臨時報告書

【提出】
2018/04/16 9:06
【資料】
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提出理由

当社は、当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1) 当該事象の発生年月日
平成30年3月30日
(2) 当該事象の内容
当社は、インドネシアの持分法適用関連会社であるPT Echo Advanced Technology Indonesia(以下EATIという)の全株式を3月30日付けで、Daiwa Kasei Thailand Co.,Ltdに全株を譲渡致しました。
当社はEATIが2012年の設立以来赤字を継続し、当社連結業績に大きな損失を計上してきたことから、平成28年11月2日公表の通り、EATIの主要取引先であり、EATIの株主である小島プレス工業株式会社(以下、「小島プレス」という)へEATIの株式を一部譲渡し、小島プレスを筆頭株主とする経営体制とし、当社もEATIを連結子会社から持分法適用関連会社としてその役割を分担し小島プレスと協力しEATIの経営改善を進めてまいりました。しかしながら、今後のインドネシアにおける自動車需要の増加と受注は期待できるものの、経営改善の効果によってもこれまでの人件費の上昇等をカバーした上での急激な収益改善の目途が立たたない事から、今般、小島プレスと協議の結果、EATIを小島プレスのもとで事業構造から見直すことで合意に至り、EATI株式を小島プレス関連会社であるDaiwa Kasei(Thailand) Co.,Ltdに全株譲渡することと致しました
(3) 当該事象の損益に与える影響
平成29年3月期の連結業績においては、EATIの今期の赤字を持分法による投資損失として経常利益に反映すると同時に、EATIの株式を譲渡することによる株式売却損失と、株式譲渡によりこれまで連結決算において計上してきた同社の赤字の戻し処理で計上する特別利益を相殺した結果、特別利益を約2億円計上する見込みであります。
個別業績においては、EATIの株式を譲渡することによる株式売却損失を特別損失として、1億6千7百万円計上する見込みであります。