有価証券報告書-第129期(2025/02/01-2026/01/31)
(3)戦略
当社は、2025年に公表した第6次中期経営計画で定めたSDGs取り組み方針に基づき、持続可能な社会の実現に向けて、以下のサステナビリティ課題に取り組んでまいります。事業への影響度が高いと考えられるリスクと機会から優先的に対応を進めてまいります。
<サステナビリティ課題の取組>
当社は、2025年に公表した第6次中期経営計画で定めたSDGs取り組み方針に基づき、持続可能な社会の実現に向けて、以下のサステナビリティ課題に取り組んでまいります。事業への影響度が高いと考えられるリスクと機会から優先的に対応を進めてまいります。
<サステナビリティ課題の取組>
| リスク/機会 | ESG分類 | 項目 | 時期 | 財務 影響 | リスクおよび機会への対応 |
| リスク | 環境(E) | 気候変動の進行に伴う消費者需要の変化およびサプライチェーンへの影響 | 中期~長期 | 中~高 | ①需要動向に応じた適時適量の生産・納品体制の構築 ②環境配慮型素材(再生繊維等)および機能性商品の開発・拡充による付加価値向上 |
| 環境(E) | 電力・燃料等のエネルギー価格の上昇および環境対応コストの増加に伴う製造原価の上昇 | 短期 | 中~高 | ③生産・在庫の最適化および調達プロセスの見直しによるコスト抑制 | |
| 社会(S) | 消費者の環境・倫理意識の高まりに伴う嗜好の変化へ適応できないことによるブランド価値の低下および売上減少 | 短期 | 中~高 | ④公平、公正な取引によるものづくり(フェアトレード)の実践 ⑤ユニバーサルデザイン製品・サービスの開発 | |
| 社会(S) | サプライチェーンを含む労働条件問題および人権侵害の発覚がもたらすレピュテーションや取引への影響 | 短期 | 高 | ⑥「繊維産業における責任ある企業行動実施宣言」に基づき、サプライチェーン全体におけるトレーサビリティの確保を進めるとともに、人権および環境配慮に関する管理体制の強化を推進 | |
| 社会(S) | 人口減少や少子高齢化に伴う人材確保の困難および採用コストの増加 | 短期~中期 | 中 | ⑦性別・年齢・国籍を問わない中核人材登用促進 ⑧個々のライフスタイルに応じた柔軟な働き方を選択できる人事制度の構築 |
| リスク/機会 | ESG分類 | 項目 | 時期 | 財務 影響 | リスクおよび機会への対応 |
| 機会 | 環境(E) | サステナブル素材(オーガニック綿・再生繊維など)を採用した高付加価値商品の展開により、差別化とプレミアム価格化が期待される | 短期~中期 | 低 | ⑨エコ素材、脱プラ、資源の有効活用、廃棄削減への取り組み ⑩環境に優しい原料の積極的活用 |
| 環境(E) | 製品回収やリサイクルなど、循環型ビジネスモデルによる新たな収益源の獲得および顧客ロイヤリティの向上が期待される | 中期~長期 | 低 | ⑪リサイクル・リユース・アップサイクルの活用促進 ⑫「かわろね」プロジェクト(余剰糸を活用したぬいぐるみ制作・販売、就労支援連携) | |
| 環境(E) | 脱炭素戦略の策定を経営戦略に連動させることで、競争力強化と企業価値向上が期待される | 短期~ 中期 | 中~高 | ⑬脱炭素戦略の策定に向けた課題整理および社内体制の整備 ⑭GHG(温室効果ガス)排出量削減に関する指標について開示準備 | |
| 社会(S) | 女性のライフステージに応じた健康・快適性向上ニーズの高まりに伴い、フェムテックの進展など新規収益源・顧客接点創出が期待される | 短期~ 中期 | 中~高 | ⑮ナイガイラボのデータを活用した足の健康ソリューション製品・サービスの開発 | |
| 社会(S) | AIの活用により、従業員の働きやすさ向上と能力発揮最大化の基盤強化が期待される | 短期 | 中~高 | ⑯業務支援型AIツールの導入および全社的な活用 |