有価証券報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)
(3)「人的資本経営の実践」(人財戦略)への取り組み
当社グループでは、従来より従業員は重要な財産であるとの認識から人材については「人財」と表記し、「人財」を重視した経営を進めてまいりました。第三次中期経営計画(計画期間2024年4月~2027年3月)では、これまでの人的資本に対する取り組みを更に加速させるため、基本戦略Ⅲ「人的資本価値の向上」を掲げ、「みなさまの期待に応えるサービスを提供し、地域社会の発展に貢献し続ける」ことを使命とする当社グループの経営理念の実現に繋げる人財戦略に取り組んでおります。
①ガバナンス
社長を委員長とし、担当役員、グループ各社社長などを主要メンバーとする「人的資本価値向上委員会」を設置し、サステナビリティ推進委員会や地域創生推進委員会と連携し、営業戦略と連動した人財戦略の策定、実行を推進する体制としております。

②人的資本価値向上に関する方針
当社グループでは、「人的資本経営方針」、「人財育成方針」、「社内環境整備方針」を定め、人的資本価値向上に取り組んでおります。
③基本戦略「人的資本価値の向上」
第三次中期経営計画の基本戦略Ⅲ「人的資本価値の向上」では、「グループ総合力を最大化する人財マネジメントの実践」「地域・お客さまの課題を解決する専門性・多様性ある人財基盤の強化」「働きがいや幸福感を実感できる職場環境の整備」の3つの重要戦術に取り組んでおります。

各重要戦術の取り組みについては以下の通りであります。
<グループ総合力を最大化する人財マネジメントの実践>グループ一体での人財マネジメントの実践として、人的資本価値向上委員会において、現状の人財ポートフォリオの可視化に取り組んでおり、経営戦略と連動した目指す人財ポートフォリオを構築するべく、必要とする人財の育成・確保に向けた施策の拡大・充実を進めております。
また、第四北越銀行で先行導入した人財情報システム(タレントマネジメントシステム)である「キャリアサポートシステム」を2025年4月からグループ全社に展開しており、同システムを活用したグループ横断での人財育成や最適配置を進めてまいります。
<地域・お客さまの課題を解決する専門性・多様性ある人財基盤の強化>当社人的資本戦略部に「DE&I推進室」を設置し(2024年7月)、多様な人材の成長・活躍を促すため、女性活躍推進やキャリア人財の活躍促進、障がい者雇用の拡大など、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)施策に積極的に取り組んでおります。
女性活躍推進は取締役会の多様性を確保する観点からも重要な課題であり、2023年度から選抜型の「女性取締役育成プログラム」を開始いたしました。同プログラムでは、当社グループ経営層や社外女性経営者による講義とディスカッションにより経営人財として求められる見識を醸成するほか、経営人財として必要なスキルや経験を身に付けるための実践的な機会を設定し、より実効的な女性経営人財の育成を図っております。同プログラムからグループ会社社長や銀行本部部長を3名輩出しているほか、2024年6月に当社初の女性取締役が就任するなど、グループの女性経営人財育成の成果が着実に現れております。
また、当社グループは、人財育成投資を毎年増加させ、地域やお客さまの複雑化・高度化する課題を解決できる専門性の高い実践力のある人財の育成を進めています。金融に関する専門性の習得にとどまらず、地域の重要な経営課題となりつつあるDX・SXに関する従業員の基礎的なリテラシーの習得を進めるとともに、グループ各社が持つ専門性を活かした連携を一層深めることにより、地域の将来を見据えた課題解決・コンサルティングに取り組んでおります。
専門資格保有者数は次のとおりであります。
(専門資格保有者数(グループ全社合計)) (単位:人)
※該当する資格が複数種類ありますが、複数資格保有者は1人として集計しております。
<働きがいや幸福感を実感できる職場環境の整備>当社グループは、自律的に行動するポジティブな意識の醸成によるエンゲージメント向上を図るとともに、心理的安全性が確保された働きやすい職場環境づくりを進めることで、ウェルビーイングの実現に取り組んでまいります。
具体的取り組みとしては、役員が従業員と直接対話する「役員対話交流会」(年2回開催)により経営理念・経営戦略の理解・浸透を図りグループ一体感を醸成しているほか、従業員の自律的なキャリア形成を支援する「キャリアチャレンジ制度」の拡充や、両立支援制度の拡充、テレワーク等の柔軟な働き方の浸透など、職場環境の整備を進めております。
従業員エンゲージメントの実態を把握し更なる向上への取り組みを推進していくため、従業員意識調査を継続実施しており、同調査の結果に基づいて算出する「従業員エンゲージメント総合スコア」を分析し、エンゲージメント向上施策の改善につなげております。
また、健康経営への取り組み強化を継続しており、「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を第四北越銀行は8年連続(当社は3年連続)で受けております。さらに第四北越銀行では「プラチナえるぼし」、「プラチナくるみんプラス」の認定を受けており、女性活躍や子育て支援の取り組みも評価されております。
当社グループでは、従来より従業員は重要な財産であるとの認識から人材については「人財」と表記し、「人財」を重視した経営を進めてまいりました。第三次中期経営計画(計画期間2024年4月~2027年3月)では、これまでの人的資本に対する取り組みを更に加速させるため、基本戦略Ⅲ「人的資本価値の向上」を掲げ、「みなさまの期待に応えるサービスを提供し、地域社会の発展に貢献し続ける」ことを使命とする当社グループの経営理念の実現に繋げる人財戦略に取り組んでおります。
①ガバナンス
社長を委員長とし、担当役員、グループ各社社長などを主要メンバーとする「人的資本価値向上委員会」を設置し、サステナビリティ推進委員会や地域創生推進委員会と連携し、営業戦略と連動した人財戦略の策定、実行を推進する体制としております。

②人的資本価値向上に関する方針
当社グループでは、「人的資本経営方針」、「人財育成方針」、「社内環境整備方針」を定め、人的資本価値向上に取り組んでおります。
| 人的資本経営方針 |
| 1.目指す姿 第四北越フィナンシャルグループは、人財を最も大切にすべき価値創造の源泉と捉え、経営理念のもと人的資本経営を実践し、地域社会の発展への貢献と当社グループの持続的な企業価値向上を図ります。併せて、本方針の考え方をグループ全体に浸透させ、すべての従業員がグループの一員であることの誇りと責任を感じることができる魅力ある企業グループを目指します。 2.求める人財 <主体的に変化に挑戦する人財>高い倫理観を持ち、行動力と当事者意識をもって主体的に変化に挑戦する人財 <新たな価値を創造する人財>専門性、実践力、問題解決思考力の向上に向けて自律的に学び、新たな価値を創造する人財 <組織力の最大化に貢献する人財>部門や会社を越えた幅広い関係者と連携しながら、組織力の最大化に貢献する人財 3.多様な人財の確保と育成 多様な属性・経験・価値観をもつ人財が活躍できる組織の実現に向け、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進するとともに、従業員一人ひとりの成長・能力向上を積極的に支援し、前項2に掲げる人財を育成・登用します。 また、人的資本価値向上に資する投資を年5%以上増加させ、多様な人財の更なる成長を積極的に後押ししていきます。(子銀行における従前からの方針を踏襲) 4.ウェルビーイングの実現とエンゲージメントの向上 従業員が心身ともに健康で自らの能力を最大限発揮できるよう、ウェルビーイングの実現に取り組むとともに、心理的安全性の高い職場環境を整備し、従業員エンゲージメントの向上を図ります。 5.グループ人的資本価値の最大化 グループ全体での人財活用・活躍促進を推し進め、「公正性」「透明性」「客観性」を確保した処遇・登用と適材適所の人事運営により、グループ人的資本価値の最大化を図ります。 |
| 人財育成方針 |
| 第四北越フィナンシャルグループは、以下の2つのポリシーと社内環境整備を通じて、自律的に学び成長し、多様化・複雑化した環境・社会課題の解決に当事者意識を持って主体的に取り組む多様な人財を育成し、高い実践力・専門力を備えたコンサルティングにより、ステークホルダーに新たな価値を提供するとともに、当社の企業価値向上を図ります。 ◆人財における多様性の確保と活躍推進(DE&I) ジェンダー・国際性・職歴・年齢等の属性によらず従業員一人ひとりの価値観を尊重し、多様な人財の雇用と公正・適切な処遇のもと、多様性から生まれるイノベーションを社会課題の解決に活かしていきます。 ◆コンサルティング機能強化と新たな価値創造に向けた人財育成と登用 専門性と実践力を高め、ソリューション機能の強化による新たな価値の創造に向けて、コンサルティング営業分野をはじめ、IT・システム分野等、多様な経験や技能を持った人財を、新卒・キャリア(経験者)に関わらず採用・育成・登用していきます。 |
| 社内環境整備方針 |
| 第四北越フィナンシャルグループは、健康経営態勢の強化などに取り組み、従業員の心理的・身体的ウェルビーイングを実現するとともに、顧客や地域の信頼に応えるために自律的に行動するポジティブな意識の醸成によるエンゲージメント向上を図り、多様な人財が最高のパフォーマンスを発揮し、個人と組織のサステナブルな成長を促す心理的安全性の高い社内環境を整備していきます。 |
③基本戦略「人的資本価値の向上」
第三次中期経営計画の基本戦略Ⅲ「人的資本価値の向上」では、「グループ総合力を最大化する人財マネジメントの実践」「地域・お客さまの課題を解決する専門性・多様性ある人財基盤の強化」「働きがいや幸福感を実感できる職場環境の整備」の3つの重要戦術に取り組んでおります。

各重要戦術の取り組みについては以下の通りであります。
<グループ総合力を最大化する人財マネジメントの実践>グループ一体での人財マネジメントの実践として、人的資本価値向上委員会において、現状の人財ポートフォリオの可視化に取り組んでおり、経営戦略と連動した目指す人財ポートフォリオを構築するべく、必要とする人財の育成・確保に向けた施策の拡大・充実を進めております。
また、第四北越銀行で先行導入した人財情報システム(タレントマネジメントシステム)である「キャリアサポートシステム」を2025年4月からグループ全社に展開しており、同システムを活用したグループ横断での人財育成や最適配置を進めてまいります。
<地域・お客さまの課題を解決する専門性・多様性ある人財基盤の強化>当社人的資本戦略部に「DE&I推進室」を設置し(2024年7月)、多様な人材の成長・活躍を促すため、女性活躍推進やキャリア人財の活躍促進、障がい者雇用の拡大など、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)施策に積極的に取り組んでおります。
女性活躍推進は取締役会の多様性を確保する観点からも重要な課題であり、2023年度から選抜型の「女性取締役育成プログラム」を開始いたしました。同プログラムでは、当社グループ経営層や社外女性経営者による講義とディスカッションにより経営人財として求められる見識を醸成するほか、経営人財として必要なスキルや経験を身に付けるための実践的な機会を設定し、より実効的な女性経営人財の育成を図っております。同プログラムからグループ会社社長や銀行本部部長を3名輩出しているほか、2024年6月に当社初の女性取締役が就任するなど、グループの女性経営人財育成の成果が着実に現れております。
また、当社グループは、人財育成投資を毎年増加させ、地域やお客さまの複雑化・高度化する課題を解決できる専門性の高い実践力のある人財の育成を進めています。金融に関する専門性の習得にとどまらず、地域の重要な経営課題となりつつあるDX・SXに関する従業員の基礎的なリテラシーの習得を進めるとともに、グループ各社が持つ専門性を活かした連携を一層深めることにより、地域の将来を見据えた課題解決・コンサルティングに取り組んでおります。
専門資格保有者数は次のとおりであります。
(専門資格保有者数(グループ全社合計)) (単位:人)
| 専門資格 | 2024年3月末 | 2025年3月末 | 前年比 |
| FP1級 | 205 | 205 | ±0 |
| 中小企業診断士 | 51 | 52 | +1 |
| 証券アナリスト | 54 | 52 | △2 |
| 情報セキュリティマネジメント | 153 | 165 | +12 |
| ITコーディネータ | 25 | 34 | +9 |
| ITパスポート | 1,236 | 1,323 | +87 |
| 脱炭素アドバイザーベーシック※ | 1,152 | 1,456 | +304 |
| TOEIC800点以上 | 22 | 26 | +4 |
※該当する資格が複数種類ありますが、複数資格保有者は1人として集計しております。
<働きがいや幸福感を実感できる職場環境の整備>当社グループは、自律的に行動するポジティブな意識の醸成によるエンゲージメント向上を図るとともに、心理的安全性が確保された働きやすい職場環境づくりを進めることで、ウェルビーイングの実現に取り組んでまいります。
具体的取り組みとしては、役員が従業員と直接対話する「役員対話交流会」(年2回開催)により経営理念・経営戦略の理解・浸透を図りグループ一体感を醸成しているほか、従業員の自律的なキャリア形成を支援する「キャリアチャレンジ制度」の拡充や、両立支援制度の拡充、テレワーク等の柔軟な働き方の浸透など、職場環境の整備を進めております。
従業員エンゲージメントの実態を把握し更なる向上への取り組みを推進していくため、従業員意識調査を継続実施しており、同調査の結果に基づいて算出する「従業員エンゲージメント総合スコア」を分析し、エンゲージメント向上施策の改善につなげております。
また、健康経営への取り組み強化を継続しており、「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を第四北越銀行は8年連続(当社は3年連続)で受けております。さらに第四北越銀行では「プラチナえるぼし」、「プラチナくるみんプラス」の認定を受けており、女性活躍や子育て支援の取り組みも評価されております。