訂正有価証券報告書-第76期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
生産、受注及び販売の状況
(単位:千円)
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(単位:千円)
(チャネル別内訳) | 前連結会計年度 (27.4.1~28.3.31) | 当連結会計年度 (28.4.1~29.3.31) | 比較増減 | |||
スーパーマーケット・小売店他 | 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 趨勢比 |
% | % | % | ||||
食肉加工品 (ハンバーグ・ミートボール他) | 7,938,120 | 88.6 | 7,821,503 | 88.7 | △116,617 | 98.5 |
炊き込みご飯の素・まぜご飯の素 | 286,197 | 3.2 | 274,935 | 3.1 | △11,261 | 96.1 |
惣菜(サラダ・煮物他) | 181,639 | 2.0 | 179,321 | 2.0 | △2,317 | 98.7 |
非常食 | 15,256 | 0.2 | 23,756 | 0.3 | 8,499 | 155.7 |
配慮食(食物アレルギー・塩分他) | 19,085 | 0.2 | 27,962 | 0.3 | 8,877 | 146.5 |
正月料理 | 442,547 | 4.9 | 396,598 | 4.5 | △45,949 | 89.6 |
その他 | 76,806 | 0.9 | 96,838 | 1.1 | 20,031 | 126.1 |
合計 | 8,959,653 | 100.0 | 8,820,915 | 100.0 | △138,737 | 98.5 |
宅配・生協・官公庁他 | 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 趨勢比 |
% | % | % | ||||
食肉加工品 (ハンバーグ・ミートボール他) | 425,683 | 28.2 | 428,727 | 25.0 | 3,044 | 100.7 |
炊き込みご飯の素・まぜご飯の素 | 38,987 | 2.6 | 41,742 | 2.4 | 2,755 | 107.1 |
惣菜(サラダ・煮物他) | 244,318 | 16.2 | 243,846 | 14.2 | △471 | 99.8 |
非常食 | 69,921 | 4.6 | 240,103 | 14.0 | 170,181 | 343.4 |
配慮食(食物アレルギー・塩分他) | 21,537 | 1.4 | 26,666 | 1.5 | 5,129 | 123.8 |
正月料理 | 690,105 | 45.8 | 720,859 | 42.0 | 30,754 | 104.5 |
その他 | 17,677 | 1.2 | 15,162 | 0.9 | △2,515 | 85.8 |
合計 | 1,508,230 | 100.0 | 1,717,109 | 100.0 | 208,878 | 113.8 |
(注)1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先 | 前連結会計年度 平成27年4月1日から 平成28年3月31日まで | 当連結会計年度 平成28年4月1日から 平成29年3月31日まで | ||
販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
イオントップバリュ㈱ | 1,189,595 | 11.4 | 1,000,164 | 9.5 |
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
食肉加工品(ハンバーグ・ミートボール他)
ハンバーグ群は、「チキンハンバーグ」の売上は減少しましたが、「1.5倍チキンハンバーグ」、「1.5倍チキンハンバーグ和風オニオンソース」は中高生のお子さまのいる世帯、1人・2人世帯や高齢者の食事としての利用が増加しました。また、京都府京丹波町産のしめじを使った「しめじがつまったハンバーグ」や山梨県大月市の無農薬玉ねぎを使った「玉ねぎがつまったハンバーグ」を発売し、その地域を中心としたエリアと首都圏の百貨店等で販売しご好評いただきました。
ミートボール群は、ナショナルブランドにおいては店舗訪問を強化し、売れ筋商品の売場を拡大するという基本の活動に注力しました。そこで原材料のシンプルさを以て無添加調理をお伝えすることとともに、新鮮な鶏肉を使用しているというポイントを店頭でお伝えした結果、ナショナルブランド商品の売上は増加しましたが、低価格のプライベートブランド商品の売上は減少しました。この結果、食肉加工品の売上高は前年同期比98.6%となりました。
炊き込みご飯の素・まぜご飯の素
2合用まぜご飯の素は、1人・2人世帯が増加したことと、必要量だけをご飯に混ぜられることが評価され、「有明鶏のかしわめし」等が好調に推移しました。また愛知県大府市の伝統野菜である「木之山五寸にんじん」や群馬県高崎市の「国分にんじん」、山梨県市川三郷町の「大塚にんじん」を使ったまぜご飯の素を販売しご好評いただきました。その結果、まぜご飯の素の売上は増加しました。
一方、3合用の炊き込みご飯の素は、新製品として「国産きのこごはん」を展開しましたが、ファミリー世帯の減少により、3合炊き商品の需要が減り、売上は減少しました。この結果、炊き込みご飯の素・まぜご飯の素の売上高は前年同期比97.4%となりました。
惣菜(サラダ・煮物他)
スーパーマーケットチャネルにおいては、当社の特徴である国産の地域を限定した今年のごぼうの風味の良さを店頭から伝える提案を、生協チャネルにおいては、野菜を加えてサラダの一品料理になる提案をした結果、共働き世帯、1人・2人世帯を中心に支持されましたが、売上の増加には至りませんでした。この結果、惣菜(サラダ・煮物他)の売上高は前年同期比99.3%となりました。
非常食
地震、津波、水害等の災害時の食事として火と水が無くても美味しく食べられる事と、食物アレルギー物質特定原材料7品目不使用という点が評価され、学校・官公庁・企業等への備蓄向けとして販売が増加しました。この結果、非常食の売上高は前年同期比309.8%となりました。
配慮食(食物アレルギー・塩分他)
各地の食物アレルギーの子を持つ母親の会と連携し、直接のご案内を丁寧に行った結果、生協、ダイレクト販売等での販売が増加し、配慮食の売上高は前年同期比134.5%となりました。
正月料理
重詰予約おせちは、食物アレルギー配慮おせちや食塩不使用のおせち料理といった配慮系おせちが、生協及び百貨店での販売が拡大しましたが、プライベートブランド商品の販売が縮小し、前年比でほぼ同水準となりました。
佃煮おせちでは、新商品の「栗きんとん3種味めぐりセット(成田・丹波・笠間)」等の高付加価値商品が贈答用としてご好評いただきましたが、お重詰めおせち同様低価格商品の販売が伸び悩み、売上が減少しました。
この結果、正月料理の売上高は、前年同期比98.7%となりました。
その他
子会社のイシイ産業株式会社で行っている地域との取り組みにおいて、千葉県内の製造商品を地域の道の駅、直売所等に販売した結果売上が増加し、その他の売上高は前年同期比118.5%となりました。