有価証券報告書-第64期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/24 15:10
【資料】
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【項目】
84項目

研究開発活動

当事業年度の主な研究開発の成果及び活動は下記に示すとおりであるが、大要として一般仮設製品では、前年度に引き続き客先の要望に応じたオーダーメイドの幅木材の製品開発及びくさび緊結式足場「スカイウェッジ427」の検証実験、法改正対応のための研究等を行った。
また一般仮設以外では、移動式太陽光発電・蓄電システム(商品名:スカイソル)並びに火力関連の足場設計、新規に受注生産を行う住宅鉄骨部材の設計を行った。
なお、当事業年度における研究開発の総費用は8千1百万円である。
(仮設機材販売及び仮設機材賃貸セグメント)
○一般仮設製品
当事業年度は客先の要望に応じたオーダーメイド製品の開発に注力した。特に幅木については客先の保有する足場の形状が多様で、標準幅木が取りつけられないケースが多いため、需要に応じた商品の設計・製造を行った。これらは次年度以降も継続した販売が見込まれる。
くさび緊結式足場「スカイウェッジ427」については、周辺部材の開発・充実化や改良を進め、売り上げを伸ばしている。
また、法改正対応及び改善要望対応のため、ハッチ式の布板や階段開口部手すり枠等、一般仮設材のリニューアルを行い既存製品の改良に努め、今後の買い替え需要に対しての備えを行っている。
(開発営業セグメント)
○電力関連
イベントや工事現場向けの移動式太陽光発電・蓄電システム「スカイソル」や、個別の客先要望に応じた架台の設計を行い、製造・販売した。
その他、四国電力/橘湾火力発電所で使用される特注足場部材の設計を行い、製造・販売した。
○住宅鉄骨関連
集合住宅向け軽量鉄骨部材の委託製造を受注し、工場で製造を開始したため、その部材の設計を行っている。
○イベント関連
イベント資材供給業者向け仮設観覧席の部材改良を行った。