有価証券報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の資産合計は1,162,629千円となり、前事業年度末に比べ532,112千円増加となりました。これは主に、現金及び預金が436,517千円、繰延税金資産が90,771千円、前払費用が22,446千円増加した一方で、有形固定資産が19,461千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当事業年度末の負債合計は700,779千円となり、前事業年度末に比べ130,894千円増加となりました。これは主に、取引金額の増加により前受金が102,818千円、未払金が37,750千円増加した一方で、長期借入金が31,798千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は461,850千円となり、前事業年度末に比べ401,217千円増加となりました。これは主に、当期純利益366,717千円を計上したこと、新株式の発行により34,500千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当事業年度においては、前事業年度に引き続き「Myシリーズ」各プロダクトの収益が順調に推移するとともに、AIを活用した生産性向上及びプロダクト間のシナジー強化をテーマに、機能開発・サービス改善を推進いたしました。
特に、AIと自動化で日本企業の採用変革を加速する組織「AI X Lab.」を起点に、以下5つの機能をリリースしました。
MyTalent:AIホットフラグ機能/AI OCR機能/アプローチオートメーション機能
MyRefer :社内広報オートメーション機能/リクルーターレコメンド機能
また、リファラル採用SaaS「MyRefer」と、採用MA「MyTalent」や採用CMS「MyBrand」との連携強化にも注力し、「採用はマーケティングになる。」という思想のもと、顧客の業務効率化と体験価値の最大化を実現いたしました。
以上の取り組みの結果、当事業年度における売上高は1,434,211千円(前年同期比34.9%増)となり、営業利益は293,858千円(前年同期比979.8%増)、経常利益は276,146千円(前年同期比936.8%増)、当期純利益は366,717千円(前年同期比1,260.2%増)となっております。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は901,710千円と前事業年度末と比べ436,517千円の増加となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は434,739千円(前事業年度は148,108千円)の獲得となりました。これは主に、税引前当期純利益276,146千円、減価償却費20,791千円、前受金の増加102,818千円、未払金の増加37,750千円による資金の増加があったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は924千円(前事業年度は7,853千円)の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,195千円、無形固定資産の取得による支出388千円があった一方で、貸付金の回収660千円があったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は2,702千円(前事業年度は20,578千円の支出)となりました。これは、新株式の発行による収入34,500千円があった一方で、長期借入金の返済31,798千円があったためであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社で行う事業は、生産に該当する事項がありませんので、記載を省略しております。
b.受注実績
当社で行う事業は、受注から役務提供の開始までの期間が短いため、記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社は「採用マーケティング事業」の単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略しております。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は総販売実績の100分の10未満であるため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成に当たり、決算日における財政状態及び会計期間における経営成績に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、この見積りと異なる場合があります。当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高)
当事業年度の売上高は1,434,211千円(前年同期比34.9%増)となりました。これは主に、リファラル採用支援ツール「MyRefer」に加え、採用MAツール「MyTalent」の販売が順調に推移したこと、顧客企業のタレント・アクイジションの支援を行ったこと、「Myシリーズ」の共通基盤化を行い、顧客価値を高めるとともにカスタマーサクセスの強化、積極的なクロスセル機会が創出できたことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は、237,966千円(前年同期比18.9%増)となりました。これは主に開発に係る労務費が31,096千円増加したこと等によります。この結果、売上総利益は1,196,245千円(前年同期比38.7%増)となりました。
(販売管理費及び営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、902,386千円(前年同期比8.0%増)となりました。これは主に人件費が62,607千円増加したこと等によるものであります。この結果、営業利益は293,858千円(前年同期比979.8%増)となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当事業年度において、営業外収益が1,579千円、営業外費用が19,291千円発生しております。この結果、経常利益は276,146千円(前年同期比936.8%増)となりました。
(特別損益、法人税等及び当期純利益)
当事業年度における、特別利益及び特別損失の発生はありませんでした。法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は△90,571千円となりました。この結果、当期純利益は366,717千円(前年同期比1,260.2%増)となりました。
③ 財政状態の状況の分析・検討内容
財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。
④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社は、事業上必要な資金を手許資金で賄う方針でありますが、事業収益から得られる資金だけでなく、過去における増資資金及び株式公開における調達資金で賄う予定であります。資金の流動性については、資産効率を考慮しながら、現金及び現金同等物において確保を図っております。資金需要としては、企業価値を増加させるために、主に人材採用、システム開発等を予定しております。
キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は経営成績を把握することを目的として、売上高、MyシリーズMRRを含むサブスクリプション売上高比率、売上高総利益率、営業利益率を重要な客観的な指標と捉えております。
また、2025年3月期における当社売上高のおよそ94%がサブスクリプション売上高であるため、経営上の目標の達成状況を判断するための指標として、ARR(Annual Recurring Revenue)、課金利用社数、ARPA(Myシリーズ1アカウント当たりの月額サブスクリプション売上高)を重要な経営指標と捉えております。これらの指標につきましては今後も継続的に向上させるよう努めてまいります。
(年度ベース)
(注1)ARR(Annual Recurring Revenue): 年間経常収益。各期末時点におけるMRR(Monthly Recurring Revenue、対象月の月末時点における管理会計上のサブスクリプション売上高)を12倍して算出。
(注2)課金利用社数:Myシリーズを課金利用していただいている社数。複数アカウントを利用している企業も存在する。
(注3)ARPA:Myシリーズをご利用いただいている1社当たりの月額サブスクリプション売上高。2025年3月期のARPAは前年比113.4%。
(注4)サブスクリプション売上高比率:当該期間におけるサブスクリプション売上高累計額の売上高合計に占める比率。例えば、2025年3月期のサブスクリプション売上高比率94.0%は、2024年4月~2025年3月の累計額に基づいて算出。
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の資産合計は1,162,629千円となり、前事業年度末に比べ532,112千円増加となりました。これは主に、現金及び預金が436,517千円、繰延税金資産が90,771千円、前払費用が22,446千円増加した一方で、有形固定資産が19,461千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当事業年度末の負債合計は700,779千円となり、前事業年度末に比べ130,894千円増加となりました。これは主に、取引金額の増加により前受金が102,818千円、未払金が37,750千円増加した一方で、長期借入金が31,798千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は461,850千円となり、前事業年度末に比べ401,217千円増加となりました。これは主に、当期純利益366,717千円を計上したこと、新株式の発行により34,500千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当事業年度においては、前事業年度に引き続き「Myシリーズ」各プロダクトの収益が順調に推移するとともに、AIを活用した生産性向上及びプロダクト間のシナジー強化をテーマに、機能開発・サービス改善を推進いたしました。
特に、AIと自動化で日本企業の採用変革を加速する組織「AI X Lab.」を起点に、以下5つの機能をリリースしました。
MyTalent:AIホットフラグ機能/AI OCR機能/アプローチオートメーション機能
MyRefer :社内広報オートメーション機能/リクルーターレコメンド機能
また、リファラル採用SaaS「MyRefer」と、採用MA「MyTalent」や採用CMS「MyBrand」との連携強化にも注力し、「採用はマーケティングになる。」という思想のもと、顧客の業務効率化と体験価値の最大化を実現いたしました。
以上の取り組みの結果、当事業年度における売上高は1,434,211千円(前年同期比34.9%増)となり、営業利益は293,858千円(前年同期比979.8%増)、経常利益は276,146千円(前年同期比936.8%増)、当期純利益は366,717千円(前年同期比1,260.2%増)となっております。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は901,710千円と前事業年度末と比べ436,517千円の増加となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は434,739千円(前事業年度は148,108千円)の獲得となりました。これは主に、税引前当期純利益276,146千円、減価償却費20,791千円、前受金の増加102,818千円、未払金の増加37,750千円による資金の増加があったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は924千円(前事業年度は7,853千円)の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,195千円、無形固定資産の取得による支出388千円があった一方で、貸付金の回収660千円があったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は2,702千円(前事業年度は20,578千円の支出)となりました。これは、新株式の発行による収入34,500千円があった一方で、長期借入金の返済31,798千円があったためであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社で行う事業は、生産に該当する事項がありませんので、記載を省略しております。
b.受注実績
当社で行う事業は、受注から役務提供の開始までの期間が短いため、記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社は「採用マーケティング事業」の単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略しております。
| 事業分野別の名称 | 当事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 採用マーケティング事業 | 1,434,211 | 134.9 |
| 合計 | 1,434,211 | 134.9 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は総販売実績の100分の10未満であるため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成に当たり、決算日における財政状態及び会計期間における経営成績に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、この見積りと異なる場合があります。当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高)
当事業年度の売上高は1,434,211千円(前年同期比34.9%増)となりました。これは主に、リファラル採用支援ツール「MyRefer」に加え、採用MAツール「MyTalent」の販売が順調に推移したこと、顧客企業のタレント・アクイジションの支援を行ったこと、「Myシリーズ」の共通基盤化を行い、顧客価値を高めるとともにカスタマーサクセスの強化、積極的なクロスセル機会が創出できたことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は、237,966千円(前年同期比18.9%増)となりました。これは主に開発に係る労務費が31,096千円増加したこと等によります。この結果、売上総利益は1,196,245千円(前年同期比38.7%増)となりました。
(販売管理費及び営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、902,386千円(前年同期比8.0%増)となりました。これは主に人件費が62,607千円増加したこと等によるものであります。この結果、営業利益は293,858千円(前年同期比979.8%増)となりました。
(営業外損益及び経常利益)
当事業年度において、営業外収益が1,579千円、営業外費用が19,291千円発生しております。この結果、経常利益は276,146千円(前年同期比936.8%増)となりました。
(特別損益、法人税等及び当期純利益)
当事業年度における、特別利益及び特別損失の発生はありませんでした。法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は△90,571千円となりました。この結果、当期純利益は366,717千円(前年同期比1,260.2%増)となりました。
③ 財政状態の状況の分析・検討内容
財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。
④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社は、事業上必要な資金を手許資金で賄う方針でありますが、事業収益から得られる資金だけでなく、過去における増資資金及び株式公開における調達資金で賄う予定であります。資金の流動性については、資産効率を考慮しながら、現金及び現金同等物において確保を図っております。資金需要としては、企業価値を増加させるために、主に人材採用、システム開発等を予定しております。
キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は経営成績を把握することを目的として、売上高、MyシリーズMRRを含むサブスクリプション売上高比率、売上高総利益率、営業利益率を重要な客観的な指標と捉えております。
また、2025年3月期における当社売上高のおよそ94%がサブスクリプション売上高であるため、経営上の目標の達成状況を判断するための指標として、ARR(Annual Recurring Revenue)、課金利用社数、ARPA(Myシリーズ1アカウント当たりの月額サブスクリプション売上高)を重要な経営指標と捉えております。これらの指標につきましては今後も継続的に向上させるよう努めてまいります。
(年度ベース)
| 2024年3月期 | 2025年3月期 | |
| 売上高(百万円) | 1,062 | 1,434 |
| 売上高総利益率 | 81.2% | 83.4% |
| サブスクリプション売上高比率 | 95.4% | 94.0% |
| ARR(百万円) | 1,205 | 1,421 |
| 課金利用社数(社) | 330 | 357 |
| ARPA(円) | 280,368 | 317,822 |
| 営業利益(百万円) | 27 | 293 |
| 営業利益率 | 2.6% | 20.5% |
| 2024年3月期 | ||||
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
| サブスクリプション売上高比率 | 97.8% | 94.4% | 96.1% | 93.9% |
| 2025年3月期 | ||||
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
| サブスクリプション売上高比率 | 95.4% | 95.4% | 93.3% | 92.3% |
(注1)ARR(Annual Recurring Revenue): 年間経常収益。各期末時点におけるMRR(Monthly Recurring Revenue、対象月の月末時点における管理会計上のサブスクリプション売上高)を12倍して算出。
(注2)課金利用社数:Myシリーズを課金利用していただいている社数。複数アカウントを利用している企業も存在する。
(注3)ARPA:Myシリーズをご利用いただいている1社当たりの月額サブスクリプション売上高。2025年3月期のARPAは前年比113.4%。
(注4)サブスクリプション売上高比率:当該期間におけるサブスクリプション売上高累計額の売上高合計に占める比率。例えば、2025年3月期のサブスクリプション売上高比率94.0%は、2024年4月~2025年3月の累計額に基づいて算出。