四半期報告書-第85期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/13 9:00
【資料】
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【項目】
22項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前事業年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態の状況
当第3四半期会計期間末における資産合計は14,906百万円で前事業年度末に対し1,449百万円増加しました。流動資産は4,804百万円で主に現金及び預金が366百万円、売掛金が257百万円増加した結果、前事業年度末に対し707百万円増加しました。固定資産は10,102百万円で主に月寒デリカ工場の竣工稼働により有形固定資産が811百万円増加し、投資その他の資産のうち投資有価証券が34百万円減少した結果、前事業年度末に対し741百万円の増加となりました。負債合計は10,311百万円で主に支払手形及び買掛金が218百万円、長期借入金(1年内返済予定含む)が1,310百万円増加した結果、前事業年度末に対し1,410百万円増加しました。純資産合計は4,595百万円で主に利益剰余金が71百万円増加し、その他有価証券評価差額金が33百万円減少した結果、前事業年度末に対し38百万円増加しました。
この結果、当第3四半期会計期間末における自己資本比率は30.8%、1株当たりの純資産は2,194円68銭となりました。
(2) 経営成績の状況
当第3四半期累計期間(平成30年4月1日~平成30年12月31日)におけるわが国経済は、景気の緩やかな回復傾向にありましたが、台風や地震など相次ぐ自然災害もあり、個人消費は力強さを欠く状況で推移しました。当業界におきましては、販売競争の激化に加え、人手不足に伴う人件費の上昇や、原材料価格・エネルギーコスト上昇の影響もあり、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような情勢下におきまして、当社は「おいしく、北海道らしく。」の方針のもと、「日糧ベスト70」を中心とした主力製品の品質向上に取り組むとともに、安全・安心でお客様に喜ばれる高品質な製品の提供に努めました。また、生産、販売、管理の各部門における業務の見直しや効率化を進め、継続して経営基盤の強化へ取り組んでまいりました。また、本年7月に竣工稼働した月寒デリカ工場において、最新鋭の炊飯設備や効率化された加工調理設備を活用して、高品質でフレッシュな調理パン・米飯類の提供を強化して売上向上をはかってまいりました。一方、輸入小麦の政府売渡価格引上げ、人件費や物流費の増加及びエネルギーコストの上昇等を踏まえて、当社は、引き続き高品質で安全・安心な製品を提供するため、本年8月1日から一部のパン製品につき、対象製品の出荷価格を平均で3.7%値上げしました。
9月6日に発生した北海道胆振東部地震に関しましては、その直後の大規模停電により、当社は2日間操業を停止しました。また、原材料の流通が滞ったことにより一部製品の生産中止を余儀なくされました。緊急事態に対処するため、品種数を絞って生産を再開するとともに、地方自治体等の要請を受けて被災地に緊急食糧を供給しました。地震の被害につきましては、原料及び半製品等の廃棄ロスが生じたほか、月寒工場の設備が一部損傷し修理したため、当第3四半期において特別損失33百万円を計上しました。
製品別の売上状況につきましては、食パン部門は、主力の「絹艶」及び北海道産小麦を使用した「絹艶北海道」の積極的な拡販に努めたほか、バターの風味豊かな「プレミアデニッシュ」シリーズ及びシンプルな配合でトースト専用のハード系「イギリス食パン」の寄与もあり、好調な売上となりました。菓子パン部門は、フィリングをたっぷり使用した重量感のある「ずっしり」シリーズが品揃えの充実強化により大きく伸長しましたが、「ラブラブサンド」、コッペパンタイプのロール類やドーナツ類の伸び悩みもあり、売上は前年同期を下回りました。9月には「しっとりあんぱん」等の「北の国のベーカリー」シリーズを生地の風味を向上させてリニューアルし、積極的に取扱拡大をはかり売上の回復に努めました。和菓子部門は、「チーズ蒸しパン」などの蒸しパン類やロングライフ製品は順調に推移しましたが、季節商品や焼き菓子等が伸び悩み、前年同期の売上を下回りました。洋菓子部門は、コンビニエンスストア向け製品が好調に推移するとともに、ココア風味が豊かな「黒のチョコロール」などのロールケーキが回復し、前年同期の売上を上回りました。調理パン・米飯部門は、7月に竣工稼働した月寒デリカ工場の生産設備を活用して、量販店向けの弁当や寿司、コンビニエンスストア向けのバーガー類を積極的に拡販しましたが、コンビニエンスストア向けサンドイッチの売上逸失の影響があり、売上は前年同期を僅かに下回りました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、売上高は13,172百万円(対前年同期比99.1%)、営業利益は205百万円(対前年同期比102.5%)、経常利益は212百万円(対前年同期比92.1%)、四半期純利益は102百万円(対前年同期比95.8%)となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の運転資金需要のうち主なものは、製品製造のための原料費、労務費、経費のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備新設、改修等によるものであります。
当社は事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当第3四半期会計期間末における借入金の残高は4,079百万円となっております。また、当第3四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は1,825百万円となっております。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は120百万円であります。

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