訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2024/06/11 15:00
【資料】
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【項目】
155項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態の状況
第4期事業年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)
(資産)
当事業年度末における流動資産は884,756千円となり、前事業年度末に比べ481,791千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が321,479千円、有価証券が143,831千円増加したことによるものであります。固定資産は33,280千円となり、前事業年度末に比べ93,265千円減少いたしました。これは主に差入保証金が106,748千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、918,037千円となり、前事業年度末に比べ388,526千円増加いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は312,483千円となり、前事業年度末に比べ202,133千円増加いたしました。これは主に「プライム登録」の支払方法について半年ごと、一年ごとの支払も可能としたことに伴い、契約負債が145,217千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、312,483千円となり、前事業年度末に比べ202,133千円増加いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は605,554千円となり、前事業年度末に比べ186,393千円増加いたしました。これは主に当期純利益186,098千円の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
この結果、自己資本比率は65.6%(前事業年度末は78.6%)となりました。
第5期第3四半期累計期間(自 2023年6月1日 至 2024年2月29日)
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は1,182,260千円となり、前事業年度末に比べ297,503千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加194,056千円、有価証券の減少139,002千円、未収入金の増加154,930千円、預け金の増加40,353千円、売掛金の増加5,114千円によるものであります。固定資産は77,545千円となり、前事業年度末に比べ44,264千円増加いたしました。これは主に、投資有価証券の増加44,947千円によるものであります。
この結果、総資産は1,259,805千円となり、前事業年度末に比べ341,768千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は432,972千円となり、前事業年度末に比べ120,488千円増加いたしました。これは主に、未払法人税等の増加84,535千円、契約負債の増加47,476千円、コイン引当金の増加17,054千円、未払消費税等の減少15,879千円によるものであります。
この結果、負債合計は432,972千円となり、前事業年度末に比べ120,488千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は826,833千円となり、前事業年度末に比べ221,279千円増加いたしました。これは主に、四半期純利益221,579千円の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
この結果、自己資本比率は65.4%(前事業年度末は65.6%)となりました。
②経営成績の状況
第4期事業年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化後、各種感染症防止策やワクチン接種が進捗、人々の行動制限が緩和され、消費活動は一部で回復の兆しがみられております。一方、世界的な金融引き締め、ロシアによるウクライナへの侵攻等の影響による世界的な物価の高騰や、急激に円安が進展したこともあり、国内景気の先行きや企業収益に与える影響については依然として不透明な状況が続いております。
このような事業環境のもと、当社では、中長期的な企業価値の向上と持続的成長の実現に向け、当社が主力事業として運営するSNS「PostPrime」において、より多くのユーザーに利用してもらえるようにするため、ユーザーにとって魅力的かつ有益な新機能や新サービスの開発に継続的に取り組んでおります。
当事業年度においては、従来は「プライム登録」(「プライムクリエイター」(当社の審査をクリアした収益機能を利用している一部のユーザー)が有料でのみ視聴・閲覧できるように設定した投稿について、ユーザーが一定の期間に対応する料金を支払うことにより、投稿を視聴・閲覧できるサービス)の支払方法について月ごとの支払のみだったものを、半年ごと、一年ごとの支払も可能とし、期間に応じた割引を受けられるようにいたしました。
さらに、「メンバーシップ」という新機能もリリースしており、メンバーシップに申し込むことによって、「プライム登録」の支払にあたり、グレードに応じた割引が受けられる他、ユーザーによる株式指数等に関する予想の投票を集計した結果について、グレードに応じて、より有利な情報を閲覧できるという特典などを受けることができます。
以上の結果、当事業年度の実績は、売上高が787,137千円(前期比22.2%増)、営業利益は247,002千円(前期比32.9%減)、経常利益は260,515千円(前期比37.9%減)、当期純利益は186,098千円(前期比7.3%減)となりました。
なお、当社は金融・経済情報プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントに関する記載は省略しております。
第5期第3四半期累計期間(自 2023年6月1日 至 2024年2月29日)
当第3四半期累計期間における我が国経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復傾向である一方で、エネルギーや食料品を中心とした物価の上昇、世界的な金融資本市場の変動等の影響によって、引き続き先行きが不透明な状況が継続しております。
このような状況の下、当社では、中長期的な企業価値の向上と持続的成長の実現に向け、当社が主力事業として運営するSNS「PostPrime」において、より多くのユーザーに利用してもらえるようにするため、ユーザーにとって魅力的かつ有益な新機能や新サービスの開発に継続的に取り組んでおります。
当第3四半期累計期間においては、AIアニメキャラクター、投票・チャートの全機能を使用できるプラチナ・メンバーシップ、プライムクリエイターまたは当社アカウントが金融・経済等の知見・ノウハウをまとめた動画等のコンテンツを一般ユーザーが購入することができるサービスである「コース」をリリースしました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は、734,340千円、営業利益は316,872千円、経常利益は338,454千円、四半期純利益は221,579千円となりました。
なお、当社は金融・経済情報プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
③キャッシュ・フローの状況
第4期事業年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ336,962千円増加し、701,043千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動により獲得した資金は、359,801千円(前年同期は323,881千円の獲得)となりました。
これは主に、税引前当期純利益の計上260,515千円、契約負債の増加額145,217千円、法人税等の支払額95,474千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動により支出した資金は、19,494千円(前年同期は17,399千円の支出)となりました。
これは主に、投資有価証券の取得による支出132,646千円、保証金の返還による収入118,174千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動により獲得した資金は、3,210千円(前年同期は増減した資金はありません)となりました。
これは、新株予約権の発行による収入3,210千円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社が提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
b.受注実績
当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
c.販売実績
第4期事業年度及び第5期第3四半期累計期間における当社の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社は金融・経済情報プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
セグメントの名称第4期事業年度
(自 2022年6月1日
至 2023年5月31日)
第5期第3四半期累計期間
(自 2023年6月1日
至 2024年2月29日)
売上高(千円)前年同期比(%)売上高(千円)
金融・経済情報プラットフォーム事業787,137122.2734,340

(注)最近2事業年度及び第5期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。下記表の主な取引先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
相手先第3期事業年度
(自 2021年6月1日
至 2022年5月31日)
第4期事業年度
(自 2022年6月1日
至 2023年5月31日)
第5期第3四半期累計期間
(自 2023年6月1日
至 2024年2月29日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
Apple Inc.--129,92516.5111,02815.1
Performance Horizon Group株式会社343,48553.3125,93516.0108,74514.8

(注)1.第3期事業年度のApple Inc.に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。
2.第4期事業年度においてPerformance Horizon Group株式会社への販売が減少しておりますが、これはアフィリエイト広告の取引先を分散したことによります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
①経営成績の状況に関する認識及び分析
第4期事業年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)
(売上高)
当事業年度の売上高は787,137千円(前期比22.2%増)となりました。
これは主に、プライムクリエイターや当社チャンネルに対するプライム登録件数増加、2022年6月にリリースしたメンバーシップ機能により売上が伸長したことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は78,135千円(前期比815.5%増)となりました。
これは主に、プライムクリエイターに対する支払ロイヤリティの増加によるものであります。この結果、当事業年度の売上総利益は709,001千円(前期比11.5%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は461,999千円(前期比72.7%増)となりました。
これは主に、事業規模拡大に伴うシステム利用料、人件費、支払報酬等の増加によるものです。この結果、当事業年度の営業利益は247,002千円(前期比32.9%減)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当事業年度の営業外収益は13,513千円(前期比73.7%減)となりました。
これは主に、前事業年度に計上していた消費税等免除益を当事業年度に計上しなかったこと、当事業年度に為替差益、有価証券利息を計上したことによるものです。なお、当事業年度に営業外費用は計上していません。この結果、当事業年度の経常利益は260,515千円(前期比37.9%減)となりました。
(特別損益、当期純利益)
前事業年度に特別損失として暗号資産売却損、デリバティブ損失を計上していましたが、当事業年度において特別損益は計上していません。当事業年度の法人税等合計は74,417千円(前期比26.8%減)となりました。この結果、当事業年度の当期純利益は186,098千円(前期比7.3%減)となりました。
第5期第3四半期累計期間(自 2023年6月1日 至 2024年2月29日)
(売上高)
当第3四半期累計期間における売上高は734,340千円となりました。
これは主に、AIアニメキャラクター、投票・チャートの全機能を使用できるプラチナ・メンバーシップをリリースしたほかプライム登録件数増加等により売上が伸長したことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当第3四半期累計期間における売上原価は78,312千円となりました。
これは主に、プライムクリエイターに対する支払ロイヤリティの増加によるものであります。この結果、当第3四半期累計期間の売上総利益は656,027千円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当第3四半期累計期間の販売費及び一般管理費は339,155千円となりました。
これは主に、事業規模拡大に伴うシステム利用料、人件費、支払報酬等の増加によるものです。この結果、当第3四半期累計期間の営業利益は316,872千円となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当第3四半期累計期間の営業外収益は21,582千円となりました。
これは主に為替差益、有価証券利息を計上したことによるものです。なお、当第3四半期累計期間に営業外費用は計上していません。この結果、当第3四半期累計期間の経常利益は338,454千円となりました。
(特別損益、当期純利益)
当第3四半期累計期間の特別利益は300千円となりました。
これは新株予約権戻入益を計上したことによるものです。なお、当第3四半期累計期間に特別損失は計上していません。
以上の結果を受け、当第3四半期累計期間の四半期純利益は221,579千円となりました。なお、法人税等合計
は、117,175千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものはなく、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④資本の財源及び資金の流動性
当社の事業活動における主な資金需要は、プライムクリエイターへのロイヤリティの支払の他、事業の継続及び持続的な成長にかかる資金(主に人件費、システム利用料、外注費、支払報酬料、広告宣伝費等)、であります。これらの事業活動に必要な資金について、これまでは営業活動によるキャッシュ・フローで十分にまかなえてきましたが、必要に応じて長期資金需要に対しては株式市場、短期資金需要に対しては金融機関からの調達を実施する可能性があります。
なお、当社の事業は、販売に先行する支払となるような仕入等は無く、提供サービスに対する対価をお客様から受領するビジネスモデルであります。現時点で、短期的な資本の財源及び資金の流動性に問題はありませんが、今後も資金の残高及び各キャッシュ・フローの状況を常にモニタリングしつつ、資本の財源及び資金の流動性の確保・向上に努めてまいります。
なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は701,043千円であり、当社の事業を推進していく上で十分な流動性を確保しております。
⑤経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載したとおり、事業内容、事業運営・組織体制等、様々なリスク要因が経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社は常に市場動向や業界動向を注視しつつ、優秀な人材の確保と適切な教育を実施するとともに、事業運営体制の強化と整備を進めることで、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因に適切な対応を図ってまいります。
⑥経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、売上高と営業利益を重要な経営指標と位置づけ企業価値の向上を図ってまいります。また、これらの経営指標をより具体的に可視化するための指標(KPI)として以下を設定しております。当該指標については、2022年5月期から2023年5月期において継続的に増加しており、順調に推移しているものと認識しております。
a.プライム登録件数
SNS「PostPrime」におけるプライム登録件数
b.メンバーシップ加入件数
グリーンメンバーシップ、シルバーメンバーシップ、ゴールドメンバーシップ及びプラチナメンバーシップの総加入件数
c.平均課金単価
毎月のプライム登録及びメンバーシップの売上合計を各月末残高件数で除した値に関する対象期間の平均値
KPI2022年5月期2023年5月期2024年5月期
第3四半期
プライム登録件数(件)13,31023,85228,213
メンバーシップ加入件数(件)-8,0488,861
平均課金単価(円)1,7341,8691,968

(注)1.プライム登録件数は、各事業年度末または四半期末時点の残高件数を記載しております。
2.メンバーシップ加入件数は、各事業年度末または四半期末時点の残高件数を記載しております。
3.メンバーシップ機能は、2022年6月にリリースされました。
⑦経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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