- #1 業績等の概要
このような中、当社グループは、平成27年4月からの「新中期経営計画パート5」においてテーマとして掲げた「変革による骨太なビジネスモデルの構築」の実現に向け、2つの経営方針「国内事業の競争優位性の確立」、「グローバル企業への加速」に基づく事業活動を推進してまいりました。具体的施策としては、海外事業本部の新設、国内ファーム事業の強化、新商品の開発と販促、生産性の改善などコスト競争力の強化と収益力の向上に加え、人材の育成やリスク管理の徹底等に取り組みました。また、日本一になった「北海道日本ハムファイターズ」のご声援感謝セールに積極的に取り組むことや、プロ野球選手、プロサッカー選手が出演する企業TVCMの放映等を通じ、事業と当社グループの認知度向上にも努めました。海外においては、マレーシアにおける合弁会社の設立など成長戦略の推進とともに、米国の養豚事業売却など不採算事業の整理も進めました。経営体制の強化では、平成27年11月に制定した「ニッポンハムグループ・コーポレートガバナンス基本方針」に沿って、その充実に継続して取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は対前年同期比2.2%減の1,202,293百万円、営業利益は対前年同期比9.3%増の53,802百万円となりました。継続事業からの税金等調整前当期純利益及び当社株主に帰属する当期純利益につきましては、それぞれ対前年同期比39.1%増の49,112百万円、対前年同期比60.7%増の35,004百万円となりました。
(注) 営業利益は日本の会計慣行に従い、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
2017/07/12 9:37- #2 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
(2)目標とする経営指標
当社グループは、平成27年4月よりスタートした「新中期経営計画パート5」(平成27年4月1日~平成30年3月31日)の最終年度において連結売上高1兆3,000億円、営業利益520億円、売上高営業利益率4.0%、ROE8.0%以上の目標を掲げており、次期(平成30年3月期)がその最終年度となります。
次期の売上高につきましては、「新中期経営計画パート5」策定時の想定よりも豪州事業の販売が苦戦したことや、米国の養豚事業を売却したことによる減収影響など踏まえ、1兆2,500億円と下方修正しております。一方、営業利益につきましては、「新中期経営計画パート5」策定時の想定よりも国内の食肉事業が堅調に推移する見通しであり、560億円と上方修正しております。結果、売上高営業利益率は4.5%を計画しております。
2017/07/12 9:37- #3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
売上原価は、対前年同期比3.6%減の968,995百万円となり、売上高に対する比率につきましては前期81.8%に対して当期は80.6%となりました。売上総利益は、対前年同期比4.3%増の233,298百万円となりました。販売費及び一般管理費は、対前年同期比2.9%増の179,496百万円となり、売上高に対する比率は対前年同期比0.7ポイント増加し14.9%となりました。
継続事業からの税金等調整前当期純利益は、営業利益が増加したことなどもあり、対前年同期比39.1%増の49,112百万円となりました。
以上の結果、当社株主に帰属する当期純利益は対前年同期比60.7%増の35,004百万円となり、1株当たり当社株主に帰属する当期純利益は、171.74円となりました。
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