四半期報告書-第91期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/07 15:25
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出が引き続き弱含む中で製造業を中心に一段と弱さが増しているものの、個人消費の持ち直し等もあり、全体としては緩やかな回復傾向となりました。 海外では、米国経済は製造業の停滞が続いており、欧州経済も低成長が続いています。アジアでは、米中貿易摩擦の影響による世界景気の減速を受けた輸出下押しおよび各国固有の事情により、中国、インド、タイ、インドネシア等において経済の減速がみられました。 産業別には、国内の自動車業界は、災害による受注減少や新型車発売の延期、消費税増税の影響もあり減少となりました。建材業界は住宅着工件数が減少、家電業界は、白物家電が好調に推移し国内出荷額を伸ばしました。 このような環境の中、当社グループはグローバルな視点で市場別に顧客のニーズをきめ細かく確実に捉え、国内および海外の経営資源を効率的に活用して受注につなげることで業績の向上に努めました。
その結果、売上高は74,132百万円(前年同四半期連結累計期間比(以下「前年同期比」)3.3%増)、営業利益は4,068百万円(前年同期比1.7%減)、経常利益は4,193百万円(前年同期比0.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,228百万円(前年同期比5.7%減)となりました。
なお、当連結会計年度から新たにスタートした中期経営計画の戦略を遂行し、これまで以上に変化のスピードが加速していく市場のニーズを的確にとらえるため、グローバルでのマーケットに対応させた組織に改組いたしました。
この組織の変更に伴い事業セグメントの区分方法を見直し、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の製品別の「コンパウンド」「フイルム」「食品包材」から、市場別の「トランスポーテーション」「デイリーライフ&ヘルスケア」「エレクトロニクス」「ビルディング&コンストラクション」に変更しております。当第3四半期連結累計期間のセグメント別の比較及び分析は、変更後のセグメント区分に基づいております。
(各報告セグメントの名称、略称、対象とする主要な市場)
・トランスポーテーション(Transportation)[TR]… 自動車、鉄道、船舶市場等
・デイリーライフ&ヘルスケア(Daily Life & Healthcare)[DH]… 医療、生活資材、食品包材市場等
・エレクトロニクス(Electronics)[EL]… エネルギー、情報通信、IT機器市場等
・ビルディング&コンストラクション(Building & Construction)[BC]… 住宅、ビル、建築資材、土木市場等
(注)[ ]は、報告セグメントの略称
セグメント別の業績は次のとおりであります。
<トランスポーテーション>国内では、自動車市場が9月以降低調に推移しているものの同市場へのエラストマーコンパウンドの拡販が寄与し、増収となりました。 海外では、北米、中国およびインド国において、自動車生産台数の低迷により自動車成型部材用塩ビおよびエラストマーコンパウンドの販売が低調に推移し、減収となりました。 セグメント利益につきましては全体の販売数量減少および国内、ASEANでの設備投資等に伴うコスト負担増加の影響もあり減益となりました。 その結果、売上高は22,373百万円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益は2,067百万円(前年同期比10.0%減)となりました。
<デイリーライフ&ヘルスケア>国内では、生活資材市場のチューブ・ホース用塩ビコンパウンドおよび家電用フィルムの販売が堅調に推移し、また食品包材市場では小巻ラップ製品の拡販が進み、増収となりました。 海外では、ASEANおよび北米における生活資材市場の塩ビコンパウンドの販売が減少したものの、ASEANにおける医療市場での塩ビコンパウンドの販売が堅調に推移し、全体として増収となりました。 セグメント利益につきましては、生産性向上の寄与もあり増益となりました。 その結果、売上高は17,906百万円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益は1,288百万円(前年同期比7.4%増)となりました。 <エレクトロニクス>国内では、エネルギーおよび情報通信市場における塩ビコンパウンドおよび光学分野におけるフィルムの大型案件の売上が前年を下回ったことにより、減収となりました。 海外では、中国における情報通信市場で景気減速により塩ビコンパウンドの販売が減少したものの、ASEANおよび北米におけるエネルギー市場での塩ビコンパウンドの販売が増加し、全体として増収となりました。 セグメント利益につきましては、光学分野での販売数量減少により減益となりました。 その結果、売上高は15,749百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益は242百万円(前年同期比18.7%減)となりました。 <ビルディング&コンストラクション>国内では、非住宅市場におけるインテリアフィルムの新意匠の採用による販売増加、昨年子会社化したデザイン会社の売上への寄与および塩ビコンパウンドのスポット案件の受注により増収となりました。 海外では、北米における建築資材市場向け塩ビコンパウンド、北米および中国におけるインテリアフィルムの販売が減速し、減収となりました。 セグメント利益につきましては、国内での高付加価値品の販売増加により増益となりました。 その結果、売上高は17,697百万円(前年同期比18.1%増)、セグメント利益は431百万円(前年同期比52.6%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。依然不透明な経済環境のもと、引続き効率的な生産体制の構築と固定費の削減等、収益確保に向け継続して取組んでまいります。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,087百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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