太平洋セメント（証券コード5233）が10月25日（15:00）に平成29年3月期第2四半期累計期間及び通期業績予想の修正に関するお知らせを発表。2017年3月期における中間の連結売上高を前回予想の3870億円から3760億円に減額したものの、経常利益は前回予想の185億円から8.11%増の200億円と上方修正。今回の業績予想の修正で対前年同期比では、売上高9.43%減、経常利益24.23%減の予想となり、売上高は従来予想から更に落ち込み、経常利益は従来予想から増額するも、依然として前年同期の水準には届かない見通しとなった。
また、通期の連結売上高を前回予想の8240億円から2.31%減の8050億円に、経常利益を前回予想の620億円から8.06%減の570億円に下方修正。今回の業績予想の修正で対前年同期比では、売上高3.63%減、経常利益5.35%減の予想となり、減収減益の見通しとなった。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想の380億円から520億円（前期比42.84%増）に増額修正している。