四半期報告書-第81期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/08 9:07
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調が続いておりますが、地政学的リスクの高まりや世界経済の不確実性により、先行き不透明な状況で推移しました。
菓子・食品業界におきましても、消費動向は予断が許されない状況の中、企業間の競争は激化し、厳しい経営環境が続いてきました。
このような状況のもと、今年度は創業120年、会社設立70周年、持株会社制移行7年目となる周年記念年次を迎えました。当社グループは周年のテーマを“挑む!(Challenge)”として、「変わる(Change)」「創る(Create)」「つなげる(Continue)」の3つのCを実践するとともに、経営実行項目である「リスクマネジメントの実践による新たなBCPの確立」と「生産性の向上」に取り組み、中期3カ年計画「One imuraya 2017」の最終年度の経営目標達成に向け事業活動を展開しました。
周年にあたり様々な周年事業を実施しました。特にCSR活動として、三重県及び津市と共同し、三重県津市白山町で「アズキキングの森」の名称で水を育む森林の保全活動を開始いたしました。また、本社食堂の「アイアイラウンジ」において対象となるメニューを購入すると、1食について20円の寄付金が開発途上国の子どもたちの学校給食になる「TABLE FOR TWO (TFT)プログラム」を導入いたしました。周年を節目として、更なる地域貢献と社会貢献に取り組んでまいります。
また、2017年12月7日に当社株式は東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定されました。併せて実施したエクイティ・ファイナンスによる調達資金は新工場の設備投資に有効活用し、将来への継続的発展を目指して挑み続けてまいります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、上期では主力の冷菓カテゴリーにおいて「あずきバー」シリーズが伸張し、米国アイス事業のIMURAYA USA, INC.の売上も増加しました。下期の主力となる点心・デリカテゴリーでは新工場が7月より稼動し、付加価値が向上した「肉まん・あんまん類」の売上が大きく増加しました。また、井村屋フーズ株式会社のBtoB事業の受注も引き続き堅調に推移しました。その結果、連結売上高は、前年同期比25億79百万円(8.0%)増の347億26百万円となりました。
損益面では、設備投資の効果や生産性向上活動によりコスト低減が図られ、利益率が向上いたしました。
その結果、営業利益は14億82百万円(前年同期比2億11百万円(16.6%)の増加)、経常利益は15億38百万円(前年同期比1億76百万円(12.9%)の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億19百万円(前年同期比4億12百万円(51.1%)の増加)となり、第3四半期連結累計期間においては売上高、各利益とも過去最高の業績となりました。
各セグメントの概況は次のとおりであります。
① 流通事業
流通事業におけるカテゴリー別の概況につきましては以下のとおりです。
(菓子、食品、デイリーチルド)
菓子カテゴリーについては、新商品の「煮小豆ようかん」が順調に推移しました。また、「スポーツようかん」は機能性の高い商品として注目されていますが、新商品「スポーツようかん カカオ」を発売し好評をいただいております。焼き菓子では、「和菓子屋のどら焼き」シリーズが着実に売上を伸ばしました。中国のカステラ事業では井村屋(北京)食品有限公司(IBF)において中国国内のOEM商品受託など新規ルート開拓が進みました。その結果、菓子カテゴリーの売上高は、前年同期比88百万円(2.4%)増の37億85百万円となりました。
食品カテゴリーについては、「ゆであずき」や「お赤飯の素」などの主力商品に加え、健康・機能性をテーマとした新技術商品「煮小豆」や「カロリーハーフゆであずき(煮あずき製法)」が順調に推移しました。また、冬物商品の「おしるこ」「ぜんざい」シリーズも売上が増加しました。BtoB事業の井村屋フーズ株式会社では、加工食品のOEM受託事業で売上を伸ばしました。その結果、食品カテゴリーの売上高は前年同期比3億56百万円(7.1%)増の54億4百万円となりました。
デイリーチルドカテゴリーでは、「豆腐」類で「美し豆腐」や業務用商品が堅調に推移しました。また、「チルドまん」シリーズの売上が伸長しました。その結果、デイリーチルドカテゴリーの売上高は、前年同期比84百万円(4.6%)増の19億28百万円となりました。
(冷菓、点心・デリ)
冷菓カテゴリーについては、主力商品「あずきバー」シリーズが過去最高の売上本数となり、順調に推移しました。また、新商品の「やわもちアイス 安納芋」、「クリームチーズアイス ブルーベリー」が好評をいただきました。米国アイス事業のIMURAYA USA, INC.では、井村屋ブランド商品「もちアイス」の大手量販店への導入が計画に沿って進み、売上が伸長しました。その結果、冷菓カテゴリーの売上高は前年同期比2億80百万円(2.4%)増の118億37百万円となりました。
「肉まん・あんまん」などの点心・デリカテゴリーでは付加価値の高い商品提案が評価され、コンビニエンスストアへの導入店舗数が増加しました。新工場も順調に稼動し、最盛期となる10月~12月の売上が大きく伸長しました。その結果、点心・デリカテゴリーの売上高は前年同期比13億22百万円(22.9%)増の70億91百万円となりました。また、量販店で販売している食品カテゴリーの冷凍まん、デイリーチルドカテゴリーのチルドまんを含めた「肉まん・あんまん類」の売上高は前年同期比15億3百万円(20.2%)増の89億47百万円となり、過去最高の売上高となりました。
(スイーツ)
スイーツカテゴリーでは、「Anna Miller's(アンナミラーズ)高輪店」がクリスマス商戦においても引き続き堅調に推移しました。催事販売の効果により認知度が高まっている「JOUVAUD(ジュヴォー)」では、「La maison JOUVAUD(ラ・メゾン・ジュヴォー)KITTE名古屋店」において特長あるメレンゲ菓子の「生ロカイユ」がテイクアウト商品として根強い人気を集めております。また、新商品として「カラフルな10種類の焼菓子」や「シューヌガーグラッセ」を発売し好評をいただいております。その結果、スイーツカテゴリーの売上高は前年同期比44百万円(11.1%)増の4億48百万円となりました。
以上の結果、流通事業の売上高は、前年同期比21億77百万円(7.7%)増の304億96百万円となり、セグメント利益は前年同期比2億18百万円(11.2%)増の21億69百万円となりました。
② 調味料事業
国内では井村屋フーズ株式会社のシーズニング事業において、ODM(Original Design Manufacturing)市場での新規顧客獲得やお客様ニーズに対応した商品提案に取り組み、引き続き順調に推移しました。また、継続した生産性向上活動により原価低減が図られました。中国の調味料事業では、北京の北京京日井村屋食品有限公司(JIF)が中国国内で積極的な販路拡大に取り組み、売上が増加しました。大連の井村屋(大連)食品有限公司(IDF)でも製造原価の低減が図られ、計画に沿って推移しました。
その結果、調味料事業の売上高は、前年同期比4億6百万円(11.1%)増の40億57百万円となり、セグメント利益は前年同期比78百万円(25.6%)増の3億83百万円となりました。
③ その他の事業
イムラ株式会社が行っているリース代理業は堅調に推移しました。また、井村屋商品のアウトレット販売を行っております「MOTTAINAI屋」はお客様へのサービス向上に取り組み、地域住民の皆様から引き続き好評をいただきました。本社所在地である三重県津市の近鉄津駅構内に出店している「imuraya Sweets Shop irodori」では特色のあるスイーツ商品を中心に販売し、人気を得ております。
その結果、その他の事業の売上高は1億73百万円となり、セグメント利益は38百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間の財政状態は以下のとおりであります。
総資産は342億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ80億64百万円の増加となりました。流動資産は、増資に伴う現預金の増加及び最盛期に向けた冬物商品販売に伴う売掛金の増加などにより、63億92百万円増の163億50百万円となりました。固定資産は、点心・デリ工場の新設に伴う計上などにより、16億78百万円増の178億73百万円となりました。
負債は190億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ41億51百万円の増加となりました。流動負債は、冬物商品の生産に連動した買掛金、未払金の増加及び、計画的な設備投資による短期借入金の増加等により、42億94百万円増の167億81百万円となりました。固定負債は長期借入金の返済などにより、1億42百万円減の22億20百万円となりました。
純資産は増資及び自己株式処分に伴う株主資本の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加などにより、39億12百万円増の152億37百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末43.17%から44.42%へ増加しました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億29百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
a.前連結会計年度末において計画中であった主要な設備について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
計画の変更
会社名事業所名
(所在地)
セグメントの
名称
設備の内容投資予定額資金調達
方法
着手及び
完了予定
完成後の
増加能力
総額
(千円)
既支払額
(千円)
着手完了
井村屋グループ㈱
(提出会社)
本社事務所
(三重県津市)
全社共通基幹システム
492,500238,164自己資金
借入金
29年4月30年3月生産性向上
作業環境の改善
井村屋㈱
(連結子会社)
工場地
(三重県津市)
流通事業菓子食品製造設備
冷菓製造設備
加温製造設備
4,738,0502,367,968自己資金
借入金
増資資金及び自己株式処分資金
29年4月31年9月生産性向上
作業環境の改善
井村屋フーズ㈱
(連結子会社)
工場地
(愛知県豊橋市)
流通事業
調味料事業
食品製造設備及び調味料製造設備他991,820143,606自己資金
借入金
増資資金及び自己株式処分資金
29年4月31年3月生産性向上
作業環境の改善
IMURAYA USA,INC.
(連結子会社)
工場地
(米国
カリフォルニア州
アーバイン市)
流通事業冷菓製造設備250,000242,252自己資金
借入金
29年4月30年3月生産性向上
作業環境の改善

(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.増資資金及び自己株式処分資金は、当第3四半期連結会計期間における一般募集による増資資金、自己株式の処分資金、及び第三者割当増資資金に係るものであり、当社から各子会社への投融資により充当する予定であります。
b.前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間において完成したものは、次のとおりであります。
会社名事業所名
(所在地)
セグメントの名称設備の内容投資総額
(千円)
資金調達方法完成年月
井村屋㈱本社工場
(三重県津市)
流通事業点心・デリ工場
新設等
2,039,487自己資金及び借入金平成29年7月

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