四半期報告書-第77期第2四半期(平成29年9月1日-平成29年11月30日)

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2018/01/15 9:13
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28項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(平成29年6月1日から平成29年11月30日まで)における世界経済の状況を見ますと、米国では個人消費や設備投資の増加などから、欧州でも雇用環境の改善などを受けて、ともに緩やかな景気拡大が継続しました。新興国経済は、中国では減速の兆しが見えるものの安定は維持されており、インドとブラジルにおいては、穏やかな景気回復が見られ始めました。
わが国経済は、世界経済の景気回復を背景に企業収益が好調に推移し、緩やかな回復基調が持続しました。
当種苗業界は、成長を持続している海外市場において、野菜種子、花種子の需要が拡大を続けております。
このような状況のなか、当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績は、国内の売上は前年同期を下回りましたが、海外での種子販売が好調に推移したことや為替が円安となったことから、売上高は297億78百万円(前年同期比15億56百万円、5.5%増)となりました。営業利益は、原価率の上昇及び、円安による円ベースでの経費増加や主に海外子会社の人員増に伴う人件費の増加などにより、43億93百万円(前年同期比12億6百万円、21.6%減)となりました。また経常利益は、営業利益の減少を主因に、46億49百万円(前年同期比12億26百万円、20.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益も、不動産の売却益計上がありましたが、経常利益の減少を受けて、34億57百万円(前年同期比8億62百万円、20.0%減)と前年同期比減益となりました。
なお、海外での野菜・花種子の売上が好調であったことや経費の増加も計画の範囲内であったことから、直近に公表していた当第2四半期連結累計期間における業績予想は、公表している全ての項目において上回りました。
当第2四半期連結累計期間の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替換算レートは、次の
とおりです。
なお、海外連結子会社等の決算日が連結決算日と異なるため、財務諸表項目(収益及び費用)を各四半期決算日
末(3、6、9、12月末)の直物為替レートで換算し、その都度洗替を行っております。
第1四半期連結累計期間当第2四半期連結累計期間
米ドル112.00円(102.96円)112.74円(101.12円)
ユーロ127.95円(114.36円)132.81円(113.29円)

注:( )内は前年同期の換算レート
セグメント別の業績の概要は次のとおりです。
①国内卸売事業
国内卸売事業は、資材の売上は増加しましたが、長雨や台風などの天候の影響もあり種子の売上が減少したことから、前年同期比減収となりました。具体的には、野菜種子は、ブロッコリーは増収となりましたが、トマト、ホウレンソウ、コマツナなどが減収となりました。花種子は、パンジー・ビオラ、ヒマワリの売上は増えましたが、ストック、ケイトウなどの売上が減少しました。資材は被覆材や鋼管等の農業用ハウス関連資材の値上げ前の駆け込み需要、天候不順に伴う高機能液肥及び保温資材の早期受注により増収となりました。一方、利益面については、野菜種子の売上が減少したことや、種子在庫の評価減の計上により、セグメント別営業利益は減益となりました。
これらの結果、セグメント別売上高は、前年同期比1億31百万円(同1.6%)減の79億19百万円となり、セグメント別営業利益は前年同期比3億47百万円(同11.0%)減の28億10百万円となりました。
②海外卸売事業
それぞれの地域別の状況を見ますと、アジアではキャベツ、ニンジン、ダイコン、ハクサイ、ホウレンソウ、トルコギキョウ、ダイアンサス、パンジーなどの売上が増加、ビート、カリフラワー、ネギなどは減少したものの、円安の押し上げ効果もあり、円ベースでは増収となりました。国別では、多くの国では概ね順調に推移いたしましたが、インドでは高額紙幣の廃止による混乱や新間接税の導入による経済停滞の影響が残ったことや一部地域での天候不順などの影響により、前年同期比で大幅な減収となりました。北米につきましては、ブロッコリー、ペッパー、プリムラ、ガーベラなどの売上が増加しましたが、ホウレンソウ、トマト、ハツカダイコンなどの売上が減少しました。現地通貨ベースでの売上は減収となりましたが、円ベースでは増収になっております。欧州・中近東では、トマト、ブロッコリー、ホウレンソウ、トルコギキョウなどの売上が大幅に伸び、円安による為替の押し上げ効果もあったことから、大幅な増収となりました。南米につきましては、長引く景気低迷による市況の悪化を受け、カボチャ、ブロッコリーなどの売上が減少し、現地通貨ベースでの売上は減収となりましたが、円ベースでは増収になりました。
品目別では、野菜種子ではブロッコリー、トマト、キャベツ、ペッパーなどが売上を大きく伸ばし、前年同期比増収となりました。花種子につきましても、トルコギキョウが引き続き好調であったほか、ガーベラ、プリムラ、ダイアンサスなどの多くの品目で売上が伸びたことなどから、増収となりました。
これらの結果、セグメント別売上高は、前年同期比20億44百万円(同12.4%)増の185億34百万円となりました。セグメント別営業利益は、原価率の上昇及び、円安による円ベースでの経費増加や海外子会社の人員増に伴う人件費の増加などを受けて、前年同期比6億29百万円(同9.7%)減の58億96百万円となり、増収減益となりました。
③小売事業
ホームガーデン分野は、当期も引き続き不採算商品の整理を行っていることと、長雨や台風などの天候不順を要因に、苗木や園芸用資材などを中心に販売が鈍化したことから、売上高は前年同期比大幅な減収となりました。一方、利益面においては、オリジナル商品の販売増に加え、業務コストの圧縮にも努めた結果、大きく改善いたしました。
通信販売分野では、電子媒体で発行している「園芸通信」のコンテンツの充実化を進めるなかで、取り扱い商品の選択を行った結果、売上高は前年同期比減収となりましたが、電子媒体を活用した販売促進活動により経費を削減できたことから、利益面では改善しております。
ガーデンセンターでは、店内のイベント活動を通じてオリジナル商品の販売に注力したものの、ホームガーデン分野と同様の天候不順の影響を受け、植物と園芸用品の売上が減少しました。
これらの結果、セグメント別売上高は、前年同期比4億38百万円(同13.3%)減の28億62百万円となりました。セグメント別営業損益は1億7百万円改善し、2億39百万円の損失(前年同期は3億46百万円の営業損失)となりました。
④その他事業
造園緑花分野は、大型民間工事が竣工となり、前年同期比増収となりました。
これらの結果、セグメント別売上高は、前年同期比80百万円(同21.2%)増の4億61百万円となり、セグメント別営業損失は18百万円改善し、14百万円の損失(前年同期は32百万円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産の部
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ39億17百万円増加し、1,200億86百万円となりました。これは、現金及び預金が23億10百万円、たな卸資産が19億46百万円、有形・無形固定資産が4億26百万円、投資有価証券が12億67百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が28億88百万円減少したことなどによるものです。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ5億48百万円減少し、215億27百万円となりました。これは短期借入金が6億31百万円、未払法人税等が2億24百万円、繰延税金負債が4億81百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が16億34百万円、退職給付に係る負債が2億17百万円減少したことなどによるものです。
③純資産の部
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ44億65百万円増加し、985億59百万円となりました。これは利益剰余金が26億46百万円、その他有価証券評価差額金が8億22百万円、為替換算調整勘定が9億67百万円増加したことなどによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ21億71百万円増加し、163億6百万円(前第2四半期連結会計期間末に比べ19億77百万円増加)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によって得られた資金は33億72百万円(前年同期は得られた資金53億43百万円)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益49億54百万円、減価償却費9億13百万円、売上債権の減少による資金の増加31億10百万円、有形固定資産売却益3億15百万円、たな卸資産の増加による資金の減少12億18百万円、仕入債務の減少による資金の減少22億30百万円、未払金の減少による資金の減少2億44百万円、法人税等の支払いによる資金の減少10億2百万円などによるものです。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によって使用した資金は9億87百万円(前年同期は使用した資金14億1百万円)となりました。これは主に、定期預金の純増による支出1億28百万円、有形固定資産の取得による支出16億54百万円、有形固定資産売却による収入9億17百万円などによるものです。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によって使用した資金は4億61百万円(前年同期は使用した資金6億35百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純増による収入15億47百万円、長期借入金の返済による支出11億31百万円、配当金の支払額8億9百万円などによるものです。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題については重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、28億61百万円であります。なお、研究開発費については、セグメント別に関連付けることが困難であるため、その総額を記載しております。また、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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