有価証券報告書-第63期(2025/04/01-2026/03/31)
(2)人的資本に関する取組
当社グループでは、中長期的な企業価値向上を目指し、「人」に対する投資を積極的に行い、その資本的価値を最大限に引き出してまいります。また、SDGsへの取り組みなどを通じ社員の幸せに繋がる職場の実現に向け、安全かつ潤いのある職場環境づくりを通し、働きがいのある会社の実現を目指してまいります。
当社グループにおける人的資本の取組は、下記戦略マップに基づき、各重点課題をフェーズごとに分け中長期的に行います。フェーズ1を「リスクマネジメント領域」とし、DE&I、健康経営(安全、Well-Being)、コンプライアンス・労務慣行・報酬・処遇・福利厚生といった企業価値向上の土台となる施策について充実させてまいります。続けてフェーズ2を「企業価値接続領域」とし、特にエンゲージメントに注目し、社員のやりがいと会社業績・生産性向上に繋がる取組を実施してまいります。最終フェーズ3は「企業価値向上領域」とし、社員のやりがいをベースとし、自身の成長=会社の成長となる環境・仕組みづくりに努め、会社事業の成長を目指してまいります。
そのような方針の中で、人的資本に関する取組における主要な課題を「DE&I・女性活躍推進」「働きやすい職場づくりの推進」「健康経営の推進」としております。
DE&I・女性活躍推進においては、管理職中心のアンコンシャスバイアス研修に加え、係長まで対象を広げたEラーニングによる啓発を実施しました。今後は実践強化と女性管理職登用に向けたロードマップ策定を進めます。
働きやすい職場づくりの推進においては、指標として設定するエンゲージメントサーベイのトータルスコアおよび離職率のいずれにおいても、前年度と比較して改善が見られました。今後も、働きやすさと働きがいを接続するため、自律的なキャリアオーナーシップの醸成や従業員の声を経営に活かす仕組の構築を行い、個人と組織両面の持続的成長の好循環を図ります。
健康経営の推進においては、社内教育や健康に関する数値的指標の把握と共に、会社補助による乳がん検診・子宮頸がん検診や若年層も含めた大腸がん検診を実施しております。また、社内モニタリングイベントを通じた健康効果の分析・検証により、健康経営が企業価値向上に寄与する施策も進めてまいります。
それぞれの課題においては、後述のとおり戦略および指標・目標を定めております。
また、特にフェーズ2においては、当社グループは従業員エンゲージメントの水準を重要な経営指標の一つと位置付け、年1回のエンゲージメント調査を通じて現状把握と課題分析を行っており、分析結果に基づき、以下の観点から改善施策を推進しております。
<経営ビジョンの浸透>・経営層と従業員の双方向コミュニケーション強化(座談会等「ホクトグループつながるミーティング」の実施)
<ボトムアップの仕組み構築>・従業員の主体性を引き出す仕組みの整備(提案制度「会社に何でも言ってみよう」の刷新)
・挑戦行動に対する称賛(チャレンジ表彰制度「ホクトチャレンジ・ナイストライアワード」の導入)
注力する課題以外におきましても、社内人事制度の再検討、社内情報共有の円滑化によるエンゲージメント向上の取組、職位ごとに求められる役割を明確にし、いきいきと働くことのできる環境・マインド向上の醸成を図ってまいります。
「人的資本に関する取組 戦略マップ」

「人的資本に関する取組における主要な課題」
① DE&I・女性活躍推進
② 働きやすい職場づくりの推進
③ 健康経営の推進
なお、当社グループでは、上記に記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に係る指標について、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難なものを含みます。また、連結グループにおいては、人員数や業績に占める提出会社の割合が特に大きく、連結グループにおける主要な事業を営むのは提出会社のみと認識しているため、上記の指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。
当社グループでは、中長期的な企業価値向上を目指し、「人」に対する投資を積極的に行い、その資本的価値を最大限に引き出してまいります。また、SDGsへの取り組みなどを通じ社員の幸せに繋がる職場の実現に向け、安全かつ潤いのある職場環境づくりを通し、働きがいのある会社の実現を目指してまいります。
当社グループにおける人的資本の取組は、下記戦略マップに基づき、各重点課題をフェーズごとに分け中長期的に行います。フェーズ1を「リスクマネジメント領域」とし、DE&I、健康経営(安全、Well-Being)、コンプライアンス・労務慣行・報酬・処遇・福利厚生といった企業価値向上の土台となる施策について充実させてまいります。続けてフェーズ2を「企業価値接続領域」とし、特にエンゲージメントに注目し、社員のやりがいと会社業績・生産性向上に繋がる取組を実施してまいります。最終フェーズ3は「企業価値向上領域」とし、社員のやりがいをベースとし、自身の成長=会社の成長となる環境・仕組みづくりに努め、会社事業の成長を目指してまいります。
そのような方針の中で、人的資本に関する取組における主要な課題を「DE&I・女性活躍推進」「働きやすい職場づくりの推進」「健康経営の推進」としております。
DE&I・女性活躍推進においては、管理職中心のアンコンシャスバイアス研修に加え、係長まで対象を広げたEラーニングによる啓発を実施しました。今後は実践強化と女性管理職登用に向けたロードマップ策定を進めます。
働きやすい職場づくりの推進においては、指標として設定するエンゲージメントサーベイのトータルスコアおよび離職率のいずれにおいても、前年度と比較して改善が見られました。今後も、働きやすさと働きがいを接続するため、自律的なキャリアオーナーシップの醸成や従業員の声を経営に活かす仕組の構築を行い、個人と組織両面の持続的成長の好循環を図ります。
健康経営の推進においては、社内教育や健康に関する数値的指標の把握と共に、会社補助による乳がん検診・子宮頸がん検診や若年層も含めた大腸がん検診を実施しております。また、社内モニタリングイベントを通じた健康効果の分析・検証により、健康経営が企業価値向上に寄与する施策も進めてまいります。
それぞれの課題においては、後述のとおり戦略および指標・目標を定めております。
また、特にフェーズ2においては、当社グループは従業員エンゲージメントの水準を重要な経営指標の一つと位置付け、年1回のエンゲージメント調査を通じて現状把握と課題分析を行っており、分析結果に基づき、以下の観点から改善施策を推進しております。
<経営ビジョンの浸透>・経営層と従業員の双方向コミュニケーション強化(座談会等「ホクトグループつながるミーティング」の実施)
<ボトムアップの仕組み構築>・従業員の主体性を引き出す仕組みの整備(提案制度「会社に何でも言ってみよう」の刷新)
・挑戦行動に対する称賛(チャレンジ表彰制度「ホクトチャレンジ・ナイストライアワード」の導入)
注力する課題以外におきましても、社内人事制度の再検討、社内情報共有の円滑化によるエンゲージメント向上の取組、職位ごとに求められる役割を明確にし、いきいきと働くことのできる環境・マインド向上の醸成を図ってまいります。
「人的資本に関する取組 戦略マップ」

「人的資本に関する取組における主要な課題」
① DE&I・女性活躍推進
| 戦略 | 人材の育成に 関する方針 | 無意識の偏見に気づき、社員(特に幹部以上)が主体的に女性活躍を推進し、女性が自信を持って働ける環境とDE&Iの風土を醸成します。 |
| 社内環境整備に 関する方針 | 女性のキャリア形成を支援する環境整備と、育成・登用・風土改革を計画的に進めます。 | |
| 指標・目標 | ≪数値指標及び目標≫ ・女性管理職数を1人以上とする(実績(当事業年度):0人) ・一般社員の男女の賃金の差異を85.0%以上とする (実績(当事業年度):80.9%) ≪行動目標≫ ・女性活躍ロードマップの作成 ・女性向けキャリア研修の継続 ・全社員向けキャリアアンケートを実施し、キャリアアップを希望する女性社員の比率の測定 | |
② 働きやすい職場づくりの推進
| 戦略 | 人材の育成に 関する方針 | 人格・個性・多様性を互いに尊重し合う職場文化のもと、個人の成長と組織の持続的成長の好循環が図られる中で、従業員一人ひとりがいきいきと働き、業績向上に一丸となれる状態を目指します |
| 社内環境整備に 関する方針 | 現場の社員の声や想いを経営層へ届ける仕組みを構築し、社員の意欲と挑戦心を支える風土を醸成することで、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮する活力ある職場の実現を目指してまいります | |
| 指標・目標 | ≪数値指標及び目標≫ ・エンゲージメントサーベイにおけるトータルスコアを3.63以上とする (実績(当事業年度):3.59) ・正社員の離職率を3.6%以下にする (実績(当事業年度):3.6%) ≪行動目標≫ ・経営層と従業員の双方向コミュニケーション強化(座談会等の実施) ・従業員の主体性を引き出す仕組みの整備(提案制度の刷新) ・挑戦行動に対する称賛(チャレンジ表彰制度の導入) ・DX推進による業務負荷の軽減・効率化 ・柔軟な働き方の導入検討及び試行 | |
③ 健康経営の推進
| 戦略 | 人材の育成に 関する方針 | 従業員やその家族が健康であることは、企業価値、企業の業績向上のために不可欠であり、主観的健康観を高める活動が重要であると認識している状態を目指します |
| 社内環境整備に 関する方針 | 従業員自身が自身の健康状態を把握できる機会を通じて、長期離脱の防止及びQOLの向上を図るための施策実施を推進します | |
| 指標・目標 | ≪数値指標及び目標≫ ・健康経営度調査偏差値を50以上とする(実績(当事業年度)46.5) ・プレゼンティズムを90%以上とする(SPQ東大一項目版による算出数値)(実績(当事業年度)87.1%) ≪行動目標≫ ・健康をテーマにしたセミナーの定期開催による情報提供 ・健康診断データの分析及び結果に基づく具体的な施策の検討と実施 ・健康習慣アンケートによる喫煙・飲酒・睡眠・食事などの生活実態把握 ・二次健診及び特定保健指導の受診勧奨強化 ・主観的健康度の測定 | |
なお、当社グループでは、上記に記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に係る指標について、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難なものを含みます。また、連結グループにおいては、人員数や業績に占める提出会社の割合が特に大きく、連結グループにおける主要な事業を営むのは提出会社のみと認識しているため、上記の指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。