当社グループが属する医療衛生材料業界は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、感染管理製品をはじめとした医療消耗品の市場が拡大いたしました。感染管理製品につきましては、感染者数によって製品の需要に増減はあるものの、感染拡大が始まった2020年度と比較するとその需要は減少しております。また、当業界は政府による医療費適正化に向けた取組みの流れの中にあり、衛生材料を含む医療消耗品は引き続き価格競争に晒されており、加えて、原材料価格やエネルギーコストの高騰、円安に起因する輸入品価格の上昇など、厳しい事業環境が続きました。育児用品の業界におきましては、2022年の国内出生数は77万人となり、7年連続で減少するなど引き続きマーケットの縮小に直面しております。
このような状況の下、当社はメディカル事業、コンシューマ事業ともに自社製品の売上高の拡大及び利益率の改善を基本方針として取り組んでまいりました。売上高は、新型コロナウイルス感染症の5類分類変更の影響もあり、メディカル事業、コンシューマ事業ともに感染管理製品の落ち込みが激しく、減収となりました。利益面では、売上高の減少に加え、原材料価格や光熱費等の上昇、円安による輸入品価格の高騰など売上原価が増加しております。また、使用期限のある感染管理製品の一部を評価減したことも、売上総利益のマイナスに影響いたしました。
以上の結果、第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は7,322,658千円(前年同四半期比3.2%減)、営業損失は39,627千円(前年同四半期は81,059千円の営業利益)、経常利益は16,524千円(同86.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42,686千円(同43.9%減)となりました。
2023/08/09 11:22