルゴリズムライセンスの提供や駐車場の管理受託等、継続的に発生する売上収益をストック収益、顧客との共同研究・ソリューションによる売上収益や駐車場機器の販売等をフロー収益としております。
2.AI SaaSには株式会社PKSHA Workplace、株式会社PKSHA Communication、株式会社PKSHA Associatesが提供する各種ソフトウエアプロダクトに係る売上収益が含まれており、利用料金等の継続課金による売上収益をストック収益とし、初期設定等による売上収益をフロー収益としております。
(2) 契約残高
顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債
顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の金額は、以下のとおりであります。
(単位:千円) |
| 移行日 (2022年10月1日) | 前連結会計年度末 (2023年9月30日) | 当連結会計年度末 (2024年9月30日) |
「営業債権及びその他の債権」に含まれる債権 | 1,475,334 | 1,954,457 | 2,048,604 |
「営業債権及びその他の債権」に含まれる契約資産(注)1 | ― | 5,252 | 47,505 |
契約負債(注)2 | 315,753 | 348,080 | 509,888 |
(注) 1.契約資産は、主にAI Research & Solution事業におけるソリューション提供について、報告日時点で完了しているがまだ請求していない履行義務に係る対価に関連するものであり、支払に対する権利が無条件になった時点で債権に振り替えられます。
2.契約負債は顧客からの前受金に関連するものであり、履行義務を充足した時点で収益に振り替えられます。また、前連結会計年度及び当連結会計年度に認識した収益のうち期首現在の契約負債残高に含まれていたものは、それぞれ315,753千円及び348,080千円であります。
(3) 残存履行義務に配分した取引価格
当社グループにおいては、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。- 有価証券報告書-第12期(2023/10/01-2024/09/30)