臨時報告書

【提出】
2020/08/26 15:45
【資料】
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提出理由

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況に著しい影響を与える事象が発生しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づき、臨時報告書を提出するものです。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
2020年8月6日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるエネルギー需要の落ちこみ等による原油価格の大幅な下落に伴い、当社グループ全体の資産の再評価を行った結果、プレリュードFLNGプロジェクト(※1)、米国シェールオイルプロジェクト(※2)、ルシウス油田(※3)及びバユ・ウンダンガス・コンデンセート田(※4)の事業用資産の回収可能額が帳簿価額を下回ることとなったため、減損損失を特別損失として計上しました。
※1 当社の連結子会社INPEX Oil & Gas Australia Pty Ltdを通じて参画。FLNG方式(浮体式)により生産・液化・出荷するプロジェクト。2019年よりコンデンセート及びLNGの出荷を開始。
※2 当社の連結子会社INPEX Eagle Ford, LLCを通じて参画。オペレーターとして操業を行うシェールオイルの生産・開発プロジェクト。
※3 当社の連結子会社INPEX Americas, Inc.を通じて参画。2015年より原油及び天然ガスの生産を開始。
※4 当社の連結子会社サウル石油株式会社を通じて参画。2004年よりコンデンセート及びLPG、2006年よりLNGを生産・出荷開始。
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象により、2020年12月期第2四半期の連結財務諸表において、約1,924億円(※5)の減損損失を計上しました(税効果考慮後の親会社株主に帰属する四半期純利益影響額は約1,627億円)。
※5 減損損失の計上額
プレリュードFLNGプロジェクト 1,308億円
米国シェールオイルプロジェクト 336億円
ルシウス油田 189億円
バユ・ウンダンガス・コンデンセート田 89億円
以 上