有価証券報告書-第66期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(重要な会計上の見積り)
(1) 繰延税金資産
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得が十分確保でき、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。課税所得の見積りは、将来の事業計画を基礎としており、販売数量、販売価格及び原材料価格を主要な仮定としております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、経営環境の変化により見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。
(2) 貸倒引当金
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は、連結子会社であるVietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company(以下、VREC)が主原料とするジルコニウム鉱物の長期安定調達を目的に、ベトナム国の鉱物事業会社であるDuong Lam Joint Stock Company(以下、DL)への投資を企図し、DLの企業買収による組織再編を行おうとしているSolid Success International Limited(以下、SSI)に対し当社は出資手続きを進め、SSIの株主との間で締結した株式譲渡契約に従って2019年1月までにSSIの株式取得資金2,447,727千円をSSIの株主へ支払いました。
出資の成立にあたっては、関係者による当該契約に規定した義務の履行が条件となっているものの、義務の履行が確認できていないことから、長期前払金として計上しております。
しかしながら、SSIの関係会社等とDLの株主との間で2019年6月に発生した株式譲渡等に関する訴訟が未だ解決に至っておらず出資手続きが停滞していたことに加え、訴訟の影響を受けてDLの事業活動が停滞しており、VRECとDL間で締結している売買契約に基づくジルコニウム鉱物の納入も停滞しておりました。
当社は、この状況を改善してDLの組織再編及び事業活動の再開のため、和解の交渉を行ってまいりました。
しかし、和解の見込みが立たないことから、SSIの株主との間で締結した株式譲渡契約に規定した義務の履行、DL株式価値の算定及びDLが事業活動を再開してVRECとDL間で締結している売買契約の履行が早期に実行できる見通しが立たないこと等を総合的に判断して、SSIの株主との間で締結した株式譲渡契約を解除することを決定しました。解除に伴い、当社がSSIの株主へ支払った長期前払金に関し、早期にDLの事業活動の再開の見通しが立たないことから、担保権を設定したDLの株式価値による回収可能性を評価した結果、長期前払金全額について貸倒引当金を設定し、当連結会計年度において1,804,727千円を貸倒引当金繰入額として特別損失に計上しております。長期前払金の評価に用いた主要な仮定は、DLの株式価値であります。
上記の主要な仮定については、将来の不確実性を伴うため、翌連結会計年度の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
(1) 繰延税金資産
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
| 繰延税金資産 | 279,059 | 266,727 |
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得が十分確保でき、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。課税所得の見積りは、将来の事業計画を基礎としており、販売数量、販売価格及び原材料価格を主要な仮定としております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、経営環境の変化により見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。
(2) 貸倒引当金
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
| 貸倒引当金 | 643,000 | 2,447,727 |
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は、連結子会社であるVietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company(以下、VREC)が主原料とするジルコニウム鉱物の長期安定調達を目的に、ベトナム国の鉱物事業会社であるDuong Lam Joint Stock Company(以下、DL)への投資を企図し、DLの企業買収による組織再編を行おうとしているSolid Success International Limited(以下、SSI)に対し当社は出資手続きを進め、SSIの株主との間で締結した株式譲渡契約に従って2019年1月までにSSIの株式取得資金2,447,727千円をSSIの株主へ支払いました。
出資の成立にあたっては、関係者による当該契約に規定した義務の履行が条件となっているものの、義務の履行が確認できていないことから、長期前払金として計上しております。
しかしながら、SSIの関係会社等とDLの株主との間で2019年6月に発生した株式譲渡等に関する訴訟が未だ解決に至っておらず出資手続きが停滞していたことに加え、訴訟の影響を受けてDLの事業活動が停滞しており、VRECとDL間で締結している売買契約に基づくジルコニウム鉱物の納入も停滞しておりました。
当社は、この状況を改善してDLの組織再編及び事業活動の再開のため、和解の交渉を行ってまいりました。
しかし、和解の見込みが立たないことから、SSIの株主との間で締結した株式譲渡契約に規定した義務の履行、DL株式価値の算定及びDLが事業活動を再開してVRECとDL間で締結している売買契約の履行が早期に実行できる見通しが立たないこと等を総合的に判断して、SSIの株主との間で締結した株式譲渡契約を解除することを決定しました。解除に伴い、当社がSSIの株主へ支払った長期前払金に関し、早期にDLの事業活動の再開の見通しが立たないことから、担保権を設定したDLの株式価値による回収可能性を評価した結果、長期前払金全額について貸倒引当金を設定し、当連結会計年度において1,804,727千円を貸倒引当金繰入額として特別損失に計上しております。長期前払金の評価に用いた主要な仮定は、DLの株式価値であります。
上記の主要な仮定については、将来の不確実性を伴うため、翌連結会計年度の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。