繊維景況は、衣料用途については天候要因の影響を大きく受け、夏物衣料から秋冬物への移行がスムーズに進み、百貨店・チェーン店など概ね業績は好調に推移しておりますが、商品の産地は輸入品が多く、国内製造産地は苦戦が続いております。資材用途では好調を維持していた輸出向け自動車用途などが、中国経済の影響とフォルクスワーゲン社のリコール問題もあり、減速傾向になっております。
当社の産業資材分野では、主力商品でありますアラミド繊維(高機能難燃繊維)・高強力繊維ともに受注自体は土木関連資材及び自動車関連資材など比較的堅調に推移しており、取引先も新規に1社増えております。アラミド繊維全体の売上高は116,283千円と前年同四半期に比べ2,332千円減少したものの堅調に推移しております。また、一般衣料紡績糸は高機能インナー用途向けが生産時期の調整を行った為、減少しましたがユニフォーム向け原着糸の受注が増加し、新規販売先も増えたことにより減少分を補うことができ、売上高は前年同四半期に比べ8,859千円増加し、110,675千円となりました。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の業績は、売上高は前年同四半期に比べ6,526千円増加し、226,959千円となりました。営業利益は4,180千円(前年同四半期は3,284千円の営業損失)、経常利益は2,891千円(前年同四半期は3,881千円の経常損失)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,760千円(前年同四半期は3,358千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
2015/11/13 11:38