有価証券報告書-第95期(2023/04/01-2024/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しましたが、一方で、ウクライナ情勢の長期化に伴う資源価格の高騰、世界的な金融引き締めによる影響、中国の景気減速などにより先行きは依然として不透明な状況が続きました。
当社グループの事業環境は、設備工事事業につきましては、建設投資は堅調に推移しておりますが、資機材価格の高騰、労働者不足によるコストの上昇などが懸念される状況が続きました。精密環境制御機器の製造販売事業につきましては、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、納入先の生産調整の影響などによる減少が続きました。
こうした事業環境の下で、当社グループは第18次中期経営計画の初年度に当たり、収益力の強化と生産性の向上に総力をあげて取り組んでまいりました。その結果、機器製造販売事業は当初予想を下回りましたが、全体では、受注高、売上高、利益面すべてにおいて、当初予想を上回る成績を上げることができました。
1.財政状態
当連結会計年度末の資産総額は84,012百万円で、前連結会計年度末比5,070百万円の増加となりました。
当連結会計年度末の負債総額は45,255百万円で、前連結会計年度末比1,694百万円の増加となりました。
当連結会計年度末の純資産総額は38,756百万円で、前連結会計年度末比3,375百万円の増加となりました。
2.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、受注高97,586百万円(前連結会計年度比12.5%増加)、売上高91,676百万円(前連結会計年度比14.4%増加)、営業利益4,568百万円(前連結会計年度比69.3%増加)、経常利益4,896百万円(前連結会計年度比56.6%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益3,712百万円(前連結会計年度比49.6%増加)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(設備工事事業)
受注高93,161百万円(前連結会計年度比13.5%増加)、売上高88,235百万円(前連結会計年度比17.5%増加)、営業利益5,111百万円(前連結会計年度比98.8%増加)となりました。
(機器製造販売事業)
受注高4,424百万円(前連結会計年度比5.6%減少)売上高3,441百万円(前連結会計年度比32.0%減少)、営業損失542百万円(前連結会計年度営業利益126百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より439百万円増加し、17,979百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は2,010百万円(前連結会計年度比2,045百万円の増加)となりました。主な増減は、税金等調整前当期純利益の計上による増加、売上債権・仕入債務等の増減による減少です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は304百万円(前連結会計年度比177百万円の増加)となりました。主な増減は、有形・無形固定資産の取得、定期預金の預入による支出、投資有価証券の売却による収入です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は1,293百万円(前連結会計年度比55百万円の増加)となりました。主な増減は、配当金の支払です。
キャッシュ・フローの指標のトレンドを示すと下記のとおりです。
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式数控除後)により算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロー(利息の支払額及び法人税等の支払額控除前)を使用しております。また利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債の内、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
5.2021年3月期及び2023年3月期は、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスであるため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。
③ 生産、受注及び販売の実績
1.生産実績
(注)1.金額は、売上原価により算出しております。
2.当社グループでは設備工事事業における生産実績を定義することは困難であるため、「生産実績」は記載しておりません。
2.受注実績
3.販売実績
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。
前連結会計年度 鹿島建設㈱ 9,434百万円 11.8%
清水建設㈱ 8,106百万円 10.1%
当連結会計年度 鹿島建設㈱ 15,967百万円 17.4%
3.機器製造販売事業において前連結会計年度と比較して大幅に減少しておりますが、これは、主としてFPD製造装置向け製品等の販売実績が減少したことによるものであります。
参考のため提出会社単独の事業の状況は次のとおりであります。
1.受注高、売上高及び繰越高
(注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に変更のあるものについては、当期受注高にその増減額を含んでおります。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれております。
2.次期繰越高は(前期繰越高+当期受注高-当期売上高)であります。
2.受注高の受注方法別比率
受注方法は、特命と競争に大別されます。
(注)百分率は請負金額比であります。
3.売上高
(注)1.前事業年度完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。
当事業年度完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。
2.売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。
前事業年度 鹿島建設㈱ 9,434百万円 12.2%
清水建設㈱ 8,106百万円 10.5%
当事業年度 鹿島建設㈱ 15,967百万円 17.8%
㈱竹中工務店 9,017百万円 10.0%
4.繰越高(2024年3月31日現在)
(注)繰越工事のうち主なものは、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況の分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える大きな要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
1.財政状態
(資産総額)
当連結会計年度末の資産総額は84,012百万円で、前連結会計年度末比5,070百万円の増加となりました。
流動資産は63,854百万円で、前連結会計年度末比4,653百万円の増加となりました。主な増加は、現金預金1,099百万円、受取手形・完成工事未収入金等の売上債権2,362百万円及び電子記録債権2,187百万円です。
固定資産は20,157百万円で、前連結会計年度末比416百万円の増加となりました。主な増加は、投資有価証券541百万円です。
(負債総額)
当連結会計年度末の負債総額は45,255百万円で、前連結会計年度末比1,694百万円の増加となりました。
流動負債は43,677百万円で、前連結会計年度末比2,034百万円の増加となりました。主な増加は、未払法人税等746百万円及び工事損失引当金905百万円です。
固定負債は1,578百万円で、前連結会計年度末比340百万円の減少となりました。主な減少は、繰延税金負債292百万円です。
(純資産総額)
当連結会計年度末の純資産総額は38,756百万円で、前連結会計年度末比3,375百万円の増加となりました。
株主資本は34,316百万円で、前連結会計年度末比2,523百万円の増加となりました。主な増加は、利益剰余金2,491百万円です。
その他の包括利益累計額は4,440百万円で、前連結会計年度末比851百万円の増加となりました。主な増加は、その他有価証券評価差額金627百万円です。
2.経営成績
(受注高)
受注高は、設備工事事業が前連結会計年度に比べ13.5%増加の93,161百万円、機器製造販売事業が前連結会計年度に比べ5.6%減少の4,424百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べ12.5%増加の97,586百万円となりました。
(売上高)
売上高は、設備工事事業が前連結会計年度に比べ17.5%増加の88,235百万円、機器製造販売事業が前連結会計年度に比べ32.0%減少の3,441百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べ14.4%増加の91,676百万円となりました。
(売上総利益、一般管理費及び営業利益)
売上高の増加と工事採算の改善などにより、売上総利益は前連結会計年度に比べ2,599百万円増加し、11,652百万円となりました。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より増加し7,084百万円となりました。
その結果、営業利益は前連結会計年度に比べ69.3%増加の4,568百万円となりました。
(経常利益)
経常利益は、営業外損益が328百万円のプラスとなったことにより、前連結会計年度に比べ56.6%増加の4,896百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損益に投資有価証券売却益251百万円等を計上したことにより、前連結会計年度に比べ49.6%増加の3,712百万円となりました。
3.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(設備工事事業)
設備工事事業は、建設投資は堅調に推移しておりますが、資機材価格の高騰、労働者不足によるコストの上昇などが懸念される状況が続きました。
受注高は、民間工事が前年を上回ったことにより、前連結会計年度に比べ13.5%増加の93,161百万円となりました。
売上高は、民間工事が前年を上回ったことにより、前連結会計年度に比べ17.5%増加の88,235百万円となりました。
セグメント利益は、売上高の増加と工事採算の改善などにより、前連結会計年度に比べ98.8%増加の5,111百万円となりました。
セグメント資産は、受取手形・完成工事未収入金等の売上債権が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ5,774百万円増加の50,947百万円となりました。
(機器製造販売事業)
機器製造販売事業は、FPD製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、納入先の生産調整の影響などによる減少が続きました。
受注高は、主に半導体製造装置向け製品が減少したことにより、前連結会計年度に比べ5.6%減少の4,424百万円となりました。
売上高は、FPD製造装置向け製品が減少したことにより、前連結会計年度に比べ32.0%減少の3,441百万円となりました。
セグメント損失は、売上高が減少したことにより、前連結会計年度の営業利益126百万円から減少し、542百万円の営業損失となりました。
セグメント資産は、仕掛品等が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ526百万円増加の6,202百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
1.資金需要
当社グループの主要な資金需要は、設備工事事業における工事施工及び機器製造販売事業における製品製造販売のための材料費、外注費、経費、並びに販売費及び一般管理費等の営業費用の支払いに要するものであります。
2.財務政策
当社グループは、事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入れにより資金調達を行っております。また、国内金融機関において合計50億円のコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。
③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を目指し第18次中期経営計画を策定しております。詳細につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。
また、2025年3月期につきましては、受注高84,700百万円、売上高92,500百万円、営業利益3,600百万円、経常利益3,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,100百万円を目標達成のための客観的な指標としております。
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しましたが、一方で、ウクライナ情勢の長期化に伴う資源価格の高騰、世界的な金融引き締めによる影響、中国の景気減速などにより先行きは依然として不透明な状況が続きました。
当社グループの事業環境は、設備工事事業につきましては、建設投資は堅調に推移しておりますが、資機材価格の高騰、労働者不足によるコストの上昇などが懸念される状況が続きました。精密環境制御機器の製造販売事業につきましては、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、納入先の生産調整の影響などによる減少が続きました。
こうした事業環境の下で、当社グループは第18次中期経営計画の初年度に当たり、収益力の強化と生産性の向上に総力をあげて取り組んでまいりました。その結果、機器製造販売事業は当初予想を下回りましたが、全体では、受注高、売上高、利益面すべてにおいて、当初予想を上回る成績を上げることができました。
1.財政状態
当連結会計年度末の資産総額は84,012百万円で、前連結会計年度末比5,070百万円の増加となりました。
当連結会計年度末の負債総額は45,255百万円で、前連結会計年度末比1,694百万円の増加となりました。
当連結会計年度末の純資産総額は38,756百万円で、前連結会計年度末比3,375百万円の増加となりました。
2.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、受注高97,586百万円(前連結会計年度比12.5%増加)、売上高91,676百万円(前連結会計年度比14.4%増加)、営業利益4,568百万円(前連結会計年度比69.3%増加)、経常利益4,896百万円(前連結会計年度比56.6%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益3,712百万円(前連結会計年度比49.6%増加)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(設備工事事業)
受注高93,161百万円(前連結会計年度比13.5%増加)、売上高88,235百万円(前連結会計年度比17.5%増加)、営業利益5,111百万円(前連結会計年度比98.8%増加)となりました。
(機器製造販売事業)
受注高4,424百万円(前連結会計年度比5.6%減少)売上高3,441百万円(前連結会計年度比32.0%減少)、営業損失542百万円(前連結会計年度営業利益126百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より439百万円増加し、17,979百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は2,010百万円(前連結会計年度比2,045百万円の増加)となりました。主な増減は、税金等調整前当期純利益の計上による増加、売上債権・仕入債務等の増減による減少です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は304百万円(前連結会計年度比177百万円の増加)となりました。主な増減は、有形・無形固定資産の取得、定期預金の預入による支出、投資有価証券の売却による収入です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は1,293百万円(前連結会計年度比55百万円の増加)となりました。主な増減は、配当金の支払です。
キャッシュ・フローの指標のトレンドを示すと下記のとおりです。
| 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
| 自己資本比率 | 38.0% | 47.1% | 47.7% | 44.8% | 46.1% |
| 時価ベースの自己資本比率 | 25.3% | 27.3% | 28.5% | 35.6% | 51.3% |
| キャッシュ・フロー対有利子負債比率 | 0.5年 | -年 | 0.7年 | -年 | 1.0年 |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ | 252.0倍 | -倍 | 163.1倍 | -倍 | 129.0倍 |
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式数控除後)により算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロー(利息の支払額及び法人税等の支払額控除前)を使用しております。また利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債の内、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
5.2021年3月期及び2023年3月期は、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスであるため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。
③ 生産、受注及び販売の実績
1.生産実績
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 設備工事事業(百万円) | - | - |
| 機器製造販売事業(百万円) | 3,829 | 88.6 |
| 合計(百万円) | 3,829 | 88.6 |
(注)1.金額は、売上原価により算出しております。
2.当社グループでは設備工事事業における生産実績を定義することは困難であるため、「生産実績」は記載しておりません。
2.受注実績
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |||
| 受注高(百万円) | 前年同期比(%) | 受注残高(百万円) | 前年同期比(%) | |
| 設備工事事業(百万円) | 93,161 | 113.5 | 82,744 | 106.3 |
| 機器製造販売事業(百万円) | 4,424 | 94.4 | 5,545 | 121.6 |
| 合計(百万円) | 97,586 | 112.5 | 88,290 | 107.2 |
3.販売実績
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 設備工事事業(百万円) | 88,235 | 117.5 |
| 機器製造販売事業(百万円) | 3,441 | 68.0 |
| 合計(百万円) | 91,676 | 114.4 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。
前連結会計年度 鹿島建設㈱ 9,434百万円 11.8%
清水建設㈱ 8,106百万円 10.1%
当連結会計年度 鹿島建設㈱ 15,967百万円 17.4%
3.機器製造販売事業において前連結会計年度と比較して大幅に減少しておりますが、これは、主としてFPD製造装置向け製品等の販売実績が減少したことによるものであります。
参考のため提出会社単独の事業の状況は次のとおりであります。
1.受注高、売上高及び繰越高
| 期別 | 区分 | 前期繰越高 (百万円) | 当期受注高 (百万円) | 計 (百万円) | 当期売上高 (百万円) | 次期繰越高 (百万円) |
| 前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 設備工事事業 | 69,096 | 80,221 | 149,317 | 72,397 | 76,919 |
| 機器製造販売事業 | 4,937 | 4,685 | 9,622 | 5,060 | 4,562 | |
| 合計 | 74,034 | 84,906 | 158,940 | 77,458 | 81,482 | |
| 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 設備工事事業 | 76,919 | 90,710 | 167,630 | 86,365 | 81,264 |
| 機器製造販売事業 | 4,562 | 4,426 | 8,989 | 3,443 | 5,545 | |
| 合計 | 81,482 | 95,137 | 176,619 | 89,809 | 86,810 |
(注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に変更のあるものについては、当期受注高にその増減額を含んでおります。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれております。
2.次期繰越高は(前期繰越高+当期受注高-当期売上高)であります。
2.受注高の受注方法別比率
受注方法は、特命と競争に大別されます。
| 期別 | 特命(%) | 競争(%) | 計(%) | |
| 前事業年度 | (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 55.9 | 44.1 | 100.0 |
| 当事業年度 | (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 58.9 | 41.1 | 100.0 |
(注)百分率は請負金額比であります。
3.売上高
| 期別 | 区分 | 官公庁(百万円) | 民間(百万円) | 合計(百万円) | |
| 前事業年度 | (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 設備工事事業 | 8,868 | 63,529 | 72,397 |
| 機器製造販売事業 | - | 5,060 | 5,060 | ||
| 合計 | 8,868 | 68,589 | 77,458 | ||
| 当事業年度 | (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 設備工事事業 | 6,010 | 80,354 | 86,365 |
| 機器製造販売事業 | - | 3,443 | 3,443 | ||
| 合計 | 6,010 | 83,798 | 89,809 | ||
(注)1.前事業年度完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。
| 独立行政法人国立病院機構 弘前病院 | 独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センター(仮称)整備工事(機械) |
| 鹿島建設㈱ | 中外ライフサイエンスパーク横浜建設工事のうち給排水衛生設備工事 |
| 清水建設㈱ | 鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)機械設備工事 |
| 全星薬品工業㈱ | 全星薬品工業㈱岸和田工場E棟新築建設に伴う機械設備工事 |
| ㈱竹中工務店 | 東北学院大学五橋キャンパス(講義棟)機械設備工事 |
当事業年度完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。
| 戸田建設㈱ | 渋谷駅桜丘口再開発 B街区空気調和換気設備工事・給排水衛生設備工事 |
| 国立大学法人弘前大学 | 弘前大学(医病)病棟新営その他機械設備工事 |
| 清水建設㈱ | ロジポート名古屋新築工事に伴う空気調和衛生設備工事 |
| ㈱大林組 | 東洋大学朝霞キャンパス整備工事(空調設備工事) |
| 千葉県 | (仮称)千葉県総合救急災害医療センター空調設備工事 |
2.売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。
前事業年度 鹿島建設㈱ 9,434百万円 12.2%
清水建設㈱ 8,106百万円 10.5%
当事業年度 鹿島建設㈱ 15,967百万円 17.8%
㈱竹中工務店 9,017百万円 10.0%
4.繰越高(2024年3月31日現在)
| 区分 | 官公庁(百万円) | 民間(百万円) | 合計(百万円) |
| 設備工事事業 | 9,088 | 72,175 | 81,264 |
| 機器製造販売事業 | - | 5,545 | 5,545 |
| 合計 | 9,088 | 77,721 | 86,810 |
(注)繰越工事のうち主なものは、次のとおりであります。
| ㈱大林組 | NHK川口施設(仮称) | 2026年3月完成予定 |
| ㈱大林組 | 近畿大学医学部・近畿大学病院新築工事(A工区) 外来棟・臨床研究棟・PD 機械設備工事/樋工事 | 2025年7月完成予定 |
| ㈱ナカノフドー建設 | ㈱児湯食鳥 都城工場建設計画 機械設備工事 | 2024年10月完成予定 |
| 鹿島建設㈱ | 浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事に伴う給排水衛生設備工事(1期) | 2024年11月完成予定 |
| 沖縄防衛局 | ハンセン(R2)隊舎(4011)新設機械工事 | 2025年3月完成予定 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況の分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える大きな要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
1.財政状態
(資産総額)
当連結会計年度末の資産総額は84,012百万円で、前連結会計年度末比5,070百万円の増加となりました。
流動資産は63,854百万円で、前連結会計年度末比4,653百万円の増加となりました。主な増加は、現金預金1,099百万円、受取手形・完成工事未収入金等の売上債権2,362百万円及び電子記録債権2,187百万円です。
固定資産は20,157百万円で、前連結会計年度末比416百万円の増加となりました。主な増加は、投資有価証券541百万円です。
(負債総額)
当連結会計年度末の負債総額は45,255百万円で、前連結会計年度末比1,694百万円の増加となりました。
流動負債は43,677百万円で、前連結会計年度末比2,034百万円の増加となりました。主な増加は、未払法人税等746百万円及び工事損失引当金905百万円です。
固定負債は1,578百万円で、前連結会計年度末比340百万円の減少となりました。主な減少は、繰延税金負債292百万円です。
(純資産総額)
当連結会計年度末の純資産総額は38,756百万円で、前連結会計年度末比3,375百万円の増加となりました。
株主資本は34,316百万円で、前連結会計年度末比2,523百万円の増加となりました。主な増加は、利益剰余金2,491百万円です。
その他の包括利益累計額は4,440百万円で、前連結会計年度末比851百万円の増加となりました。主な増加は、その他有価証券評価差額金627百万円です。
2.経営成績
(受注高)
受注高は、設備工事事業が前連結会計年度に比べ13.5%増加の93,161百万円、機器製造販売事業が前連結会計年度に比べ5.6%減少の4,424百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べ12.5%増加の97,586百万円となりました。
(売上高)
売上高は、設備工事事業が前連結会計年度に比べ17.5%増加の88,235百万円、機器製造販売事業が前連結会計年度に比べ32.0%減少の3,441百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べ14.4%増加の91,676百万円となりました。
(売上総利益、一般管理費及び営業利益)
売上高の増加と工事採算の改善などにより、売上総利益は前連結会計年度に比べ2,599百万円増加し、11,652百万円となりました。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より増加し7,084百万円となりました。
その結果、営業利益は前連結会計年度に比べ69.3%増加の4,568百万円となりました。
(経常利益)
経常利益は、営業外損益が328百万円のプラスとなったことにより、前連結会計年度に比べ56.6%増加の4,896百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損益に投資有価証券売却益251百万円等を計上したことにより、前連結会計年度に比べ49.6%増加の3,712百万円となりました。
3.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(設備工事事業)
設備工事事業は、建設投資は堅調に推移しておりますが、資機材価格の高騰、労働者不足によるコストの上昇などが懸念される状況が続きました。
受注高は、民間工事が前年を上回ったことにより、前連結会計年度に比べ13.5%増加の93,161百万円となりました。
売上高は、民間工事が前年を上回ったことにより、前連結会計年度に比べ17.5%増加の88,235百万円となりました。
セグメント利益は、売上高の増加と工事採算の改善などにより、前連結会計年度に比べ98.8%増加の5,111百万円となりました。
セグメント資産は、受取手形・完成工事未収入金等の売上債権が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ5,774百万円増加の50,947百万円となりました。
(機器製造販売事業)
機器製造販売事業は、FPD製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、納入先の生産調整の影響などによる減少が続きました。
受注高は、主に半導体製造装置向け製品が減少したことにより、前連結会計年度に比べ5.6%減少の4,424百万円となりました。
売上高は、FPD製造装置向け製品が減少したことにより、前連結会計年度に比べ32.0%減少の3,441百万円となりました。
セグメント損失は、売上高が減少したことにより、前連結会計年度の営業利益126百万円から減少し、542百万円の営業損失となりました。
セグメント資産は、仕掛品等が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ526百万円増加の6,202百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
1.資金需要
当社グループの主要な資金需要は、設備工事事業における工事施工及び機器製造販売事業における製品製造販売のための材料費、外注費、経費、並びに販売費及び一般管理費等の営業費用の支払いに要するものであります。
2.財務政策
当社グループは、事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入れにより資金調達を行っております。また、国内金融機関において合計50億円のコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。
③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を目指し第18次中期経営計画を策定しております。詳細につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。
また、2025年3月期につきましては、受注高84,700百万円、売上高92,500百万円、営業利益3,600百万円、経常利益3,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,100百万円を目標達成のための客観的な指標としております。
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。