このような状況のなか、当社グループでは、大豆を主原料とする凍豆腐の価格改定を9月に実施いたしました。また、HACCPを包括した食品安全の国際規格FSSC22000のバージョンの更新を引き続き実施しており、品質の維持・向上はもとより合理化、省エネルギーのための設備投資を継続的かつ積極的に行っております。経営面では、SDGsに沿った取り組み推進のため、プラスチック削減、紙容器の森林認証素材使用の推進、健康経営優良法人認定の継続を目指し従業員の福利厚生充実などの取り組みを継続しております。さらに、新型コロナウイルス感染症の対応について、当社グループでは感染予防に十分な対策を取り、市場への円滑な商品提供に万全を期しております。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績につきましては従来の営業活動が制限される中、売上高は38億5千6百万円(前年同四半期39億5千5百万円)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、当第2四半期連結累計期間の売上高は従来の会計処理に比べ7百万円減少しております。利益面では、引き続き製造コストの低減や経費の削減などを図ってまいりましたが、売上高の減少などにより営業利益は7千万円(前年同四半期比34.8%減)、経常利益は9千6百万円(同51.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6千9百万円(同48.5%減)となりました。
部門別概況は、次のとおりであります。
2021/11/08 9:12