- #1 注記事項-その他、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
16.その他
ミャンマー酒類事業について、2021年2月に発生したクーデター以降、ミャンマー国内の混乱が続き事業環境の不確実性が高い状態が継続していることから、当第1四半期連結会計期間末時点で入手可能な最新の情報に基づき、同事業に係る事業用資産について減損テストを実施しました。その結果、同事業の回収可能価額が帳簿価額を上回ったため、減損損失は認識しておりません。なお、今後のミャンマー国内の情勢の変化等によっては同事業の回収可能価額が低下する可能性があります。
2021/05/14 10:42- #2 注記事項-その他の営業収益、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年3月31日) |
有形固定資産及び無形資産売却益 | 26 | 47 |
子会社株式売却益 | 42 | - |
2021/05/14 10:42- #3 注記事項-その他の営業費用、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年3月31日) |
ソフトウェア開発費 | 3,707 | 3,781 |
有形固定資産及び無形資産除売却損 | 560 | 396 |
その他 | 1,162 | 1,503 |
(注) 事業構造改善費用は、連結子会社における特別退職金、工場再編成費用等を計上したものです。
2021/05/14 10:42- #4 注記事項-キャッシュ・フロー情報、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社の豪州子会社であるLION PTY LTDは、2021年1月25日に、オセアニア飲料事業をBega Cheese Limitedに譲渡し、同事業に対する支配を喪失しました。
支配喪失時の
資産及び負債の内訳並びに売却による収入額と売却損益の関係は以下の通りであります。なお、売却損は「その他の営業費用」に計上しております。
| (単位:百万円) |
受取対価 | 44,098 |
支配喪失時の資産及び負債の内訳 | |
非流動資産 | 43,696 |
流動資産 | 28,209 |
非流動負債 | △5,037 |
(現金及び現金同等物の制限)
2021/05/14 10:42- #5 注記事項-作成の基礎、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
(3) 会計上の判断、見積り及び仮定
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、収益及び費用、資産及び負債の測定並びに報告日現在の偶発事象の開示等に関する経営者による会計上の判断、経営者の見積り及び仮定を含んでおります。見積り及び仮定については、実際の結果は、その性質上、これらの見積り及び仮定とは異なる結果となる可能性があります。
見積り及び仮定は経営者により継続して見直しております。これらの見積り及び仮定の見直しによる影響は、その見積り及び仮定を見直した期間及びそれ以降の期間において認識しております。
2021/05/14 10:42- #6 注記事項-法人所得税、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
LION PTY LTDは、オーストラリア税務当局による定期的な税務調査を受けております。現在、2013年から 2016年までの所得期間について税務調査中です。LION PTY LTDは現地の税務情報の自主的開示制度に基づき開示されている税務ガバナンスに準拠して税務申告しており、当社グループは今回の税務調査における各案件に対して当該期間の税務申告は適切であると考えております。しかし、LION PTY LTDはオーストラリア税務当局から、過年度の2件の取引に関わる税務上の取り扱いについて、LION PTY LTDとは異なる見解の意見書及び修正通知を受領しました。
上記2件の事案のうち、1件については、オーストラリア税務当局の行政慣行に従って、LION PTY LTDは修正通知で提示された修正税額の50%である20,200千豪ドル(1,475百万円)を仮納付しましたが、当社グループは自らの主張に対して確固たる論拠を持っており、仮納付金は回収可能と考えていることからその他の流動資産に計上しております。なお、LION PTY LTDの当該期間の税務上の取り扱いが仮に認められなかった場合、最大で40,400千豪ドル(3,408百万円)の追徴課税義務を負う可能性があります。
また、別の1件については、オーストラリア税務当局との議論を踏まえ、2021年4月にオーストラリア税務当局と和解することを決定いたしました。この結果、当第1四半期連結累計期間において法人所得税費用17,800千豪ドル(1,470百万円)及び利息としてその他営業費用に4,000千豪ドル(330百万円)を認識しております。
2021/05/14 10:42- #7 注記事項-金融収益及び金融費用、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注)1 「受取利息」及び「支払利息」は、主に償却原価で測定される金融資産及び金融負債から発生しております。
2 「受取配当金」はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品から発生しております。
2021/05/14 10:42- #8 注記事項-金融商品、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
1年内返済及び償還予定の残高を含んでおります。
償却原価で測定される短期金融資産、短期金融負債については、公正価値は帳簿価額と近似しております。
(注)1 長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率
2021/05/14 10:42- #9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産は、前年度末が休日であったこと等による営業債権及びその他の債権の減少及び連結子会社の売却による売却目的で保有する資産の減少により、前年度末に比べ246億円減少して2兆4,347億円となりました。
資本は、為替変動の影響等によるその他の資本の構成要素の増加等により、前年度末に比べ326億円増加して1兆1,286億円となりました。
2021/05/14 10:42- #10 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
(5) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円) |
支払利息 | | 1,386 | 1,177 |
有形固定資産及び無形資産売却益 | | △26 | △47 |
有形固定資産及び無形資産除売却損 | | 507 | 340 |
子会社株式売却益 | | △42 | - |
営業債権の増減額(△は増加) | | 76,354 | 78,278 |
棚卸資産の増減額(△は増加) | | △13,726 | △14,056 |
営業債務の増減額(△は減少) | | △9,966 | △7,452 |
(単位:百万円) |
投資活動によるキャッシュ・フロー | | | |
有形固定資産及び無形資産の取得による支出 | | △22,048 | △18,943 |
有形固定資産及び無形資産の売却による収入 | | 64 | 779 |
投資の取得による支出 | | △87 | △1,853 |
2021/05/14 10:42- #11 要約四半期連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
| | | (単位:百万円) |
| 注記 | 前年度(2020年12月31日) | 当第1四半期連結会計期間(2021年3月31日) |
資産 | | | |
非流動資産 | | | |
有形固定資産 | | 521,919 | 533,238 |
のれん | | 245,709 | 256,186 |
無形資産 | | 209,291 | 214,972 |
持分法で会計処理されている投資 | | 387,467 | 390,456 |
その他の金融資産 | | 105,740 | 110,279 |
その他の非流動資産 | | 21,162 | 21,144 |
繰延税金資産 | | 101,533 | 102,644 |
非流動資産合計 | | 1,592,821 | 1,628,919 |
| | | |
流動資産 | | | |
棚卸資産 | | 217,176 | 238,804 |
営業債権及びその他の債権 | | 372,146 | 297,286 |
その他の金融資産 | | 7,948 | 9,897 |
その他の流動資産 | | 33,941 | 35,284 |
現金及び現金同等物 | 12 | 161,667 | 219,447 |
(小計) | | 792,878 | 800,717 |
売却目的で保有する資産 | | 73,664 | 5,097 |
流動資産合計 | | 866,542 | 805,814 |
(単位:百万円) |
(小計) | | 710,451 | 696,798 |
売却目的で保有する資産に直接関連する負債 | | 27,024 | - |
流動負債合計 | | 737,475 | 696,798 |
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