有価証券報告書-第52期(2023/05/01-2024/04/30)
(3)戦略
当社グループは、中長期的な企業価値の向上に向けて、環境への配慮、社会課題の解決、ガバナンスなどの要素を含むサステナビリティ課題への対応が重要な経営課題であるとの考えに基づき、事業を通じて積極的に取り組む重点領域・重点課題を定め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進し、リスク低減と収益機会の増大を図っております。
<気候変動への対応>当社グループは、事業における気候変動のリスクと機会を明らかにし、適切な対応策を検討するために2022年に実施したシナリオ分析においては、環境省や国際エネルギー機関(IEA)などの情報を基に、2030年の世界を想定した2つのシナリオ、世界の平均気温が4℃以上上昇する「4℃シナリオ」と、パリ協定で合意された2℃未満の上昇に抑えられる「2℃シナリオ」について分析を行いました。2℃シナリオでは、気候変動による影響により原材料の品質低下や生産量の減少が予想され、これに伴い調達コストが上昇することがわかりました。また、環境関連の規制強化や炭素税導入などの対策が進むことで、移行リスクが高まることもわかりました。一方、4℃シナリオでは、異常気象などの物理的リスクが高まり、災害の激甚化が生産・物流・販売拠点に被害をもたらす可能性があります。また、原材料不足や使用可能な原材料の品目数の減少により、商品開発に制約が生じる可能性も考えられます。これらの要因は、当社グループが理念に掲げる「豊かなライフスタイルの創造」の実現に大きな影響を及ぼす可能性があることを示しています。
2030年の世界においては、物理リスクよりも移行リスクが、利益に与えるインパクトは大きいと試算しております。その対策として、環境に配慮した消費者の行動変容への対応や、新たな技術・環境対応型素材の活用により、温室効果ガスの削減を進めております。さらに、当社グループのビジネスモデルを活かし、原材料の生産者と消費者をつなぐサプライチェーン全体への影響力を発揮し、持続可能なフードシステムを構築していくことを目指しています。
また、ロック・フィールドメンバーズを中心としたお客様に対し、当社グループの取り組みや想いを伝え、価値共感の輪を広げていくことが、機会の拡大につながると考えています。また「ビジョン2030」と中期経営計画には、このシナリオ分析を反映させており、今後も継続的にリスクと機会を見直し、対応策の実施を進めてまいります。
気候変動シナリオに基づく事業への影響

リスク対応策と機会

<人的資本について>当社グループの成長の原動力は人財です。その人的資本の考え方をベースに、「ビジョン2030」実現に向けた「5つの約束」として、仲間のチャレンジを奨励し、個人と会社が共に成長できる風土をつくることを宣言しました。従業員ひとりひとりがより広い視野と高い視座、豊かな創造力と感受性を持ってチャレンジしていくことが必要であり、仲間のチャレンジを積極的に応援し、互いに高め合い、連携し合うことで、個人も会社も成長していくことを目指すべく、多様な人財の活躍促進に向けて人事制度を刷新し、健康経営の推進として健康方針に基づく取り組みを推進しております。
※健康宣言・健康方針
https://www.rockfield.co.jp/sustainability/society/humancapital/health/
当社グループは、中長期的な企業価値の向上に向けて、環境への配慮、社会課題の解決、ガバナンスなどの要素を含むサステナビリティ課題への対応が重要な経営課題であるとの考えに基づき、事業を通じて積極的に取り組む重点領域・重点課題を定め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進し、リスク低減と収益機会の増大を図っております。
| 重点領域 | 重点課題 | 取り組み |
| 環境 | 地球温暖化、食品ロス、プラスチック問題 | 生販一体の強みを活かした商品、原材料、エネルギーのムダのない利用 |
| 健康 | 超高齢化社会、ワークライフバランス | 全ての従業員がイキイキと活躍、安心して働き続けられる環境づくり、風土醸成 |
| 健康寿命の延伸 | お客様のココロとカラダの健康に貢献する商品・サービスの提供 | |
| 共創 | 地域・コミュニティとの共創 | 生産者の方々や取引先などとの相互理解、連携による社会課題の解決 |
| 経営基盤の強化 | ガバナンス、自然災害などへの危機対応 | 信頼される企業市民としてのガバナンス強化と危機対応のためのBCPの作成 |
<気候変動への対応>当社グループは、事業における気候変動のリスクと機会を明らかにし、適切な対応策を検討するために2022年に実施したシナリオ分析においては、環境省や国際エネルギー機関(IEA)などの情報を基に、2030年の世界を想定した2つのシナリオ、世界の平均気温が4℃以上上昇する「4℃シナリオ」と、パリ協定で合意された2℃未満の上昇に抑えられる「2℃シナリオ」について分析を行いました。2℃シナリオでは、気候変動による影響により原材料の品質低下や生産量の減少が予想され、これに伴い調達コストが上昇することがわかりました。また、環境関連の規制強化や炭素税導入などの対策が進むことで、移行リスクが高まることもわかりました。一方、4℃シナリオでは、異常気象などの物理的リスクが高まり、災害の激甚化が生産・物流・販売拠点に被害をもたらす可能性があります。また、原材料不足や使用可能な原材料の品目数の減少により、商品開発に制約が生じる可能性も考えられます。これらの要因は、当社グループが理念に掲げる「豊かなライフスタイルの創造」の実現に大きな影響を及ぼす可能性があることを示しています。
2030年の世界においては、物理リスクよりも移行リスクが、利益に与えるインパクトは大きいと試算しております。その対策として、環境に配慮した消費者の行動変容への対応や、新たな技術・環境対応型素材の活用により、温室効果ガスの削減を進めております。さらに、当社グループのビジネスモデルを活かし、原材料の生産者と消費者をつなぐサプライチェーン全体への影響力を発揮し、持続可能なフードシステムを構築していくことを目指しています。
また、ロック・フィールドメンバーズを中心としたお客様に対し、当社グループの取り組みや想いを伝え、価値共感の輪を広げていくことが、機会の拡大につながると考えています。また「ビジョン2030」と中期経営計画には、このシナリオ分析を反映させており、今後も継続的にリスクと機会を見直し、対応策の実施を進めてまいります。
気候変動シナリオに基づく事業への影響

リスク対応策と機会

<人的資本について>当社グループの成長の原動力は人財です。その人的資本の考え方をベースに、「ビジョン2030」実現に向けた「5つの約束」として、仲間のチャレンジを奨励し、個人と会社が共に成長できる風土をつくることを宣言しました。従業員ひとりひとりがより広い視野と高い視座、豊かな創造力と感受性を持ってチャレンジしていくことが必要であり、仲間のチャレンジを積極的に応援し、互いに高め合い、連携し合うことで、個人も会社も成長していくことを目指すべく、多様な人財の活躍促進に向けて人事制度を刷新し、健康経営の推進として健康方針に基づく取り組みを推進しております。
| 「ビジョン2030」実現に向けた約束 | 施策 | 取り組み | |
| 仲間のチャレンジを推奨し、個人と会社が共に成長できる風土をつくる | 多様な人財の活躍促進 | 人事制度 の刷新 | 経験や保有能力を軸とした制度から役割や成果を軸とした制度への変更 |
| 勤務地・勤務時間の選択区分による4つの働き方コースの新設 | |||
| プロフェッショナル人財の成長を奨励・支援する制度の導入 | |||
| 女性活躍への取り組み | 育児をしながら安心して働けるよう、神戸ヘッドオフィス・ファクトリー、静岡ファクトリーに企業内保育室を設置 | ||
| 健康経営の推進 | 健康宣言・健康方針に基づく取り組み | 従業員レストランで当社が推奨する健康的な食事の摂り方「2:1:1食事バランス」に則ったメニューをはじめ、栄養バランスのとれた食事を提供 | |
| アプリを活用した社内ウォーキング大会の開催などを通じて運動習慣者を増やす取り組みの実施 | |||
| 従業員の健康意識を高めるために、毎月「食」「運動」「睡眠」をテーマに健康情報を発信 | |||
| ストレスチェックの集団分析や健康診断、また全社員が実施している当社独自の自己申告制度の意識調査において従業員の心と体の健康をサポートできる施策の実施 | |||
※健康宣言・健康方針
https://www.rockfield.co.jp/sustainability/society/humancapital/health/