半期報告書-第3期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績に関する説明
当中間連結会計期間の概況
当中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年9月30日)における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場は人口知能(AI)向けが牽引役となり需要が引き続き好調に推移しました。フラットパネルディスプレイ市場ではパネルメーカーの稼働率は堅調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要な対面市場であるバイオテック市場は引き続き軟調に推移しました。自動車市場は、当社グループの主要な対面市場である国内が停滞しました。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、事業の最良の将来のため、聖域なくあらゆる選択肢の検討を継続しております。なお、2025年10月1日付で体外診断用医薬品事業、体外診断用医薬品材料事業を株式会社トクヤマへ売却を完了しております。前年同期に発生したバイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)の特殊要因による大幅な損失計上がなくなり、当該事業の抜本的な収益の改善に引き続き取り組んでおります。合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上収益は前年同期比10.9%増の2,112億51百万円、コア営業利益は前年同期の損失338億52百万円から170億54百万円の利益と黒字化しました。
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、半導体材料事業でアジア市場での先端半導体向け材料需要が力強く牽引し売上収益は前年同期を上回りました。
コア営業利益は、半導体材料事業の売上収益増加が大きく寄与し前年同期を大きく上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比8.7%増の1,175億1百万円、コア営業利益は前年同期比310.7%増の218億6百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、ライフサインス事業の最良の将来のため、聖域なくあらゆる選択肢の検討を継続しております。なお、2025年10月1日に売却完了した体外診断用医薬品事業、体外診断用医薬品材料事業につきましては前年同期、当中間連結会計期間ともに非継続事業の損益として分類表示しております。
CDMO事業は、前年同期において当社グループのKBI Biopharma, Inc.で発生した収益認識の一部取り消し等の特殊要因が当中間連結会計期間ではなくなり、売上収益は前年同期を大きく上回りました。
コア営業利益は、CDMO事業でKBI Biopharma, Inc.での上記の前年同期における特殊要因に伴う損失影響がなくなり大幅な損益改善、CRO事業での継続的コスト抑制による損益改善等により前年同期を上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比55.7%増の444億48百万円、コア営業利益は前年同期の損失340億46百万円から損失30億円と大きく改善しました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である国内自動車市場及び産業用資材向け需要が弱く、販売数量は減少しました。価格改定を進めるも売上収益は前年同期を若干下回りました。
コア営業利益は、スプレッドの改善や会計要因等もあり前年同期を上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比1.4%減の456億50百万円、コア営業利益は前年同期の損失22億20百万円から7億41百万円の利益となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当中間連結会計期間の資産は、主に売却目的保有に分類される処分グループに係る資産の増加により、前期比62億56百万円増の1兆1,483億16百万円となりました。
② 負債
当中間連結会計期間の負債は、主に繰延税金負債の減少により、前期比53億43百万円減の7,670億37百万円となりました。
③ 資本
当中間連結会計期間の資本は、主にその他の資本の構成要素の増加により、前期比115億99百万円増の3,812億79百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期末比26億36百万円減の502億72百万円となりました。
営業活動による資金収支は、232億89百万円の収入(前年同期は129億51百万円の支出)となりました。主な科目は、減価償却費及び償却費244億86百万円であります。
投資活動による資金収支は、43億98百万円の支出(前年同期は6,858億56百万円の支出)となりました。主な科目は、有形固定資産等の取得による支出144億78百万円であります。
財務活動による資金収支は、175億93百万円の支出(前年同期は8,934億32百万円の収入)となりました。主な科目は、社債の償還による支出130億円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて157億97百万円であります。
当中間連結会計期間の概況
当中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年9月30日)における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場は人口知能(AI)向けが牽引役となり需要が引き続き好調に推移しました。フラットパネルディスプレイ市場ではパネルメーカーの稼働率は堅調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要な対面市場であるバイオテック市場は引き続き軟調に推移しました。自動車市場は、当社グループの主要な対面市場である国内が停滞しました。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、事業の最良の将来のため、聖域なくあらゆる選択肢の検討を継続しております。なお、2025年10月1日付で体外診断用医薬品事業、体外診断用医薬品材料事業を株式会社トクヤマへ売却を完了しております。前年同期に発生したバイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)の特殊要因による大幅な損失計上がなくなり、当該事業の抜本的な収益の改善に引き続き取り組んでおります。合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上収益は前年同期比10.9%増の2,112億51百万円、コア営業利益は前年同期の損失338億52百万円から170億54百万円の利益と黒字化しました。
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上収益 | |||||||
| デジタルソリューション事業 | 108,123 | 56.8% | 117,501 | 55.6% | 9,377 | 8.7% | |
| ライフサイエンス事業 | 28,554 | 15.0% | 44,448 | 21.0% | 15,894 | 55.7% | |
| 合成樹脂事業 | 46,321 | 24.3% | 45,650 | 21.6% | △670 | △1.4% | |
| その他事業 | 7,504 | 3.9% | 3,652 | 1.7% | △3,851 | △51.3% | |
| 合計 | 190,501 | 100.0% | 211,251 | 100.0% | 20,750 | 10.9% | |
| 国内売上収益 | 52,268 | 27.4% | 62,309 | 29.5% | 10,041 | 19.2% | |
| 海外売上収益 | 138,233 | 72.6% | 148,942 | 70.5% | 10,708 | 7.7% | |
| 区分 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 比率 | ||
| コア営業利益 | △33,852 | △17.8% | 17,054 | 8.1% | 50,906 | -% | |
| 親会社の所有者に帰属する 中間利益(△損失) | △57,315 | △30.1% | 3,400 | 1.6% | 60,715 | -% | |
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、半導体材料事業でアジア市場での先端半導体向け材料需要が力強く牽引し売上収益は前年同期を上回りました。
コア営業利益は、半導体材料事業の売上収益増加が大きく寄与し前年同期を大きく上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比8.7%増の1,175億1百万円、コア営業利益は前年同期比310.7%増の218億6百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、ライフサインス事業の最良の将来のため、聖域なくあらゆる選択肢の検討を継続しております。なお、2025年10月1日に売却完了した体外診断用医薬品事業、体外診断用医薬品材料事業につきましては前年同期、当中間連結会計期間ともに非継続事業の損益として分類表示しております。
CDMO事業は、前年同期において当社グループのKBI Biopharma, Inc.で発生した収益認識の一部取り消し等の特殊要因が当中間連結会計期間ではなくなり、売上収益は前年同期を大きく上回りました。
コア営業利益は、CDMO事業でKBI Biopharma, Inc.での上記の前年同期における特殊要因に伴う損失影響がなくなり大幅な損益改善、CRO事業での継続的コスト抑制による損益改善等により前年同期を上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比55.7%増の444億48百万円、コア営業利益は前年同期の損失340億46百万円から損失30億円と大きく改善しました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である国内自動車市場及び産業用資材向け需要が弱く、販売数量は減少しました。価格改定を進めるも売上収益は前年同期を若干下回りました。
コア営業利益は、スプレッドの改善や会計要因等もあり前年同期を上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比1.4%減の456億50百万円、コア営業利益は前年同期の損失22億20百万円から7億41百万円の利益となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当中間連結会計期間の資産は、主に売却目的保有に分類される処分グループに係る資産の増加により、前期比62億56百万円増の1兆1,483億16百万円となりました。
② 負債
当中間連結会計期間の負債は、主に繰延税金負債の減少により、前期比53億43百万円減の7,670億37百万円となりました。
③ 資本
当中間連結会計期間の資本は、主にその他の資本の構成要素の増加により、前期比115億99百万円増の3,812億79百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期末比26億36百万円減の502億72百万円となりました。
営業活動による資金収支は、232億89百万円の収入(前年同期は129億51百万円の支出)となりました。主な科目は、減価償却費及び償却費244億86百万円であります。
投資活動による資金収支は、43億98百万円の支出(前年同期は6,858億56百万円の支出)となりました。主な科目は、有形固定資産等の取得による支出144億78百万円であります。
財務活動による資金収支は、175億93百万円の支出(前年同期は8,934億32百万円の収入)となりました。主な科目は、社債の償還による支出130億円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて157億97百万円であります。