四半期報告書-第5期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 16:00
【資料】
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注記事項-金融商品の公正価値、要約四半期連結財務諸表(IFRS)

9.金融商品の公正価値
(1)公正価値の算定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり決定しております。
金融商品の公正価値の見積りにおいて、市場価格が入手できる場合は、市場価格を用いております。市場価格が入手できない金融商品の公正価値に関しては、将来キャッシュ・フローを割り引く方法、純資産価値に基づく方法、その他の適切な評価方法により見積もっております。
(2)公正価値ヒエラルキー
金融商品のうち、当初認識後に公正価値で測定される金融商品について、その公正価値の測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。当該分類において、それぞれの公正価値のヒエラルキーは、以下のように定義しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
(3)償却原価で測定される金融商品
償却原価で測定される金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当第2四半期連結会計期間
(2019年9月30日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
百万円百万円百万円百万円
金融資産
敷金及び保証金2,6642,7562,6832,768
合計2,6642,7562,6832,768
金融負債
借入金41,69441,69440,92940,929
リース負債3,5763,5619,5319,520
合計45,27042,25550,46050,450

償却原価で測定される金融資産及び金融負債の公正価値はレベル2に分類しております。
借入金及びリース負債は、1年内返済予定の残高を含んでおります。
上記を除く短期の金融資産、短期の金融負債は、公正価値と帳簿価額が近似しているため、上表には含めておりません。
上記の公正価値の測定方法は次のとおりであります。
① 敷金及び保証金
同様の貸付形態での追加貸付に係る利率を使用した将来キャッシュ・フローを、期日までの期間で割り引いた現在価値により算定しております。
② 借入金
変動金利による借入れであるため、短期間で市場金利を反映しており、また、グループ企業の信用状態に借入れ後、大きな変動はないと考えられることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。
③ リース負債
その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(4)公正価値で測定される金融商品
経常的に公正価値で測定される金融商品の公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。なお、前連結会計年度及び当第2四半期連結会計期間において、重要なレベル間の振替はありません。
前連結会計年度(2019年3月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
百万円百万円百万円百万円
金融資産:
その他の金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式--190190
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産-16-16
合計-16190207

当第2四半期連結会計期間(2019年9月30日)
レベル1レベル2レベル3合計
百万円百万円百万円百万円
金融資産:
その他の金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式--286286
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の金融資産-16-16
合計-16286302

上記の公正価値の測定方法は次のとおりであります。
① 株式
非上場株式については、純資産価値に基づく評価技法を用いて算定しており、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分されます。非上場株式の公正価値測定にあたっては、割引率、評価倍率等の観察可能でないインプットを利用しており、必要に応じて一定の非流動性ディスカウントを加味しております。
② その他の金融資産
その他の金融資産に含まれるゴルフ会員権の公正価値については、相場価格等によっております。

(5)公正価値ヒエラルキーレベル3に区分される金融商品の調整表
レベル3に区分された金融商品の期首残高から期末残高までの変動は以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
決算日時点での公正価値測定
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
百万円
期首残高105
利得及び損失合計
その他の包括利益(注)85
購入-
売却-
その他-
期末残高190

(注)その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書
の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれております。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
決算日時点での公正価値測定
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産
百万円
期首残高190
利得及び損失合計
その他の包括利益(注)95
購入-
売却-
その他-
期末残高286

(注)その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書
の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれております。
(6)公正価値ヒエラルキーレベル3の評価プロセス
レベル3に区分されている非上場株式の公正価値の評価方針及び手続の決定は、株式を管理する部門から独立した経理部により行われており、評価モデルを含む公正価値測定については、個々の株式の事業内容、財務情報を定期的に入手、確認しております。
(7)公正価値ヒエラルキーレベル3に区分された公正価値測定の感応度情報
レベル3に分類される金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の変動は見込まれておりません。