有価証券報告書-第2期(2024/04/01-2025/03/31)
②戦略
当社グループでは、「人は財産であり、企業価値向上の源泉である」との考えのもと、人財マネジメントの方針を定め、経営戦略と連動した人財戦略を展開しております。
・エンゲージメント経営の実践
a.お客さま・従業員・当社の成長の好循環
当社グループが、従業員の成長や活躍を支援することにより、全従業員が自身の成長と活躍に向けて自律的に取り組むことで、これまで以上に仕事に熱意を持ち、当社グループに対する貢献意欲を持てる組織風土を醸成し、企業価値の向上につなげるべく、エンゲージメント経営の実践に取り組んでおります。
特に、「地域・お客さま」「当社グループ」「従業員」の利益を最大化するキーファクターがエンゲージメントであると捉え、その把握・向上に努めております。

b.エンゲージメントの把握
当社グループでは、2023年度より従業員意識調査「エンゲージメントサーベイ」を実施しており、その中で「エンゲージメントスコア」を把握しております。また、毎月の簡易調査として「パルスサーベイ」を実施しております。変化の早い経営環境において、これらのサーベイを活用することで、機動的な諸施策の立案、推進、修正、評価を推進しております。
・人員計画
a.成長を牽引する人財の採用
b.重点分野への人財の配置
c.本人の希望に基づく登用、配置
当社グループでは、従業員一人ひとりのキャリアビジョンやスキル、保有資格、業務経験等を人財情報として活用し、上述の重点分野への配置も含め、従業員一人ひとりの最適な登用・配置と、グループ全体での最適な登用・配置をともに実現しております。本人の希望に基づく登用・配置は目標を80%以上と設定しており、2024年度は、85.9%と高水準を維持しております。
・人財開発(人財育成)
a.目指すべき社員像
当社グループでは、従業員の意識・考動改革による企業カルチャーの変革を目指して、「目指すべき社員像」を以下のとおり定め、人財開発(人財育成)施策の指針としております。
b.人的資本投資の加速
当社グループでは、従前より企業内学校として「京都銀行金融大学校」を設けるなど、早くから積極的に人財に投資をしてきております。金融大学校では、全従業員が得意分野を持ち専門性を有する人財として成長・活躍できるように各種研修を拡充するほか、自主参加型の休日講座を多数開講しております。また、動画視聴による学習支援や、資格取得支援制度の拡充等により、全従業員が自ら学ぶ企業風土を醸成してきております。
人的資本投資額については、新・第1次中期経営計画において3年間の累計投資額20億円を掲げております。既に目標投資額を2年で達成しておりますが、更に人財への投資を加速させ、3年間で35億円の人的資本投資を計画しております。
c.人財の高度化への取組
積極的な人的資本への投資により、コンサルティング力・コーディネート力の向上につながる人財育成を強化しております。特に、広範な金融知識を求められるFP資格の取得を全従業員に奨励しており、全従業員の約8割がAFP・FP2級以上の資格を保有しております。加えて、上位資格であるCFP・FP1級の資格保有者数も金融機関トップ水準となっており、当社グループのコンサルティング力・コーディネート力の土台となっております。その他、専門人財の育成として、M&Aやベンチャー投資等の専門分野における社外派遣、データサイエンティスト育成のための大学院派遣等を通じて、人財の高度化に向けた取り組みを進めております。
・組織開発(組織活性化)
a.自律的なキャリア形成を支援
当社グループには、金融・非金融の枠を超えた多様な活躍フィールドがあります。従業員自身が、「京都フィナンシャルグループ」というフィールドで何を為したいかを主体的に考えることを重視し、その思いに寄り添ったキャリア支援を行っております。具体的には、グループ全体の人財公募制度として「キャリア・チャレンジ制度」を設け、従業員自らがやりたいことに積極的に挑戦できる環境づくりに取り組んでおります。
また、従業員が自らキャリアを描いてくために必要な情報提供や従業員体験を充実させるべく、従業員向けの企業説明会である「ジョブ・キャリアフォーラム」や、業務体験の機会である「社内インターンシップ」を開催したうえで、「キャリア・チャレンジ制度」に繋げております。
中期経営計画において、グループ間の人財交流を3年累計で1,000人以上という目標を掲げており、前述の施策を中心として取組みを進めた結果、実績は2年間で780人となっております。また、2025年6月1日時点では1,004人と目標を超える実績となっておりますが、今後も更に人財交流を進め、多様な人財が多様なフィールドで活躍する組織風土の醸成に取り組んでいきます。
b.ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの推進
c.ウェルビーイングへの取組
当社グループでは、「人は財産であり、企業価値向上の源泉である」との考えのもと、人財マネジメントの方針を定め、経営戦略と連動した人財戦略を展開しております。
| <人財マネジメントの方針>京都フィナンシャルグループの目指すべき姿に向かって、中長期的な視点から人財ポートフォリオを最適化すべく、人員計画に基づき適正人員を確保し、適所適財で配置したうえで、積極的な人財育成(人財開発)と、働きがいのある職場環境づくり(組織開発)を推進する。 これにより、全従業員のエンゲージメントを引き上げ(エンゲージメント経営)、専門性を有する多様な従業員が躍動することで、従業員と企業がともに成長し、企業価値の向上につながる組織づくりを展開する。 ![]() |
・エンゲージメント経営の実践
a.お客さま・従業員・当社の成長の好循環
当社グループが、従業員の成長や活躍を支援することにより、全従業員が自身の成長と活躍に向けて自律的に取り組むことで、これまで以上に仕事に熱意を持ち、当社グループに対する貢献意欲を持てる組織風土を醸成し、企業価値の向上につなげるべく、エンゲージメント経営の実践に取り組んでおります。
特に、「地域・お客さま」「当社グループ」「従業員」の利益を最大化するキーファクターがエンゲージメントであると捉え、その把握・向上に努めております。

b.エンゲージメントの把握
当社グループでは、2023年度より従業員意識調査「エンゲージメントサーベイ」を実施しており、その中で「エンゲージメントスコア」を把握しております。また、毎月の簡易調査として「パルスサーベイ」を実施しております。変化の早い経営環境において、これらのサーベイを活用することで、機動的な諸施策の立案、推進、修正、評価を推進しております。
| 2023年度 | 2024年度 | |
| エンゲージメントスコア | 4.20 | 4.26 |
| エンゲージメントサーベイ | 「企業・組織」「人・チーム」「仕事・キャリア」の3つのカテゴリーで構成される当社独自の従業員意識調査 当社グループに対する従業員の率直な評価と課題を把握することで、諸施策の展開・評価に活用 (2023年度は京都銀行単独の調査、2024年度は当社グループ全体(積水リースを除く)の調査) | |
| エンゲージメントスコア | 「京都フィナンシャルグループの成長・発展に貢献したいという気持ちで、意欲的に仕事に取り組めている」という設問に対する5段階評価での回答スコア | |
| パルスサーベイ | 月に1回の頻度で実施している簡易調査 定例の設問とスポットの設問(計5~10問程度)で構成し、従業員のモチベーションや、諸施策に対する反応度を把握 | |
・人員計画
a.成長を牽引する人財の採用
| 「地域社会の繁栄に奉仕する~地域の成長を牽引し、ともに未来を創造する~」という当社グループの経営理念に共感し、ともに歩むことのできる人財を新卒・経験者採用ともに、積極的に採用しています。新卒採用では、当社グループの将来を牽引する人財を確保すべく、2023年以降初任給の引き上げを複数回実施し、2026年新卒では大卒初任給を285千円としております。このような積極的な採用への取り組みの結果、2025年新卒では200名規模の採用を実現するとともに、直近3年度においていずれも計画した採用数を充足しております。また、金融・非 | ![]() |
| 金融の分野を問わず、拡大する事業領域を牽引する専門性を兼ね備えた人財の確保も課題と認識し、2025年新卒者より専門性を活かした銀行本部への配属も行っています。 経験者採用においては、金融機関出身者はもとよりコンサル業界やIT業界の出身者等、多様な採用を行った結果、2024年度の採用数は30名となり、前年5倍の実績となっております。今後も、豊富な経験を持つ多様な人財の採用をさらに加速させ、お客さまへのさらなる価値提供に繋げていきます。 | |
b.重点分野への人財の配置
| 新規事業分野・戦略分野における要員を「戦略人財」として養成し、当社戦略上の重点分野に集中的に配置することで、事業領域の拡大を実現しております。新・第1次中期経営計画において3年間で65名の配置を目標としておりましたが、2年間で目標を上回る83名の配置を完了しております。特に、当社グループの事業展開を迅速に行うべく、83名のうち半数を超える44名は京都銀行以外のグループ会社に配置しております。当社グループの更なる成長加速のため、配置目標を60名増の125名に引上げ、機動的な配置を通じて事業戦略を人財面から支えていきます。 | ![]() |
c.本人の希望に基づく登用、配置
当社グループでは、従業員一人ひとりのキャリアビジョンやスキル、保有資格、業務経験等を人財情報として活用し、上述の重点分野への配置も含め、従業員一人ひとりの最適な登用・配置と、グループ全体での最適な登用・配置をともに実現しております。本人の希望に基づく登用・配置は目標を80%以上と設定しており、2024年度は、85.9%と高水準を維持しております。
・人財開発(人財育成)
a.目指すべき社員像
当社グループでは、従業員の意識・考動改革による企業カルチャーの変革を目指して、「目指すべき社員像」を以下のとおり定め、人財開発(人財育成)施策の指針としております。
<目指すべき社員像>お客様や同僚から感謝される「記憶に残る社員」になる
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b.人的資本投資の加速
当社グループでは、従前より企業内学校として「京都銀行金融大学校」を設けるなど、早くから積極的に人財に投資をしてきております。金融大学校では、全従業員が得意分野を持ち専門性を有する人財として成長・活躍できるように各種研修を拡充するほか、自主参加型の休日講座を多数開講しております。また、動画視聴による学習支援や、資格取得支援制度の拡充等により、全従業員が自ら学ぶ企業風土を醸成してきております。
人的資本投資額については、新・第1次中期経営計画において3年間の累計投資額20億円を掲げております。既に目標投資額を2年で達成しておりますが、更に人財への投資を加速させ、3年間で35億円の人的資本投資を計画しております。
| また、一人あたりの人的資本投資額についても、 今中計期間最終年度である2025年度に「200千円以上」を目標としておりましたが、既存の業務研修にとどまらず、経営環境の変化に即した研修を積極的に実施した結果、2024年度実績は367千円と目標を大きく上回る成果となっております。 | ![]() |
c.人財の高度化への取組
積極的な人的資本への投資により、コンサルティング力・コーディネート力の向上につながる人財育成を強化しております。特に、広範な金融知識を求められるFP資格の取得を全従業員に奨励しており、全従業員の約8割がAFP・FP2級以上の資格を保有しております。加えて、上位資格であるCFP・FP1級の資格保有者数も金融機関トップ水準となっており、当社グループのコンサルティング力・コーディネート力の土台となっております。その他、専門人財の育成として、M&Aやベンチャー投資等の専門分野における社外派遣、データサイエンティスト育成のための大学院派遣等を通じて、人財の高度化に向けた取り組みを進めております。
| 専門資格の取得 | |
| CFP・FP1級 | 659名 |
| AFP・FP2級 | 1,992名 |
・組織開発(組織活性化)
a.自律的なキャリア形成を支援
当社グループには、金融・非金融の枠を超えた多様な活躍フィールドがあります。従業員自身が、「京都フィナンシャルグループ」というフィールドで何を為したいかを主体的に考えることを重視し、その思いに寄り添ったキャリア支援を行っております。具体的には、グループ全体の人財公募制度として「キャリア・チャレンジ制度」を設け、従業員自らがやりたいことに積極的に挑戦できる環境づくりに取り組んでおります。
また、従業員が自らキャリアを描いてくために必要な情報提供や従業員体験を充実させるべく、従業員向けの企業説明会である「ジョブ・キャリアフォーラム」や、業務体験の機会である「社内インターンシップ」を開催したうえで、「キャリア・チャレンジ制度」に繋げております。
中期経営計画において、グループ間の人財交流を3年累計で1,000人以上という目標を掲げており、前述の施策を中心として取組みを進めた結果、実績は2年間で780人となっております。また、2025年6月1日時点では1,004人と目標を超える実績となっておりますが、今後も更に人財交流を進め、多様な人財が多様なフィールドで活躍する組織風土の醸成に取り組んでいきます。
![]() | ジョブ・キャリアフォーラム …従業員が従業員に対して、自身が所属する会社や部署の説明・紹介を行う社内向け企業説明会 社内インターンシップ …希望するグループ会社や部署の業務を学び、実際に体験することを通じ、興味や理解を深め、今後のキャリア形成や成長をサポートする制度 キャリア・チャレンジ制度 …若手からシニアまで幅広い従業員を対象としたグループ全体の人財公募制度 |
b.ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの推進
| 多様な人財が活躍できる環境構築に取り組む中、特に女性活躍推進については、仕事と家庭の両立支援策を拡充する各種施策を実施し、キャリアアップを推進しております。女性管理職比率は2026年3月に20%の目標を掲げ取り組んでおります。また、管理職候補の養成も積極的に進め、管理職を含む女性役席比率は初めて25%を超えました。 経験者採用においても、これまでの採用者の中から、現在では役員・部店長職を務める者が多数出ており、多様な人財が活躍しております。 | ![]() |
c.ウェルビーイングへの取組
| 当社グループでは、当社グループで働く満足度を高める環境づくりを積極的に行っております。具体的には、「京都フィナンシャルグループ従業員持株会」を組織し、口数に応じて拠出金額の5~20%を奨励金として補助しております。当社グループ全体の持株会加入率(2025年3月末時点)は90%を超える極めて高い水準となっており、重要なステークホルダーである従業員の当社グループへのエンゲージメントの表れと認識しています。 | ![]() |
| また、健康診断やストレスチェックなど法令上の取組はもとより、京都銀行健康保険組合においてヘルスケアプラットフォーム「Pep Up」を導入するなど、従業員が、身体的・社会的・金銭的・心理的により良い状態であることを目指して取組を強化しています。 | |







