当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く世界経済は、新型コロナウイルス感染症の収束による経済活動の本格化により全体的に回復基調にあります。一方、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に加え、イスラエル・パレスチナの軍事衝突勃発による地政学的リスクの高まり、また中国経済減速等の影響により、先行きへの不透明感が依然ぬぐい切れない状況です。
このような状況の中、当社グループの第3四半期連結累計期間は、世界経済の動向による影響は軽微でありましたが、売上高は弱含みとなりました。特に、半導体事業においては、第2四半期より再度顕在化しました一部調達部材の合格率低下の影響が継続し、売上高は低調な水準となりました。部材不具合の対応状況は、第2四半期での不具合の物理的メカニズム解明を受け、長期信頼性評価を進めておりますが、現行ベンダーの不安定なエンジニアリングにより、やや時間を要する状況となっております。一方で、セカンドベンダーにおいては、信頼性評価は順調に進展し、第4四半期から顧客認定への出荷開始を予定しております。ヘルスケア事業においては、第2四半期で一旦持ち直しましたが、当第3四半期は当初予想をやや下回りました。新領域事業においては、当第3四半期の売上高は当初予想を下回る結果となりました。
また、当社グループは、2023年3月1日にイスラエルの結晶メーカーであるRaicol Crystals Ltd.の株式を100%取得し、子会社化いたしました。同社は、第1四半期連結会計期間末日(2023年3月31日)をみなし取得日としているため、第1四半期連結会計期間においては貸借対照表のみ連結し、第2四半期連結会計期間より損益計算書についても連結しております。なお、Raicol Crystals Ltd.の売上高は、全て新領域事業に計上しております。
2024/01/12 16:04