① 財政状態及び経営成績の状況
当社グループでは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性を向上させることを目的として、IFRSを適用しております。同基準に基づいた当連結会計年度の業績につきましては、売上収益200,344百万円(前期比3.4%増)、
営業利益16,984百万円(前期は35,888百万円の
営業損失)、税引前当期利益16,789百万円(前期は36,214百万円の税引前当期損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益12,667百万円(前期は28,269百万円の親会社の所有者に帰属する当期損失)となりました。なお、当社は、IFRSの適用に当たり、会社の経常的な収益性を示す利益指標として、「コア
営業利益」を導入し、経営成績を判断する際の参考指標と位置づけることとしております。「コア
営業利益」は、
営業利益から当社グループが定める非経常的な要因による損益を除外しております。同基準に基づいた当連結会計年度の「コア
営業利益」は、23,071百万円(前期比12.3%減)となりました。
| (単位:百万円) |
| 売上収益 | 193,816 | 200,344 | 6,528 | 3.4 |
| 営業利益(△損失) | △35,888 | 16,984 | 52,872 | - |
| 税引前当期利益(△損失) | △36,214 | 16,789 | 53,004 | - |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益(△損失) | △28,269 | 12,667 | 40,935 | - |
| コア営業利益 | 26,321 | 23,071 | △3,250 | △12.3 |
当社グループは、持株会社体制の下、2021年5月に発表した長期ビジョン「Sawai Group Vision 2030」と2024年3月期を最終年度とする中期経営計画「START 2024(以下「中計」という。)」において、2030年度に目標とする企業イメージを(創りたい世界像)「より多くの人々が身近にヘルスケアサービスを受けられ、社会の中で安心して活き活きと暮らせる世界」、(ありたい姿)「個々のニーズに応じた、科学的根拠に基づく製品・サービスを複合的に提供することで、人々の健康に貢献し続ける存在感のある会社」と掲げると共に、「国内ジェネリック医薬品市場におけるシェア拡大」「米国事業における将来の成長に向けた事業投資」「新たな成長分野の開拓」を3つの柱としております。また、中計においては、ジェネリック医薬品事業では新製品の売上増加、安定供給力の強化、新規事業への進出に向けては、デジタル・医療機器事業、オーファン医薬品事業(ALS等)、健康食品事業の3領域に重点的にリソースを投入することとしております。