有価証券報告書-第76期(2023/03/01-2024/02/29)
(3)戦略
当社グループは、サステナビリティに関する取組を経営と統合するため、当社グループにおけるマテリアリティ(重要課題)を取締役会で決議いたしました。当社グループにおいてインパクトが大きい5つのマテリアリティ(重要課題)として、「持続可能な社会への貢献」「誰もが生き生きと働ける環境」「豊かな顧客体験の創造」「責任あるサプライチェーンの構築」「持続的な成長を支える経営基盤の確立」を設定いたしました。さらに、特定したマテリアリティ(重要課題)に対し、SDGsマッピングを行い、社会課題に対するインパクトを整理しております。
・マテリアリティ(重要課題)特定のプロセス
■ STEP1 社会課題の抽出
役員及び従業員と共に、SASBスタンダード、GRIスタンダード、ISO26000、SDGsや国際グローバルコンタクトなどを参照・分析し、社会及び自社の課題を抽出いたしました。
■ STEP2 社会課題の重要度評価
STEP1で抽出した社会及び自社の課題について、「ステークホルダーにおける重要度」と「当社グループにおける重要度」の2つの視点から重要度が高い課題を特定いたしました。
■ STEP3 施策の検討と妥当性評価
STEP2で特定した課題に対して、評価の妥当性を確認するため、社外取締役や外部有識者にアンケート調査を実施し、課題の見直しを実施いたしました。
■ STEP4 マテリアリティ(重要課題)の特定
取締役会での審議・検討のもと、当社グループが事業を通して取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を以下のとおり定めております。
(環境)
当社グループは、環境に対するマテリアリティ(重要課題)として、持続可能な社会への貢献と定めております。重要テーマとしては、気候変動への対応及び環境に配慮した社会への実現を掲げております。気候変動への対応に関する取組としては、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、GHG排出量算出測定ツールを導入し、算定を開始いたしました。具体的には、静岡事業部において、省エネ効果が大きいコンプレッサーの使用及び照明をLED化することなどの取組を行っております。環境に配慮した社会の実現に関しては、プラスチック製品を作る過程で排出される端材を場内再生したシートを採用した「Noir×noir(ノアールノアール)」シリーズや海洋プラスチックを使用した製品などの開発を積極的に行っております。また、クリアケースやクリップボードなどグリーン購入法適合製品の拡充にも努めております。
(人材)
当社グループは、人材に対するマテリアリティ(重要課題)として、誰もが生き生きと働ける環境と定めております。重要テーマとしては、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、従業員エンゲージメントの向上及び人材の採用・育成・研修の充実を掲げております。このマテリアリティ(重要課題)を着実に遂行するため、2024年1月22日での取締役会の決議の後、人事グループを2024年3月1日に新設いたしました。また、人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は以下のとおり定めております。
人材育成に関する方針
企業価値向上において、新たな価値を創出し続ける原動力は従業員の成長です。企業理念に共感し、世の中の変化に対応する柔軟性とリヒトラブらしい発想力や創造力を融合させることで、新たな価値創造に挑み続ける人材を育成してまいります。従業員の成長と自己実現の機会を提供するため、異動申告制度やジョブローテーションの定例化など人材育成施策を強化してまいります。また、女性労働者への将来のキャリア形成に係る教育の充実を図り、多様な人材が輝ける環境作りを推進してまいります。
社内環境整備に関する方針
ダイバーシティ&インクルージョンの考え方に基づき、アンコンシャス・バイアスに関する社内研修などを通じて、多様な人材が思いやりをもって、自分らしく活躍できる環境を整えてまいります。また、より良い製品やサービスを提供するために、安心・安全に生き生きと働き続けることができる企業風土の醸成に努めてまいります。現在は、働きやすさの観点からテレワーク勤務や育児座談会などの育児・介護に関する制度の充実などを導入しております。さらに、内科の産業医の他に、心理的安全性を確保できるように、メンタルヘルスケアにも配慮した専門医と顧問契約をしております。
(製品開発)
当社グループは、製品開発に対するマテリアリティ(重要課題)として、豊かな顧客体験の創造と定めております。重要テーマとして、知的財産の形成と保護、新しい価値を創造する製品の開発及び事業領域とターゲットの拡大を掲げております。「発想力と創造力で、"あなた"にずっと寄り添う」と定めたサステナビリティ方針に沿った新たな価値を提供できる製品の開発を進めてまいります。このような製品の開発には、知的財産の形成と保護の観点も重要であり、マテリアリティ(重要課題)を着実に遂行するため、2024年1月22日の取締役会での決議の後、法務グループを2024年3月1日に新設いたしました。
(サプライチェーン)
当社グループは、サプライチェーンに対するマテリアリティ(重要課題)として、責任あるサプライチェーンの構築と定めております。重要テーマとしては、安心安全な調達及び生物多様性の保全を掲げております。生物多様性の保全への取組としては、合法伐採証明書を取得できる紙を使用した製品の開発を行っております。また、国際環境NGO「サーフライダーファウンデーションジャパン」とのコラボレーションにより、製品の売上の一部を環境保護活動に寄付しており、豊かな地球環境を守るため、砂浜のクリーン活動にも参加しております。
(基盤)
当社グループは、基盤に対するマテリアリティ(重要課題)として、持続的な成長を支える経営基盤の確立と定めております。重要テーマとしては、ガバナンスの強化及びIRの充実を掲げております。IRの充実に関しては、ステークホルダーとのコミュニケーションを活発化するため、中期経営計画の策定や適時開示の頻度を増やすなどを検討しております。
当社グループは、サステナビリティに関する取組を経営と統合するため、当社グループにおけるマテリアリティ(重要課題)を取締役会で決議いたしました。当社グループにおいてインパクトが大きい5つのマテリアリティ(重要課題)として、「持続可能な社会への貢献」「誰もが生き生きと働ける環境」「豊かな顧客体験の創造」「責任あるサプライチェーンの構築」「持続的な成長を支える経営基盤の確立」を設定いたしました。さらに、特定したマテリアリティ(重要課題)に対し、SDGsマッピングを行い、社会課題に対するインパクトを整理しております。
・マテリアリティ(重要課題)特定のプロセス
■ STEP1 社会課題の抽出
役員及び従業員と共に、SASBスタンダード、GRIスタンダード、ISO26000、SDGsや国際グローバルコンタクトなどを参照・分析し、社会及び自社の課題を抽出いたしました。
■ STEP2 社会課題の重要度評価
STEP1で抽出した社会及び自社の課題について、「ステークホルダーにおける重要度」と「当社グループにおける重要度」の2つの視点から重要度が高い課題を特定いたしました。
■ STEP3 施策の検討と妥当性評価
STEP2で特定した課題に対して、評価の妥当性を確認するため、社外取締役や外部有識者にアンケート調査を実施し、課題の見直しを実施いたしました。
■ STEP4 マテリアリティ(重要課題)の特定
取締役会での審議・検討のもと、当社グループが事業を通して取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を以下のとおり定めております。
| No. | マテリアリティ (重要課題) | 重要テーマ | 関連するSDGs | ||||||
| 1 | 【環境】 持続可能な社会への貢献 | 1-1 | 気候変動への対応 |
| |||||
| 1-2 | 環境に配慮した社会の実現 | ||||||||
| 2 | 【人材】 誰もが生き生きと働ける環境 | 2-1 | ダイバーシティ&インクルージョンの推進 |
| |||||
| 2-2 | 従業員エンゲージメントの向上 | ||||||||
| 2-3 | 人材の採用・育成・研修の充実 | ||||||||
| 3 | 【製品開発】 豊かな顧客体験の創造 | 3-1 | 知的財産の形成と保護 |
| |||||
| 3-2 | 新しい価値を創造する製品の開発 | ||||||||
| 3-3 | 事業領域とターゲットの拡大 | ||||||||
| 4 | 【サプライチェーン】 責任あるサプライチェーンの構築 | 4-1 | 安心安全な調達 |
| |||||
| 4-2 | 生物多様性の保全 | ||||||||
| 5 | 【基盤】 持続的な成長を支える経営基盤の確立 | 5-1 | ガバナンスの強化 |
| |||||
| 5-2 | IRの充実 | ||||||||
(環境)
当社グループは、環境に対するマテリアリティ(重要課題)として、持続可能な社会への貢献と定めております。重要テーマとしては、気候変動への対応及び環境に配慮した社会への実現を掲げております。気候変動への対応に関する取組としては、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、GHG排出量算出測定ツールを導入し、算定を開始いたしました。具体的には、静岡事業部において、省エネ効果が大きいコンプレッサーの使用及び照明をLED化することなどの取組を行っております。環境に配慮した社会の実現に関しては、プラスチック製品を作る過程で排出される端材を場内再生したシートを採用した「Noir×noir(ノアールノアール)」シリーズや海洋プラスチックを使用した製品などの開発を積極的に行っております。また、クリアケースやクリップボードなどグリーン購入法適合製品の拡充にも努めております。
(人材)
当社グループは、人材に対するマテリアリティ(重要課題)として、誰もが生き生きと働ける環境と定めております。重要テーマとしては、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、従業員エンゲージメントの向上及び人材の採用・育成・研修の充実を掲げております。このマテリアリティ(重要課題)を着実に遂行するため、2024年1月22日での取締役会の決議の後、人事グループを2024年3月1日に新設いたしました。また、人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は以下のとおり定めております。
人材育成に関する方針
企業価値向上において、新たな価値を創出し続ける原動力は従業員の成長です。企業理念に共感し、世の中の変化に対応する柔軟性とリヒトラブらしい発想力や創造力を融合させることで、新たな価値創造に挑み続ける人材を育成してまいります。従業員の成長と自己実現の機会を提供するため、異動申告制度やジョブローテーションの定例化など人材育成施策を強化してまいります。また、女性労働者への将来のキャリア形成に係る教育の充実を図り、多様な人材が輝ける環境作りを推進してまいります。
社内環境整備に関する方針
ダイバーシティ&インクルージョンの考え方に基づき、アンコンシャス・バイアスに関する社内研修などを通じて、多様な人材が思いやりをもって、自分らしく活躍できる環境を整えてまいります。また、より良い製品やサービスを提供するために、安心・安全に生き生きと働き続けることができる企業風土の醸成に努めてまいります。現在は、働きやすさの観点からテレワーク勤務や育児座談会などの育児・介護に関する制度の充実などを導入しております。さらに、内科の産業医の他に、心理的安全性を確保できるように、メンタルヘルスケアにも配慮した専門医と顧問契約をしております。
(製品開発)
当社グループは、製品開発に対するマテリアリティ(重要課題)として、豊かな顧客体験の創造と定めております。重要テーマとして、知的財産の形成と保護、新しい価値を創造する製品の開発及び事業領域とターゲットの拡大を掲げております。「発想力と創造力で、"あなた"にずっと寄り添う」と定めたサステナビリティ方針に沿った新たな価値を提供できる製品の開発を進めてまいります。このような製品の開発には、知的財産の形成と保護の観点も重要であり、マテリアリティ(重要課題)を着実に遂行するため、2024年1月22日の取締役会での決議の後、法務グループを2024年3月1日に新設いたしました。
(サプライチェーン)
当社グループは、サプライチェーンに対するマテリアリティ(重要課題)として、責任あるサプライチェーンの構築と定めております。重要テーマとしては、安心安全な調達及び生物多様性の保全を掲げております。生物多様性の保全への取組としては、合法伐採証明書を取得できる紙を使用した製品の開発を行っております。また、国際環境NGO「サーフライダーファウンデーションジャパン」とのコラボレーションにより、製品の売上の一部を環境保護活動に寄付しており、豊かな地球環境を守るため、砂浜のクリーン活動にも参加しております。
(基盤)
当社グループは、基盤に対するマテリアリティ(重要課題)として、持続的な成長を支える経営基盤の確立と定めております。重要テーマとしては、ガバナンスの強化及びIRの充実を掲げております。IRの充実に関しては、ステークホルダーとのコミュニケーションを活発化するため、中期経営計画の策定や適時開示の頻度を増やすなどを検討しております。










