有価証券報告書-第138期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/21 14:22
【資料】
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【項目】
165項目
(b) 指標及び目標
当社グループは、気候変動への対応として、2050年までにカーボンニュートラルを目指して、温室効果ガスの排出を削減し、エネルギーの効率的で持続可能な使用を促進するとともに、気候変動の緩和、適応に貢献する商品およびサービス等の開発・提供に努めます。
2024年に策定した環境方針においても、同内容を掲げ、ホームページ上で公開しています。
https://www.nichimo.co.jp/sustainability/policy/basic_policy.pdf
環境方針に関する詳細な情報については、2024年7月に公表予定の弊社記載の該当HPをご参照ください。
Scope1,2算定
当社グループは温室効果ガス排出量の把握を推進しており、今期の取組みとして、2022年度および、2023年度(一部推定値)の消費エネルギー実績をもとに、当社および主要な連結子会社を範囲として、Scope1とScope2の算出を実施いたしました。内訳は以下の通りです。
単位:t-CO2
2021年度2022年度2023年度
Scope1事業者自らによる温室効果ガスの直接排出4,5335,4595,857
Scope2(マーケット基準)他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出6,1096,0005,919
Scope2(ロケーション基準)5,2875,1535,039
Scope1+2(マーケット基準)小計10,64211,45911,777
Scope1+2(ロケーション基準)小計9,82010,61210,896

※GHGプロトコルに則り、Scope1,2算定を実施。Scope1,2範囲としては、連結子会社を含む国内主要拠点を対象に算定。事業所、営業所はScope1,2算定対象から除外しています。
※Scope1,2の算定方法および排出係数等は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」の「温室効果ガス排出量の算定・報告・公表制度」に基づいて算出。「排出係数算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」および、「電気事業者別排出係数」の調整後排出係数(Scope3マーケット基準)と全国平均係数(Scope3ロケーション基準)、「フロン類算定漏えい量の算定・報告に用いる冷媒種類別GWP一覧」を使用。
※2022年度からScope1算定精度向上のため、フロン類の排出量を含めて算定しております。
※2023年度の算定値は、一部2024年1月~3月の消費エネルギー量を推定値として算定しております。
Scope3算定
当社グループはサプライチェーンにおける温室効果ガス排出量の把握に向けて、今回新たな取り組みとして、2022年度のScope3排出量(Scope1、Scope2以外の間接排出:事業者の活動に関連する他社の排出)の算定を実施しました。
単位:t-CO2
2022年度 算定値
Scope1+2(マーケット基準)+3 合計サプライチェーン排出量616,884
Scope1+2(ロケーション基準)+3 合計616,036
Scope3事業活動に関連する他社の排出605,425

※Scope2マーケット基準の値で合計
単位:t-CO2
カテゴリ1購入した製品・サービス596,126
カテゴリ2資本財5,180
カテゴリ3エネルギー関連活動1,670
カテゴリ4輸送、配送(上流)1,960
カテゴリ5廃棄物12
カテゴリ6出張134
カテゴリ7従業員の通勤327
カテゴリ13リース資産(下流)16

※GHGプロトコルに則り、Scope3算定を実施。Scope3は基本連結での算定とし、カテゴリ5はデータ収集できた拠点のみの算定としています。
※Scope3の算定方法および排出係数等は、「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン」および「IDEA v2」に基づき算出。
※カテゴリ8:該当する活動はScope1,2で計上済み
※カテゴリ9~12、15:今後算定を検討
※カテゴリ14:該当なし
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