当第1四半期連結累計期間におけるグローバル経済情勢については、インフレの影響や世界的な金融引き締めなどにより景気回復の動きは鈍いものとなりました。アメリカでは景気持ち直しの動きが続いたものの、製造業の生産活動や住宅投資などは低迷しました。ヨーロッパではインフレが重石となり景気が停滞しました。中国では海外需要の減速を受けて輸出が低迷しましたが、内需回復により景気持ち直しの動きがみられました。わが国の経済については緩やかに持ち直しているものの、主に海外の需要下振れの影響で、製造業の景況感は悪化しました。
このような状況の下、巣ごもり需要の一巡などにより、産業資材事業の家電向けやディバイス事業のタブレット、産業用端末(物流関連)向けなどの製品需要が弱含んで推移しました。メディカルテクノロジー事業の開発製造受託(CDMO)は、活発な市場環境の下で製品需要が堅調に推移しました。これら需要動向に加えて為替変動の影響などにより、売上高は前年同四半期比で増加しました。営業利益は、製品需要の動向に加え、インフレによるコスト増加や製品ミックス悪化の影響により、前年同四半期比で減少しました。なお、メディカルテクノロジー事業ではインフレに対する生産性や効率性の改善取り組みの結果、収益性が向上しました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は424億30百万円(前年同四半期比2.5%増)、利益面では営業損失は6億71百万円(前年同四半期は24億94百万円の営業利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は7億84百万円(前年同四半期は32億80百万円の親会社の所有者に帰属する四半期利益)となりました。
2023/05/12 13:35