有価証券報告書-第88期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
現下のわが国の経済は、IT産業を中心とする輸出の回復や公共投資の増加、個人消費が底堅く推移することなどにより、緩やかな回復が続くとみられます。海外経済は、米国は個人消費による景気の下支えが予想され、欧州経済は緩やかな回復が続くとみられます。一方で、英国のEU離脱交渉の本格化や欧州各国での選挙等の先行き不透明感が拭えません。中国経済は、当面は在庫バランスの改善に伴い底堅く推移する見込みとなっています。
このような環境の中、当社グループは、「ACT NOW! ACT TOGETHER! 2018」を経営方針とし、すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指してまいります。また、3ヵ年中期経営計画で設定した5つの主要課題、「全事業のグローバル経営の深化」「収益力・財務体質の強化」「革新的な生産体制の創造」「光学分野における事業化の確立」「戦略的な人材育成による企業基盤の強化」のそれぞれの改善および強化に取り込んでまいります。
「全事業のグローバル経営の深化」においては、重点市場と位置付ける自動車および医療ヘルスケア市場に対応するため、新設および増設したベトナム国・中国・北米でのコンパウンド製造工場において稼働を開始しました。また、アジア市場における更なる需要増加を確実に取込むことを目的に、タイ国およびインドネシア国のコンパウンド工場における増設の決定をしました。北米においては、現在の2ヵ所のコンパウンド製造工場を活用して同市場で効率的に販売していくことを主目的にした持株会社を設立し、販売拡大に向けての体制を整えました。これらを軸に、ビジネスユニット体制を更に強化することで、効率的にグローバル展開を進めてまいります。
「収益力・財務体質の強化」においては、前述した海外での投資設備を活用し早期に稼働率を上げることと、各本部および内外各拠点の連携を高めることにより収益力の強化につなげ、ROS・ROE・ROAの改善を進めてまいります。
「革新的な生産体制の創造」においては、品質面、コスト面および安定供給面を格段に向上させることで競合他社との更なる差別化を図り、より高い競争力を持ってグローバルで戦える体制を構築してまいります。
「光学分野における事業化の確立」においては、独自の製膜加工技術と配合技術の融合によるオリジナリティーを活かした未来製品の創出と多様な市場展開を行っており、大手家電メーカーを含むいくつかのモバイル関連アイテムでの販売を開始しました。このような案件の獲得数を増やすことと、量産性の改善を進め他の分野にも展開することで、売上および収益改善に努めてまいります。
「戦略的な人材育成による企業基盤の強化」においては、「人事制度の見直し」、「働き方改革の取り組み」および「積極的なポストチャレンジ」等により、活力のある組織風土の醸成を目指してまいります。
事業別には、コンパウンド事業では、自動車市場においてはアジア・北米市場における圧倒的な存在感を確立します。医療ヘルスケア市場においてはアジア市場を凌駕するとともに、新市場を開拓すべく積極的に行動してまいります。
フイルム事業では、海外OEM生産を含めた生産の合理化・最適化を推し進め、海外市場においても競争力のある製品を拡販してまいります。
食品包材事業では、小売業および外食産業のユーザーに対し「塩ビ回帰」の流れを後押しすることで、塩ビ製ラップの更なる拡販活動に邁進してまいります。また、中国事業は国内事業と緊密な連携を図り、コスト対応力を更に高めるとともに、品質の優位性を武器に販売活動に取り組むことで事業拡大を図ってまいります。
環境対応につきましては、当社グループは、様々な合成樹脂を取り扱う加工メーカーであり、環境・化学物質に関する諸法規・諸規制を遵守するとともに、環境負荷の高い化学物質使用量の削減、太陽光発電の活用、ゼロエミッションの推進等、より高いレベルでの環境管理を行い、環境負荷軽減を目指した製品開発、製造方法の改善に全力を挙げて取り組んでまいります。
また、コーポレートガバナンスにつきましては、当連結会計年度より、「執行役員制度」の導入および「監査等委員会設置会社」への移行を実施しましたが、この運営を更に充実させ、事業環境の急激な変化にも適切かつ迅速に対応できる機動的・戦略的な経営体制を構築してまいります。
今後、ますますグローバルに競争が激化する中、技術本部、製造本部、品質保証本部、営業本部、購買本部、経営企画本部、管理本部の各本部が連携し各課題に取り組み、3ヵ年中期経営計画の完遂に向け全社員が一丸となって邁進してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
このような環境の中、当社グループは、「ACT NOW! ACT TOGETHER! 2018」を経営方針とし、すべての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指してまいります。また、3ヵ年中期経営計画で設定した5つの主要課題、「全事業のグローバル経営の深化」「収益力・財務体質の強化」「革新的な生産体制の創造」「光学分野における事業化の確立」「戦略的な人材育成による企業基盤の強化」のそれぞれの改善および強化に取り込んでまいります。
「全事業のグローバル経営の深化」においては、重点市場と位置付ける自動車および医療ヘルスケア市場に対応するため、新設および増設したベトナム国・中国・北米でのコンパウンド製造工場において稼働を開始しました。また、アジア市場における更なる需要増加を確実に取込むことを目的に、タイ国およびインドネシア国のコンパウンド工場における増設の決定をしました。北米においては、現在の2ヵ所のコンパウンド製造工場を活用して同市場で効率的に販売していくことを主目的にした持株会社を設立し、販売拡大に向けての体制を整えました。これらを軸に、ビジネスユニット体制を更に強化することで、効率的にグローバル展開を進めてまいります。
「収益力・財務体質の強化」においては、前述した海外での投資設備を活用し早期に稼働率を上げることと、各本部および内外各拠点の連携を高めることにより収益力の強化につなげ、ROS・ROE・ROAの改善を進めてまいります。
「革新的な生産体制の創造」においては、品質面、コスト面および安定供給面を格段に向上させることで競合他社との更なる差別化を図り、より高い競争力を持ってグローバルで戦える体制を構築してまいります。
「光学分野における事業化の確立」においては、独自の製膜加工技術と配合技術の融合によるオリジナリティーを活かした未来製品の創出と多様な市場展開を行っており、大手家電メーカーを含むいくつかのモバイル関連アイテムでの販売を開始しました。このような案件の獲得数を増やすことと、量産性の改善を進め他の分野にも展開することで、売上および収益改善に努めてまいります。
「戦略的な人材育成による企業基盤の強化」においては、「人事制度の見直し」、「働き方改革の取り組み」および「積極的なポストチャレンジ」等により、活力のある組織風土の醸成を目指してまいります。
事業別には、コンパウンド事業では、自動車市場においてはアジア・北米市場における圧倒的な存在感を確立します。医療ヘルスケア市場においてはアジア市場を凌駕するとともに、新市場を開拓すべく積極的に行動してまいります。
フイルム事業では、海外OEM生産を含めた生産の合理化・最適化を推し進め、海外市場においても競争力のある製品を拡販してまいります。
食品包材事業では、小売業および外食産業のユーザーに対し「塩ビ回帰」の流れを後押しすることで、塩ビ製ラップの更なる拡販活動に邁進してまいります。また、中国事業は国内事業と緊密な連携を図り、コスト対応力を更に高めるとともに、品質の優位性を武器に販売活動に取り組むことで事業拡大を図ってまいります。
環境対応につきましては、当社グループは、様々な合成樹脂を取り扱う加工メーカーであり、環境・化学物質に関する諸法規・諸規制を遵守するとともに、環境負荷の高い化学物質使用量の削減、太陽光発電の活用、ゼロエミッションの推進等、より高いレベルでの環境管理を行い、環境負荷軽減を目指した製品開発、製造方法の改善に全力を挙げて取り組んでまいります。
また、コーポレートガバナンスにつきましては、当連結会計年度より、「執行役員制度」の導入および「監査等委員会設置会社」への移行を実施しましたが、この運営を更に充実させ、事業環境の急激な変化にも適切かつ迅速に対応できる機動的・戦略的な経営体制を構築してまいります。
今後、ますますグローバルに競争が激化する中、技術本部、製造本部、品質保証本部、営業本部、購買本部、経営企画本部、管理本部の各本部が連携し各課題に取り組み、3ヵ年中期経営計画の完遂に向け全社員が一丸となって邁進してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。