業績予想修正の理由

当社が属する電子材料市場は、中期的には通信市場における５Ｇ（第５世代移動通信システム）導入、自動車の電装化の進展などにより、依然として需要は拡大するものと予想されます。一方で、当第１四半期連結累計期間における売上高および利益は、米中貿易摩擦等により需要の不確実性が増す中、当初の見込みを下回る水準で推移しております。
今後の見通しにつきましても、短期的には引き続き米中貿易摩擦等による景気減速の懸念が残り、電子機器の生産調整や電子部品の在庫調整による一時的な需要の減速が予想されます。このような状況のもと、2020年３月期第２四半期（累計）および通期の業績については、前回予想を下回る見込みとなりました。（注）上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。