このような環境のもと、当社グループは、本年4月よりスタートさせた新中期経営計画「BRIGHT-2020」で、「新成長エンジンの創出」「海外収益基盤の確立」および「事業構造改革の完遂」を3つの基本方針として掲げ、利益重視の経営へのシフトをより一層進めた。基礎化学品では、原燃料価格の変動に対応した価格是正に早期に取り組むとともに、自社開発の改良型電解槽導入などのコストダウンを進めた。機能化学品では、「海外収益基盤の確立」に向けて合成ゴムおよび合成樹脂、アリルエーテル類などの主力製品のシェア拡大を図りつつ、新事業領域であるカラム装置ビジネスの拡大、高薬理活性医薬品分野への参入、昨年のアクリルゴムに続いて4月にノンフタレート型アリル樹脂「ラドパー」を上市するなど、「新成長エンジンの創出」を推進した。また、本年7月に、新規テーマ探索、立案、管理、スケールアップ、市場開拓までを一元的に行う新規事業推進本部を新設し、新規製品の上市化加速に向けて体制を一新するとともに、IoT、AI導入により全工場の生産性向上に着手するなど「事業構造改革の完遂」に向けて取り組んだ。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結売上高は、526億7千4百万円と前年同期比9.8%の増加となった。また、利益面においても、営業利益は43億1千6百万円と前年同期比25.0%の増加、経常利益は49億7百万円と前年同期比28.8%の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は33億5千5百万円と前年同期比34.5%の増加となり、売上高、各利益とも過去最高を達成した。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
2018/11/07 16:10