有価証券報告書-第72期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/07/31 15:51
【資料】
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【項目】
131項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社の監査役監査は、社内監査役(常勤監査役)1名及び社外監査役2名の体制で監査役会を構成し、監査役全員が取締役会に出席し積極的に意見を述べるとともに、取締役会の業務及び執行の状況に関して監視・監督を行っております。常勤監査役が適宜業務監査を行い、内部監査室が適法かつ適正・効果的な業務執行の確保のために監査を実施し、会計監査人も含めて、情報交換や協議・打ち合わせを行っております。
なお、社外監査役中谷秀孝氏は、中谷公認会計士事務所の代表を兼務しており、財務及び会計に関する相当程度の知識を有しております。
当事業年度における監査役会の開催回数及び個々の監査役の出席状況は次のとおりであります。
氏 名開催回数出席回数
常勤監査役 林 正良99
監査役 中谷 秀孝99
監査役 岩本 文男66

(注)1.岩本文男は、2019年6月25日就任以降、当事業年度に開催された監査役会6回の内6回出席いたしました。
2.林正良は、2020年6月26日をもって任期満了となり、新たに西田道夫が就任いたしました。
監査役会における主な検討事項は、法定決議事項の他、経営課題・内部統制及びコンプライアンスに係る事項の共有、意見交換等が主なものであります。また、代表取締役社長及び社外取締役との定期的な意見交換を行う場として監査役会を開催し、実効性のある監査に努めております。
常勤監査役は、取締役会その他の重要な会議に出席するとともに、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査しております。
② 内部監査の状況
当社の内部監査部門は、コンプライアンスをはじめとする内部統制のモニタリング体制を確保し、その結果を取締役に報告することにより円滑な内部統制を推進しております。また、適宜監査役と連携することにより、内部監査の実効性の向上に努めております。
③ 会計監査の状況
イ 監査法人の名称
アーク有限責任監査法人
ロ 継続監査期間
1年間
ハ 業務を執行した公認会計士
島田 剛維氏
澁谷 徳一氏
ニ 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計業務に係る補助者は公認会計士3名、その他7名であります。
ホ 監査法人の選定方針と理由
当社の監査役及び監査役会は、監査法人が適正な会計監査を行うためには当該監査法人が独立性、専門性及び品質管理について適切な体制を整備していることが必要であると考えております。その選定にあたっては、日本監査役協会で定める「会計監査人の選定基準策定に関する実務指針」に準拠し、総合的に判断しております。
また当社の監査役会は、会社法第340条第1項各号に定める監査役会による監査法人の解任のほか、監査法人の職務の執行に支障がある等、その必要があると判断した場合は、監査法人の解任又は不再任に関する議案を決議し、取締役会は当該決議に基づき当該議案を株主総会に提出いたします。
ヘ 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役会は、監査法人に対して毎年評価を行っております。評価にあたっては、日本監査役協会で定める指針を参考として、「第1 監査法人の品質管理」「第2 監査チーム」「第3 監査報酬等」「第4 監査役等のコミュニケーション」「第5 経営者等の関係」「第6 不正リスク」を切り口とした評価採点表を策定しております。評価結果は、監査の相当性判断、再(解)任の決議、監査報酬への同意等に活用しております。
ト 監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
前事業年度 太陽有限責任監査法人
当連結会計年度及び当事業年度 アーク有限責任監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
(a)異動に係る公認会計士等の氏名又は名称
①選任する監査公認会計士等の氏名又は名称
明治アーク監査法人(現 アーク有限責任監査法人)
②退任する監査公認会計士等の氏名又は名称
太陽有限責任監査法人
(b)異動の年月日
2019年6月25日
(c)退任する監査公認会計士等が直近において監査公認会計士等となった年月日
2018年6月27日
(d)退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等又は内部統制監査報告書における意見等に関する事項
該当事項はありません。
(e)異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人である太陽有限責任監査法人は、2019年6月25日開催予定の第71回定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。太陽有限責任監査法人は、前身の霞が関監査法人が当社の会計監査人に就任した第60回定時株主総会より会計監査人を務めており、監査継続年数は11年となります。そこで当社といたしましては、今後の事業拡大に合わせ新たな視点での監査に期待するものであります。
(f)上記(e)の理由及び経緯に対する監査報告書等又は内部統制監査報告書の記載事項に係る退任する監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
④ 監査報酬の内容等
イ 監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前事業年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社17,220-

区分当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社17,000-
連結子会社--
17,000-

ロ 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KRESTON International)に属する組織に対する報酬(イを除く)
該当事項はありません。
ハ その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
ニ 監査報酬の決定方針
該当事項はありません。
ホ 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、監査項目別監査時間及び監査報酬の推移並びに過年度の監査計画と実績の状況を確認したうえで、当連結会計年度の監査計画の監査時間・人員配置などの内容の妥当性を検証し、監査報酬額・単価等について他社に関する情報等との比較検討も行った結果、会計監査人の報酬等の額につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。