有価証券報告書-第138期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/21 14:22
【資料】
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【項目】
165項目
(a) 戦略
ニチモウグループの人材戦略について
100年以上の歴史を歩んできたニチモウグループにとって「従業員」はなによりも重要な経営資源=「人財」として位置付けており、企業価値向上の源泉です。漁業・水産業を主たる事業領域としているニチモウグループの強みは各事業分野における専門性、独自性が挙げられます。その強みを支えているのは、従業員一人ひとりがステークホルダーを巻き込んで業務を遂行する力量です。
これらを踏まえた人材戦略は、第137期中期経営計画の基本構想にもある「浜から食卓までを網羅し繋ぐ」のベースとなる『人(従業員)をより強い個に成長させて繋ぐ』ことです。
具体的に求める人物像は、価値観の異なる相手とも協力していける“柔軟性”、新たなビジネスチャンスに果敢に挑戦する“チャレンジ精神”、最後までやり遂げる“タフネスさ”を兼ね備えた人材を育成していくことです。
この考え方は、従業員一人ひとりの能力を最大限に発揮することで強い個を成長させ、その経験やノウハウを新たな価値を創造する事業に繋げて、中長期的な企業価値の向上、ひいては経営理念である「社会の公器」として業界を牽引していく未来へと繋いでいくということです。

「浜から食卓までを網羅し繋ぐ」を具現化する人材を育成するために、注力するポイントごとに区分けし、二つのSTAGEで中長期的な人材の育成を行ってまいります。
2023年STAGE1(~2025年)STAGE2(~2028年)~2030年
(現状把握)
・全社アセスメント、若手従業員面談などを通した現状における課題・問題の洗い出し
(新たな施策の導入)
・長期的に求める能力の明確化
・新たな教育機会の提供
・人事評価制度の見直し
・社内DX化に向けた取り組み
(人材の新たな活用)
・女性管理職
・グループ間交流
・ジョブローテーション制度
(未来へ繋ぐ)
「浜から食卓までを網羅し繋ぐ」具現化できる人材を創出
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