介護事業を取り巻く環境は、少子高齢化社会の進行を背景に、介護サービスに対する需要の増加とともに、利用者の介護ニーズの多様化が見られます。このため、当社では求められる介護サービスの提供とその質の向上を図るべく、人材の適正配置と教育・研修の充実による介護人材の育成・強化、及び定着に努めてまいりました。これにより、通所介護を中心に有資格者の手厚い配置を可能とし、加算の追加算定等による売上の増加に繋げてまいりました。また、ドミナント展開している事業所では利用者のニーズに合わせたサービス展開とその実績がケアマネジャーに認められるなど、当社サービス利用の拡大を図ってまいりました。
当期においては、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令により、懸念を示した一部利用者の利用の自粛等もあり、通所介護を中心に利用者数は減少いたしました。しかしながら、当社が進めてきたドミナントモデル(サービス付き高齢者向け住宅を中心に同一建物内で様々なサービスをドミナント的に提供するモデル)においては、徹底的な衛生管理と、安心してご利用いただける環境のご提供により、自粛の影響を最小限にとどめることができました。
また、地域包括ケアを推進するためミサワホームグループの一員である株式会社マザアスと以前より協力関係を築いていましたが、このたび業務連携協定を締結し、千葉県柏市エリアの「地域包括ケア」の推進が大きく前進することとなりました。そしてその業務連携協定の目玉として2020年7月1日より柏市 酒井根に所在する「グループホーム(ミアヘルサホーム だんらん柏・酒井根)」と「小規模多機能ホーム(ミアヘルサ小規模多機能ホーム柏酒井根)」の2事業所を事業継承し、新たなスタートを切りました。これにより、ご利用者様の介護度が重度化した場合などでも継続的にミアヘルサ・グループでのケアが可能となり、また、日常の中でよりフレキシブルなケアが実現でき、より一層ご利用者様の個々のニーズに寄り添うことが可能となりました。2020年9月末現在、グループホームは満床、小規模多機能ホームも順調に利用者を増やしています。
2020/11/11 16:46