四半期報告書-第67期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

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2014/11/10 14:32
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32項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間においては、消費税増税の反動が多くの業界で長引いていることや、一部の地域では夏場の天候不順・ガソリン価格高騰等の影響もあり、消費の回復ペースは鈍化しております。他方、雇用確保が困難になっており、賃金の上昇とともに人件費の管理が企業の一層の課題となっております。
この様な状況の中、当社グループは春夏新製品と秋冬新製品の導入及び市場定着を積極的に進めました。また、各エリアの嗜好に合った製品の重点投入や販売促進に取組みました。消費税増税の影響も軽微であり、順調に売上を伸ばすことができました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高182億35百万円(前年同四半期比5.7%増)、営業利益8億83百万円(同13.2%増)、経常利益8億70百万円(同8.7%増)、四半期純利益5億34百万円(同11.4%増)となりました。
セグメント別および製品群別の売上の状況は、以下のとおりであります。
なお、当第2四半期連結累計期間より、食品製造販売事業の製品群を変更いたしました。これに伴い、以前の「おつまみスナック製品」と「小物菓子製品」の売上金額は、他の製品群へ振り分けております。
(食品製造販売事業)
売上高を製品群別に分類しますと、水産加工製品は、コクと旨みにこだわった新製品「贅沢なチーズかまぼこ」や巾着タイプのチーズかまぼこが好調に推移し、はごろもフーズ株式会社とコラボレーションした新製品「シーチキンいかフライ ツナマヨネーズ味」や、素材の旨味を存分に引き出した新製品「一夜干し風 しっとりあたりめ」なども売上を伸ばし、増収となりました。畜肉加工製品は、「THEおつまみBEEF」などのジャーキー製品や、「一度は食べていただきたい 粗挽きサラミ」などのドライソーセージ製品が貢献し増収となりました。酪農加工製品は、「一度は食べていただきたい 熟成チーズ鱈」や「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」の売上が引続き好調に推移したものの、全体としては微減収となりました。農産加工製品は、「くるみ」が健康に良い食べ物としてテレビ番組で放映されたこともあり、「JUSTPACK くるみミックス」などのナッツ製品や、「野菜おつまみ 茎レタス梅しそ味」などが貢献し増収となりました。素材菓子製品は「ねりうめ はちみつ味」などの飴製品や新製品「黒まめおやつ」などが好調に推移しましたが、わずかに減収となりました。チルド製品は、「つぼ焼き風貝の醤油焼」「おつまみ磯貝」などのフードパック製品や、「くちどけチーズたら 熟成チェダーチーズ」などが売上を伸ばし増収となりました。その他製品は、新製品「燻製薫るおつまみセレクション」などのアソート製品が貢献し増収となりました。
以上の結果、食品製造販売事業の売上高は180億85百万円(同5.7%増)となりました。
利益面では、売上増加や生産性の向上による原価低減等の諸施策により、原材料価格の上昇を吸収し、売上総利益は57億56百万円(同2.7%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、業務の無駄取りなどあるべきコスト構成を追求するコストコントロールに継続的に努めたことにより、49億59百万円(同1.1%増)に留めることが出来ました。
この結果、営業利益は7億97百万円(同13.8%増)となりました。
(不動産賃貸事業)
売上高は1億50百万円(同1.0%増)、営業利益は86百万円(同8.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は279億85百万円(前連結会計年度末比3億1百万円増)となりました。
資産の部では、受取手形及び売掛金、商品及び製品、建物及び構築物などが減少しておりますが、現金及び預金、原材料及び貯蔵品、仕掛品などの増加により総資産が増加いたしました。
負債の部では、賞与引当金、退職給付に係る負債などが増加しておりますが、未払法人税等、未払金などの減少により負債合計は119億35百万円(同59百万円減)、純資産の部では利益剰余金の増加等により純資産合計は160億50百万円(同3億61百万円増)となりました。
なお、自己資本比率は前連結会計年度末比0.7ポイント増の57.4%となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、24億72百万円(前連結会計年度末比3億54百万円増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、8億19百万円の収入(前年同四半期は8億59百万円の収入)となりました。主に、たな卸資産が4億60百万円増加しておりますが、税金等調整前四半期純利益が8億70百万円と前年同四半期比増益となり、また売上債権が2億73百万円減少となったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1億53百万円の支出(前年同四半期は3億94百万円の支出)となりました。主に、工場における生産設備の導入等、有形固定資産の取得による支出が1億34百万円となったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3億12百万円の支出(前年同四半期は3億32百万円の支出)となりました。主に、ファイナンス・リース債務の返済による支出が1億65百万円、配当金の支払額が1億2百万円、長期借入金の返済が43百万円となったこと等によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億40百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
現在の当社グループを取り巻く環境は、「少子高齢化を背景とした珍味顧客の高齢化や低年齢層の減少」「消費者ニーズの多様化による業種業態を超えた食品売場のボーダレス化」など、需要構造が徐々に変わってきております。
これに対して、当社グループといたしましては、新たな発想による新しいおつまみの開発やおつまみ加工技術を活用し、水産加工製品、畜肉加工製品、酪農加工製品、素材菓子製品を中心に、チルド製品などの開発も積極的に行い、新しい需要を創造し、成熟型社会に対応した企業基盤の確立に取組んでおります。
当面の課題としては、原材料高、電気料金の値上げなどであります。コストコントロールや業務の無駄とり、製品規格の変更、代替原材料への切替などの対策を検討しておりますが、更なる値上げなどが発生し、当社グループの企業努力の限界を超えた場合、企業収益を圧迫することがあります。
また、食の安全を確保するための法令改正や指導が行われた場合、追加設備投資あるいは費用などにより財政状態及び経営成績に重要な影響が生じる場合もあります。
当社グループは、2015年3月期(第67期)から2018年3月期(第70期)までを対象期間とする新たな4カ年中期経営計画「バリューイノベーション70」に取組んでおります。
今後、経営環境の厳しさが一層増し、将来を予見することが非常に難しくなっていく中、我々は持続的に成長し続けて、これまで以上に社会に貢献し、社会から評価される、一段上の成長ステージへと邁進します。強い会社になるとの信念を持ち、エネルギーに満ちあふれた企業集団を構築し、更なるイノベーションによって「なとりグループのバリュー」を高めてまいります。
中期経営計画「バリューイノベーション70」では、従業員が共有すべき価値観と目指す姿をビジョンとして明示すると共に、全社一丸となって5つの戦略に取組み、ビジョンの達成を目指します。
<中期経営計画「バリューイノベーション70」の骨子>
《ビジョン》
お客様に信頼されるブランド価値の向上
《5つの戦略》
① 国内事業の拡大と海外マーケットへの挑戦
② 新たなおつまみ需要の創造
③ 着実な成長投資と高収益体質への変革
④ 事業活動のサイクルを円滑化するロジスティクスと情報システムの構築
⑤ 成長意欲に満ちあふれた社風の醸成と人材育成
《目標数値》
中期経営計画「バリューイノベーション70」の最終年度である2018年3月期(第70期)において、連結売上高400億円の達成を目標にしております。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループでは、自己資金又は借入などにより運転資金及び設備資金の資金調達を行っております。運転資金については、自己資金及び短期借入金により調達しております。また、設備資金については、自己資金、リース及び長期借入金などにより調達しております。
(8) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営理念は、「自由闊達にして公正で節度ある企業活動により、食文化の創造と発展を通して、顧客満足・株主還元・社会貢献の実現を図り、社会的に価値ある企業として、この会社に係わるすべての人が誇りを持てる会社を目指す」であります。
この経営理念のもと、「素材の風味を活かし、生産・流通・販売において温度帯にとらわれず、手軽に食べられ、様々な食シーンにマッチする、楽しさの演出に欠かせないおつまみをお客様にお届けします。」をミッションとし、「楽しさを演出する、美味しい“おつまみ”を通してお客様に“幸せ”なひとときをお届けしたい。」という当社の願いを表している「ひとつまみの幸せ。」を企業メッセージとして、「おつまみ」事業の維持・拡大及び収益力の強化に努めております。

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