有価証券報告書-第161期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/19 13:08
【資料】
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【項目】
154項目
(重要な後発事象)
連結子会社の吸収合併
当社は、2019年10月15日開催の取締役会決議に基づき、2020年4月1日に連結子会社であるデンカ生研株式会社を吸収合併しております。
(1) 取引の概要
① 結合当事企業の名称及び事業の内容
結合当事企業の名称 デンカ生研株式会社
事業の内容 各種ワクチン・検査試薬等の製造・販売
② 企業結合日
2020年4月1日
③ 企業結合の法定形式
当社を存続会社とし、デンカ生研株式会社を消滅会社とする吸収合併
④ 結合後企業の名称
デンカ株式会社
⑤ その他取引の概要に関する事項
当社グループは、ヘルスケア事業につき、ワクチン・検査試薬事業等をデンカ生研で、高分子ヒアルロン酸製剤事業・子会社の独アイコン社が有する植物遺伝子組み換え技術によるノロウィルスワクチン等の開発事業・がん遺伝子変異調査事業等を当社で行っております。
当社は、経営計画「Denka Value-Up」においてヘルスケア事業を最重点分野と位置付けており、同事業をより一層強化・拡大していくために、現在、組織上両社に分かれている同事業を合併により統合するものであります。
(合併の目的)
a. 経営計画「Denka Value-Up」成長戦略の「スペシャリティー事業の成長加速化」
統合によりデンカグループの総力を結集し、ヘルスケア事業の更なる拡大・発展を加速させます。
b. ガバナンス強化
ヘルスケア事業の統合を図ることによりガバナンスを更に強化し、ヘルスケア事業特有のリスクに的確に対応します。
c. 意思決定の迅速化
今後予想されるヘルスケア事業の大型投資に対し、デンカグループの企業理念と経営戦略に基づき、より迅速に意思決定を行います。
d. 人事・組織面での相乗効果
統合により、更なる人事交流、組織面での強化を図っていきます。
(2) 会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として会計処理を実施する予定であります。