有価証券報告書-第5期(2023/06/01-2024/05/31)

【提出】
2024/08/28 10:22
【資料】
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【項目】
117項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態の状況
(資産)
当事業年度末における流動資産は1,228,099千円となり、前事業年度末に比べ343,343千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が232,935千円、有価証券が72,115千円増加したことによるものであります。固定資産は51,436千円となり、前事業年度末に比べ18,155千円増加いたしました。これは主に繰延税金資産が17,925千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、1,279,535千円となり、前事業年度末に比べ361,498千円増加いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は411,126千円となり、前事業年度末に比べ98,643千円増加いたしました。これは主に未払法人税等が63,452千円増加したこと、未払金が28,411千円増加したこと及び契約負債が11,081千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、411,126千円となり、前事業年度末に比べ98,643千円増加いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は868,408千円となり、前事業年度末に比べ262,854千円増加いたしました。これは主に当期純利益263,154千円の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
この結果、自己資本比率は67.6%(前事業年度末は65.6%)となりました。
②経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復傾向である一方で、ロシア・ウクライナ危機の長期化や、エネルギーや食料品を中心とした物価の上昇、世界的な金融資本市場の変動等の影響によって、引き続き先行きが不透明な状況が継続しております。
このような状況の下、当社では、中長期的な企業価値の向上と持続的成長の実現に向け、当社が主力事業として運営するSNS「PostPrime」において、より多くのユーザーに利用していただけるようにするため、ユーザーにとって魅力的かつ有益な新機能や新サービスの開発に継続的に取り組んでおります。
当事業年度においては、AIアニメキャラクター、投票・チャートの全機能を使用できるプラチナ・メンバーシップ、プライムクリエイターまたは当社アカウントが金融・経済等の知見・ノウハウをまとめた動画等のコンテンツを一般ユーザーが購入することができるサービスである「コース」をリリースするとともに、既存サービスの改善に取り組みました。
以上の結果、当事業年度における売上高は、945,278千円(前期比20.1%増)、営業利益は351,016千円(前期比42.1%増)、経常利益は383,667千円(前期比47.3%増)、当期純利益は263,154千円(前期比41.4%増)となりました。
なお、当社は金融・経済情報プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
③キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ437,182千円増加し、1,138,225千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動により獲得した資金は、320,310千円(前年同期は359,801千円の獲得)となりました。
これは主に、税引前当期純利益の計上383,967千円、法人税等の支払額75,286千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動により獲得した資金は、109,476千円(前年同期は19,494千円の支出)となりました。
これは主に、投資有価証券の償還による収入154,819千円、投資有価証券の取得による支出41,400千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動により獲得した資金は、260千円(前年同期は3,210千円の獲得)となりました。
これは、新株予約権の発行による収入260千円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社が提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
b.受注実績
当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度における当社の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社は金融・経済情報プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
セグメントの名称当事業年度
(自 2023年6月1日
至 2024年5月31日)
売上高(千円)前年同期比(%)
金融・経済情報プラットフォーム事業945,278120.1

(注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。下記表の主な取引先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
相手先前事業年度
(自 2022年6月1日
至 2023年5月31日)
当事業年度
(自 2023年6月1日
至 2024年5月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
Apple Inc.129,92516.5141,18614.9
Performance Horizon Group
株式会社
125,93516.0122,07012.9

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
①経営成績の状況に関する認識及び分析
(売上高)
当事業年度の売上高は945,278千円(前期比20.1%増)となりました。
これは主に、プライムクリエイターや当社チャンネルに対するプライム登録件数増加、2023年7月にリリースしたプラチナ・メンバーシップ機能により売上が伸長したことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は103,924千円(前期比33.0%増)となりました。
これは主に、プライムクリエイターに対する支払ロイヤリティの増加によるものであります。この結果、当事業年度の売上総利益は841,353千円(前期比18.7%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は490,337千円(前期比6.1%増)となりました。
これは主に、事業規模拡大に伴うシステム利用料、人件費等の増加によるものであります。この結果、当事業年度の営業利益は351,016千円(前期比42.1%増)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当事業年度の営業外収益は32,651千円(前期比141.6%増)となりました。
これは主に、為替差益、有価証券利息を計上したことによるものであります。なお、当事業年度に営業外費用は計上していません。この結果、当事業年度の経常利益は383,667千円(前期比47.3%増)となりました。
(特別損益、当期純利益)
当事業年度の特別利益は300千円(前期は特別利益の計上はありません)となりました。これは新株予約権戻入益によるものであります。また、当事業年度に特別損失は計上しておらず、当事業年度の法人税等合計は120,813千円(前期比62.3%増)となりました。この結果、当事業年度の当期純利益は263,154千円(前期比41.4%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものはなく、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
④資本の財源及び資金の流動性
当社の事業活動における主な資金需要は、プライムクリエイターへのロイヤリティの支払の他、事業の継続及び持続的な成長にかかる資金(主に人件費、システム利用料、外注費、支払報酬料、広告宣伝費等)、であります。これらの事業活動に必要な資金について、これまでは営業活動によるキャッシュ・フローで十分にまかなえてきましたが、必要に応じて長期資金需要に対しては株式市場、短期資金需要に対しては金融機関からの調達を実施する可能性があります。
なお、当社の事業は、販売に先行する支払となるような仕入等は無く、提供サービスに対する対価をお客様から受領するビジネスモデルであります。現時点で、短期的な資本の財源及び資金の流動性に問題はありませんが、今後も資金の残高及び各キャッシュ・フローの状況を常にモニタリングしつつ、資本の財源及び資金の流動性の確保・向上に努めてまいります。
なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,138,225千円であり、当社の事業を推進していく上で十分な流動性を確保しております。
⑤経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載したとおり、事業内容、事業運営・組織体制等、様々なリスク要因が経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社は常に市場動向や業界動向を注視しつつ、優秀な人材の確保と適切な教育を実施するとともに、事業運営体制の強化と整備を進めることで、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因に適切な対応を図ってまいります。
⑥経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、売上高と営業利益を重要な経営指標と位置づけ企業価値の向上を図ってまいります。また、これらの経営指標をより具体的に可視化するための指標(KPI)として以下を設定しております。当該指標については、当事業年度において継続的に増加しており、順調に推移しているものと認識しております。
a.プライム登録件数
SNS「PostPrime」におけるプライム登録件数
b.メンバーシップ加入件数
グリーンメンバーシップ、シルバーメンバーシップ、ゴールドメンバーシップ及びプラチナメンバーシップの総加入件数
c.平均課金単価
毎月のプライム登録及びメンバーシップの売上合計を各月末残高件数で除した値に関する対象期間の平均値
KPI前事業年度当事業年度
プライム登録件数(件)23,85227,074
メンバーシップ加入件数(件)8,0489,362
平均課金単価(円)1,8691,893

(注)1.プライム登録件数は、各事業年度末時点の残高件数を記載しております。
2.メンバーシップ加入件数は、各事業年度末時点の残高件数を記載しております。
⑦経営者の問題意識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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