- #1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△3百万円は、主に報告セグメントに帰属しない総務部門などの管理部門に係る資産の減少であります。
3. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
2016/06/22 9:25- #2 セグメント表の脚注(連結)
- その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ソフトウエアの開発及び販売、保険代理業、人材派遣事業、不動産賃貸管理事業等を含んでおります。
2. 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△1,271百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用1,380百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない総務部門などの管理部門に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額△1,752百万円には、セグメント間取引消去△6,729百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産4,976百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。
(3) 減価償却費の調整額△60百万円は、セグメント間取引消去△123百万円及び全社資産に係る償却費63百万円であります。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額27百万円は、主に報告セグメントに帰属しない総務部門などの管理部門に係る資産の減少であります。
3. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。2016/06/22 9:25 - #3 業績等の概要
車輌資材事業では、国内事業では、新車販売が低迷する中、“革を超える新素材”「クオーレ®」や瞬間消臭機能の「イノドール®」、防汚機能の「エラッセ®」などの快適素材に加え、ステアリング用の夏冬快適素材「クオーレモジュレ®」が初めて量産車に採用されるなど、車輌の室内空間を快適にする高付加価値商品群が売上高を伸ばしました。また、新型の高級車に採用されたビスコテックス加飾パネルは、当初計画を上回る発注を受け順調に推移しました。これら新規高付加価値商品の量産化が順調に推移し、国内事業は前年同期比で増収・増益となりました。一方で、引き続き原料、染料の価格高騰がありましたが、売価や年次VAなどでのご協力、及び調達改善や当社独自の整流生産活動による効率化、原価低減などで、コスト増の一部を吸収することができました。海外事業では、米国・中国で自動車販売台数が好調に推移する一方で、タイ、ブラジルでは大きく落ち込みました。しかし、「クオーレ®」をはじめとする差別化商品が売上高を伸ばしたことや為替の影響を受けて、海外事業全体では増収・増益を達成することができました。また、2013年末に量産を開始したインド及びインドネシアの両拠点については計画通りに事業進捗しておりますが、立上費用や償却などが先行するため、利益面での貢献は2017年以降になる見通しです。また、2016年3月に事業所を開所した新拠点メキシコにおいても、今年6月の量産開始に向けた生産準備と新規受注開発を進めており、同様に費用が先行しております。さらに、製品化の拡大戦略のもと、昨年5月に中国河北省において設立した自動車用シート材の裁断・縫製・販売事業を行う新会社では、完成品であるシートカバーの出荷がスタートしており、今後の新拠点として着実に立ち上げていきます。当事業はリーマンショック後に大きく落ち込みましたがその後は順調に伸ばし、当期売上高は611億50百万円(前連結会計年度比7.6%増)、営業利益51億18百万円(同21.9%増)と、過去最高となりました。
ハイファッション事業では、国内では高いファッション性の商品を手ごろな価格で販売する海外ファストファッションブランドの台頭に消費者の節約志向が相まって、当社グループの主要顧客である国内アパレルブランドを取り巻く環境はなお一層厳しい状況です。当社グループのファッション衣料向けテキスタイル及び製品販売事業においては、小ロット・短納期・在庫レスで製造する独自の生産システムのビスコテックスをはじめ、糸から縫製までのグループ一貫機能を活用した高感度な差別化商品の開発に注力しておりますが、消費マインド低迷や天候不順の影響を受けてアパレルブランドが苦戦し、前年同期比で減収・減益となりました。また、ウインター市場縮小の影響を受けた国内スポーツ衣料向けのテキスタイル販売事業においても売上高を落としました。その一方で、当社グループのニッティング技術と加工技術を駆使した差別化素材が、国内及び海外の大手アパレルに採用され、インナー衣料向けのテキスタイル販売事業は売上高を伸ばしました。海外事業では、海外子会社の Saha Seiren Co., Ltd.(タイ)における原糸から製品までの一貫生産において、生産合理化や品質改善効果に加えて新規受注が加わり、利益改善が大きく進みました。当事業の売上高は264億97百万円(前連結会計年度比4.3%減)、営業利益は8億57百万円(同67.6%増)となりました。
エレクトロニクス事業では、繊維と金属の複合化技術により差別化を高めた電磁波シールド材「プラット®」は、より付加価値を高めるべく部品化・製品化を推し進め、それらの販売を拡大しました。KBセーレン㈱では、高性能導電糸「ベルトロン®」や高性能ワイピングクロス「ザヴィーナ®」が売上高を伸ばし、スーパー繊維の「ゼクシオン®」及び「グラディオ®」についても用途開発の進捗とともに採用件数が増え、順調に販売が拡大しております。また、航空宇宙分野においても開発案件が増え、新たな事業領域としての可能性が具現化してまいりました。繊維機械の製造販売事業を展開するセーレン電子㈱及び世聯電子(蘇州)有限公司(中国)では、生産設備投資が低迷する中国市場において売上高を落としたものの、その他の地域では販売拡大が進み、前年同期比で増収・増益となりました。当事業の売上高は53億66百万円(前連結会計年度比4.2%減)、営業利益は7億19百万円(同27.9%増)となりました。
2016/06/22 9:25- #4 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(2)経営成績の分析
(売上高と営業利益)
当連結会計年度の売上高は、1,072億11百万円で前連結会計年度比34億45百万円(3.3%)の増収となりました。これは、北米や中国を中心とした自動車需要の増加や高付加価値商品群が売上高を伸ばした車輌資材事業、並びに、KBセーレンの差別化原糸を用いた製品群が売上高を伸ばしたメディカル事業の増収などによります。
2016/06/22 9:25