四半期報告書-第120期第3四半期(令和2年11月1日-令和3年1月31日)

【提出】
2021/03/12 16:10
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済活動が大きく制限されておりましたが、一部では改善の兆しもでてまいりました。しかし、年明けに再び緊急事態宣言が発令され、先行きが不透明な状況となり、海外でも一部の地域を除き、景気は厳しい状況が継続しております。
当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、海洋環境や気象状況の変動による漁獲量の減少や外出自粛の影響で外食産業向けの高級魚・水産物などの需要が減少していることに加え、漁船漁業者の一部は海外への出航ができない状況が続いており、漁業従事者の経営環境は引き続き厳しい状況になっております。
このような状況のもと、当社グループの売上高は、漁業関連事業では、本来前期に納品予定であった繰越分が計上されたことや新リース事業等の手続きが順調に進んだ定置網部門は堅調でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、水産部門や養殖網部門の売上高が大きく減少しました。陸上関連事業では、新型コロナウイルス対策で室内換気の必要性から防虫網部門が伸び、獣害防止ネットや落石防止ネット等の災害対策用途の陸上用のネットの販売が好調であったものの、全体としては前年同期と比べて減少しました。営業利益は、売上高が伸び悩む中でも、主力の定置網部門の売上高が好調であったことと、計画的な生産を継続したことで製造原価を抑えることができたこと等により、前年同期と比べて増加しました。
また、営業外収益では受取保険金等の計上があり、営業外費用で持分法による投資損失等の計上がありましたが、営業外損益はプラスとなりました。新事業所建設にあたり、特別損失として解体撤去費用を計上しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は12,273百万円(前年同期比3.2%減)、営業利益は408百万円(前年同期比63.8%増)、経常利益は475百万円(前年同期比159.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は178百万円(前年同期比345.9%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
[漁業関連事業]
売上高は9,832百万円(前年同期比4.8%減)となりました。主な要因は、今夏は台風の発生も少なく、主力の定置網部門の売上高は堅調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で外食産業向けの高級魚の需要が減少したことなどから水産部門、養殖網部門の売上高が減少しました。利益面は、漁業関連事業全体として売上高は減少しましたが、主力の定置網部門の売上高が好調だったことで、他の部門の落ち込みをカバーでき、セグメント利益は398百万円(前年同期比127.2%増)となりました。
[陸上関連事業]
売上高は2,429百万円(前年同期比3.5%増)となりました。主な要因は、施工工事部門の売上高は低調でしたが、防虫網や獣害防止ネットの受注が好調で売上高は増加しました。利益面は、施工工事部門の売上高が減少したこと、防虫網部門の事業強化を図り人件費等のコストが増加したことでセグメント利益は10百万円(前年同期比85.6%減)となりました。
[その他]
前期に引き続き機械の部品加工等の受注は低調でしたが、小口商材が増加し、売上高12百万円(前年同期比330.7%増)となりました。利益面は、売上高の増加によりやや改善したもののセグメント損失は0百万円(前年同期は0百万円の損失)となりました。
② 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,986百万円増加し、22,997百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比べ816百万円増加し、15,150百万円となりました。これは、売上債権は減少しましたが、たな卸資産が増加したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ1,170百万円増加し、7,847百万円となりました。これは、有形固定資産のその他の建設仮勘定が増加したこと等によるものです。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比べ2,397百万円増加し、13,022百万円となりました。これは、短期借入金が増加したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ388百万円減少し、3,938百万円となりました。これは、長期借入金が減少したこと等によるものです。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ22百万円減少し、6,037百万円となりました。これは、利益剰余金は増加しましたが、為替換算調整勘定が減少したこと等によるものです。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は168百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は、次のとおりであります。
会社名事業所名所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手及び完了予定年月
総額 (百万円)既支払額 (百万円)着手完了
提出会社福山工場広島県福山市全社的管理業務
漁業関連事業陸上関連事業
工場兼事務所7,6001,577自己資金及び借入金2020年 12月2022年 11月

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