有価証券報告書-第53期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 13:38
【資料】
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【項目】
113項目

業績等の概要

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策等もあり、緩やかな回復基調にあるものの英国のEU離脱問題、米国の新政権の政策動向等の影響もあり、依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、積極的な営業活動を展開するとともに、事業活動全般にわたる効率化及び合理化を推進し、業績の向上に努めてまいりましたが、当連結会計年度の、連結売上高は348億92百万円(前年同期比1.6%減)連結営業利益は25億61百万円(同15.7%増)、連結経常利益は20億66百万円(同9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純損失4億71百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益3億9百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
情報セグメントにおきましては、印刷需要の減少や競争激化により、また、出版物においても依然厳しい状況が続いており、人材事業も競争激化にあり、売上高は266億71百万円(前年同期比3.5%減)となりましたが、営業利益は3億1百万円(同81.6%増)となりました。
葬祭セグメントにおきましては、四ツ木斎場が、12月に全面リニューアルオープンしたこともあり、売上高は82億21百万円(前年同期比5.3%増)となり、営業利益につきましては、四ツ木斎場の販売管理費が増加したものの機械装置(火葬炉)の耐用年数の見直しにより減価償却費が減少したこと等により29億16百万円(同3.2%増)となりました。
その他セグメントにおきましては、売上高は8百万円(前年同期比14.0%減)、営業損失3百万円(前年同期営業損失56百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ13億52百万円(10.5%)減少し、当連結会計年度末には115億42百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、27億63百万円(前年同期比43.4%減)となりました。これは主に、投資有価証券評価損益等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、59億35百万円となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の増加は、18億31百万円となりました。これは主に、借入れ等によるものであります。