有価証券報告書-第109期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/29 15:29
【資料】
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【項目】
160項目
(重要な後発事象)
当社は、2023年4月28日開催の取締役会において、チリ共和国における新規銅鉱山の開発工事に着手することを決議いたしました。
1.経緯及び目的
当社は、2011年に開始したチリ共和国第4州アルケロス鉱区群における探鉱の結果、有望な銅鉱床を発見し、2017年10月に同鉱区群を所有するアルケロス鉱山株式会社の株式80%を取得いたしました。その後、未確定鉱量の調査に加え、開発を見据えた各種詳細エンジニアリングやチリ共和国の環境許認可の手続きを進めてきました。2022年12月に環境許認可を取得し、また、開発のための経済実現性を確認できましたことから、アルケロス鉱山の開発に着手するものであります。
2.開発計画の概要
(1) 開発操業会社 : アルケロス鉱山株式会社(当社の連結子会社)
①資本構成 : 当社 80%、Fondo de Inversión Privado Talcuna 20%
②議決権比率 : 当社100%
③その他 : 当社が生産物引取権を100%保有
(2) 鉱山の名称 : アルケロス鉱山
(3) 鉱山の位置 : チリ共和国第4州ラ・セレナ市の北東約35km
(4) 開発費用見込 : 396百万米ドル
(5) 操業開始見込 : 2026年
3.営業・生産活動に及ぼす重要な影響
翌連結会計年度の連結業績に与える影響は軽微であります。