当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、海洋環境や気象状況の変動による漁獲量の減少や外出自粛の影響で外食産業向けの高級魚・水産物などの需要が減少していることに加え、漁船漁業者の一部は海外への出航ができない状況が続いており、漁業従事者の経営環境は引き続き厳しい状況になっております。
このような状況のもと、当社グループの売上高は、漁業関連事業では、本来前期に納品予定であった繰越分が計上されたことや新リース事業等の手続きが順調に進んだ定置網部門は堅調でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、水産部門や養殖網部門の売上高が大きく減少しました。陸上関連事業では、新型コロナウイルス対策で室内換気の必要性から防虫網部門が伸び、獣害防止ネットや落石防止ネット等の災害対策用途の陸上用のネットの販売が好調であったものの、全体としては前年同期と比べて減少しました。営業利益は、売上高が伸び悩む中でも、主力の定置網部門の売上高が好調であったことと、計画的な生産を継続したことで製造原価を抑えることができたこと等により、前年同期と比べて増加しました。
また、営業外収益では受取保険金等の計上があり、営業外費用で持分法による投資損失等の計上がありましたが、営業外損益はプラスとなりました。新事業所建設にあたり、特別損失として解体撤去費用を計上しました。
2021/03/12 16:10