有価証券報告書-第27期(2023/12/01-2024/11/30)

【提出】
2025/02/25 11:39
【資料】
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【項目】
140項目
①推進体制とマネジメント
当社グループの人材戦略については、経営陣と人事部門が連携して、課題の抽出や取組を検討し、取締役会の承認を得て実行・推進する体制としております。また、実施した取組については、内部監査担当部門と連携して取組の実効性の確認と改善等を実施しております。
②人材育成に関する方針
当社グループは、高いコンプライアンス意識を持ち、早期に活躍できる人材の育成を目指しております。入社後に当社グループで様々な経験を積み上げることで質の高い意思決定ができる経営者の目線を持ったプロフェッショナルとして、社内・社外のどこでも活躍できる人材を育成する方針です。
③人材育成の主な取組
・宅建勉強会
毎年10月に実施される宅地建物取引士試験に向けて、受験希望者の資格取得の勉強をサポートしています。
・新入社員研修
新入社員を対象に、3か月間、社内でビジネスマナー研修やOJTを行います。
・フォローアップ研修
全従業員を対象に、不動産研修、リフォーム研修等の業務に必要なスキルを取得するための研修を適宜、行います。
・マネジメント研修
管理職を対象に、組織・人・業務のマネジメントスキルを習得するための研修を行います。
・資格取得支援
従業員の能力向上や自己啓発の一環として公的資格を推奨すると共に、対象者には資格手当を支給する制度です。「プロフェッショナルとは学び続ける人」という行動指針に従い、学び続ける文化の醸成に努めています。
当社では、宅地建物取引士を必須資格と定め、職種(営業系、事務系、管理系)を限定せず、企画・管理部門(経理部・財務部等)で就業する社員へも取得を推奨しています。2024年11月末時点の当社グループにおける総合職の宅地建物取引士取得者は166名です。
・創業者による「水永ゼミ」開催
将来、経営幹部を目指す従業員が、経営トップの前で自社の課題や解決策に関するプレゼンテーションを行い、直接フィードバックを受けるゼミ形式の勉強会(通称「水永ゼミ」)です。
④社内環境整備に関する方針
当社グループは、社員が働きがいを感じながら、個々の能力を発揮できる職場環境づくりを目指しています。
多様な人材の活躍に向けて、役職員の行動指針である「スター・マイカ・ウェイ」の下、従業員が生涯勤めたいと思えるような健全な労働環境を整備し、従業員の多様な働き方を支援する方針です。
<スター・マイカ・ウェイ>
オープン&フラットコミュニケーションはオープン&フラット
チームワーク感謝とリスペクトはチームワークの基本
プロフェッショナルプロフェッショナルとは、学び続ける人
クリーン・スマート目指すはワークスマート
スピードスピードで驚かせよう
当事者意識オーナーシップを持てばやるべきことが見えてくる
ビジョンの共有リーダーはビジョンを共有し自ら行動する
成長年齢・経歴ではなく、意欲と向上心
チャレンジチャレンジに限界も後悔もなし
イノベーションカッコいい会社でいよう

⑤社内環境整備の主な取組
当社グループの社内環境整備に関する取組は以下のとおりです。
<社内のコミュニケーションを活性化する取組>・メンター制度:先輩社員がメンターになり、新しく入社した後輩社員へ様々な支援を行います。
・スター・カード:スター・マイカ・ウェイを体現し、模範となった従業員へメッセージカードを贈ります。
・夜会:月に一度、情報共有を目的として開催される全社員参加のオンライン会議です。各種表彰も行います。
・シャッフルランチ:会社が昼食代を負担し、部署横断型の交流ランチ会を開催しています。
・社内イベント:2024年11月期は全社一斉清掃イベント、社内Bar×ドネーション、社員旅行等を開催しました。
<人事制度の見直し>従業員の多様な働き方を支援し、社員が持つ能力を最大限に発揮できるようにするため、人事制度を2023年12月1日より改定しました。フレックスタイム制度の導入、育児短時間勤務を対象となる子が小学校を卒業するまで延長、介護短時間勤務を無期限に延長、私傷病休暇制度の充実化等を図りました。
<資産形成支援>拠出金の90%を奨励金として付与する従業員持株会制度や、企業型確定拠出年金制度を導入しています。
モバイル端末やクラウドシステム等のITツールの活用を推進することで、労働生産性の向上に努めています。