当社グループが属する医療衛生材料業界は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、世界規模で感染防止や公衆衛生への意識が高まり、国内では医療機関のみならず、商業施設や一般家庭においても感染防止に対する取組みが行われております。結果、全国的にマスクや手指消毒剤をはじめとした感染管理製品の需要が高まりました。現在では、品薄だった感染管理製品も潤沢に市場に出回っており、前期並みの感染管理製品の特需はないと想定しております。また、当業界は政府による医療費適正化に向けた取組みの流れの中にあり、新型コロナウイルス感染症により医療費は一時的に減少の見込みであることに加え、衛生材料を含む医療消耗品は引き続き価格競争に晒され、厳しい事業環境が継続すると予想されます。さらに、育児用品の業界におきましては、2020年の国内出生数は90万人を下回り、5年連続で低下するなど、マーケットの縮小に直面しており、厳しい事業環境が継続しております。
このような状況の下、当社は、自社製品の売上高の拡大及び利益率の改善を最重要課題と認識しております。当第1四半期連結累計期間においては、継続して感染管理製品や口腔ケア製品を重点販売製品として拡販することに加え、工場稼働率を上げるための設備投資や製造受託の拡大、医療機関、商業施設や一般家庭の感染防止に貢献する製品開発、全社をあげた経費削減に取り組みました。感染管理製品の販売に関しては、前年同四半期ほどの特需はないものの、新型コロナウイルス感染症の拡大前と比較すると市場は拡大しており、販売額は増加しております。
この結果、第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は7,505,609千円(前年同期比1.8%減)、営業利益は183,644千円(同46.6%減)、経常利益は207,095千円(同43.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は148,963千円(同51.2%減)となりました。
2021/08/04 11:16