訂正有価証券報告書-第91期(2023/04/01-2024/03/31)
① 人事ビジョン ~当社グループ人事施策の根幹~
② 当社グループの求める将来像
2023年に創業200周年・会社設立90周年を迎えることができ、2024年、新たな一歩を踏み出すことになりました。改めて、創業から脈々と受け継がれてきた技術立社の精神への認識を新たにし、より強固な経営体制とともに、夢や希望を持ち、明るい未来に向かって生き生きと仕事が続けられる風土作りに取り組んでまいります。
2033年の設立100年、さらには遥か2123年の創業300年に向けて、社員が成長し、信頼と感謝の気持ちで相互に繋がり、そしてお客様からの厚く信頼される、かけがえの無い存在価値を持った会社になる将来像を思い描いております。
第92期(2025年3月期)において、2025年3月期(2024年度)から2027年3月期(2026年度)までの3か年を実行期間とする新中期経営計画「Vision2026」を策定いたしました。事業ポートフォリオマネージメントの強化をミッションに掲げ、選択と集中を加速するための1.事業戦略、2.財務戦略、3.人財戦略を推し進め、計画の達成を目指してまいります。企業価値・収益性の向上および財務基盤の一層の安定を目指します。そのためにも、人財戦略に沿って生技販管(全機能別組織)が一丸となり、それぞれの力を高め、また連携して社業発展に努めていく所存であります。
(抜粋)中期事業計画「Vision2026」
③ 求める(目指す)人物像 ~率先垂範により周囲に好影響を与える~
④ 人材育成方針 ~「技術立社」の精神を礎に創業以来、200年培われてきた技術を“今”に活かす~
⑤ 人材戦略 ~発展のカギは人!~
当社グループは、様々な社員の英知を結集し、製品・サービスを創造・製造し、お客様に提供し、満足いただくサイクルがうまく回るように日々取り組んでおります。そこでの成功のカギは、社員が成長し、いかに力を発揮できるかによります。
当社人事部門は、社員が成長し、また思う存分力を発揮できる職場環境を整え、継続的に社業が発展し、社会に貢献するプロセス(成長・発展の好循環)を支えてまいります。
当連結会計年度活動状況(提出会社)
◎ガバナンス
・経営戦略と人財戦略を連動させるため、社内取締役および人事役員によって構成される人材育成会議を設置し、各種人事施策の起点となるべく運営してまいります。ただし、全社的な人事テーマに関する議題を幅広く取り上げていく予定であります。当該会議では経営幹部後継者候補の計画策定等を中心に取り扱っていきますが、今後は全社的な人事テーマに関する議題を幅広く取り上げていく予定であります。
・適性診断(パーソナル/マネジメント)の実施、エンゲージメントサーベイの実施、人事部門による全社員への面談等を行い、人的資本経営のベースとなる人材情報(個々の社員や職場の状況等)を把握いたしました。
・健康管理システムやタレントマネジメントシステム等を導入し、情報基盤となるシステム構築に努めました。
◎戦略
(人材獲得戦略)
・人材確保が厳しい状況の中、2024年4月入社の新卒採用は、11名(予定10名)を採用することができました。また、専門人材の拡充としてキャリア採用も11名を採用することができました。
・2024年度は更に採用確度を高めるため、インターンシップ・仕事体験、大学訪問、会社説明会の量・質の強化、リファーラル採用推進、リターン採用等を実施し、採用チャネルを充実させてまいります。専門人材拡充のため、引き続き中途(キャリア)採用にも注力してまいります。
・また、多様性を有する人材も積極的に採用し、創発的な職場環境づくりに貢献してまいります。(2024年度入社定期採用における女性比率36%)
(参考)2023年度中の離職者は8名(2.1%)。一方、全国平均は15%(令和4年雇用動向調査)であるため、全国平均と比べるとかなり低い状況であります。
(育成戦略)
・新入社員は入社月の4~8月の5か月間、新入社員研修を行います。4月の本社集合研修(ビジネスの基礎知識・スキルの習得)のあと、5~8月まで理系文系の新入社員が一緒になって各事業所において実務に携わりながら製品、工程、工場運営や事業について様々な社員との交流を通して学ぶプログラムを受けてもらいました。
・昇格時の新任階層別研修はすべての階層に対して設けており、昇格後に求められる役割行動について学ぶ機会を提供しております。
・経営幹部候補については、人材育成会議等で候補者を選定し、育成計画を策定実施しております。
・2023年11月の創業200年を念頭に、2022年3月から2023年12月までほぼ毎月一回社史研修を実施してまいりました(一般職25歳以上の累計約150名が受講。上司はオブザーバーとして参加)。研修テーマとして社史を正面から取り上げ、先人の困難な歩みに敬意を払い、共感し、自分たちの今を振り返ってもらい、将来を思い描いてもらいました。そのことにより受講者は新たな一歩を踏み出す活力を得たと思われます。2024年度以降も参加要件に該当した社員に対しては随時実施してまいります。
(配置戦略)
・ローテーションは従来より部門ニーズや本人の適性・意向を踏まえながら育成的観点を意識して実施してまいりました。今般策定した新中計の事業の拡大・集中等の方針、また経営幹部後継者候補の母集団形成という動きを受けて、主要なポジションや早期育成のためのローテーションも計画的に実施していく予定であります。
(エンゲージメント戦略) ・・働き方改革、多様性、ハラスメント防止他
・在宅勤務:働き方の多様性を確保するため、在宅勤務の制度を試行開始いたしました。試行期間中の実施状況を確認し、本規程化して継続実施する予定であります。
・育児支援の短時間労働制度を現行の小学校卒業までから中学卒業までに延長いたしました。
・男子育休取得促進を行う事や、育児支援の短時間労働制度を現行の小学校卒業までから中学卒業までに延長する事により、多様な働き方を確保できるようにしております。
・「エンゲージメント21診断」を実施し、サーベイ全21項目の平均点(5点満点中、4.66点)は、他社平均(4.63点)よりも若干高く、項目別のスコアーの高低の傾向も他社の平均とほぼ一致していることが確認できました。
・サーベイ結果の理解促進と改善活動を進めております。
(ダイバーシティマネジメント)
・女性活躍推進については、当連結会計年度は獲得に集中しましたが、来期は活躍とその環境整備に取り組んでまいります。役員、管理職らにライフイベントを念頭に置いた女性特有なキャリア形成の発想の転換、また女性自身に対してのマインドセットの切り替えやキャリア支援を検討しております。
・2023年度のハラスメント防止プログラムは管理職に向けた研修を実施いたしました。
・LGBTQ+の啓発情報(漫画形式)を2024年1月から毎月1回全社員に発信しております。
(健康増進)
・健康管理システム導入、全社横断的メンタルヘルス体制を構築し、健康増進の基盤を整えております。
◎課題
・男女・年齢・役職の人数構成のアンバランスの矯正
・女性活躍推進に資する施策の策定実施(女性の健康問題への取組み含む)
・障がい者雇用
・当社超高齢化状況への対応
・少子化、広島若者流出加速、人材獲得競争下での採用活動、専門人材の補充、育成
・新中期計画達成を支える人材施策の掘下げ
・男子育児休業の取得日数増。取得促進に資する人事制度改定
・両立支援制度の策定(就業規則改定)
・海外赴任候補者の見極めと育成
| 社員の成長を通して組織力を高め、社業を発展させ、社会に貢献いたします。 |
② 当社グループの求める将来像
2023年に創業200周年・会社設立90周年を迎えることができ、2024年、新たな一歩を踏み出すことになりました。改めて、創業から脈々と受け継がれてきた技術立社の精神への認識を新たにし、より強固な経営体制とともに、夢や希望を持ち、明るい未来に向かって生き生きと仕事が続けられる風土作りに取り組んでまいります。
2033年の設立100年、さらには遥か2123年の創業300年に向けて、社員が成長し、信頼と感謝の気持ちで相互に繋がり、そしてお客様からの厚く信頼される、かけがえの無い存在価値を持った会社になる将来像を思い描いております。
第92期(2025年3月期)において、2025年3月期(2024年度)から2027年3月期(2026年度)までの3か年を実行期間とする新中期経営計画「Vision2026」を策定いたしました。事業ポートフォリオマネージメントの強化をミッションに掲げ、選択と集中を加速するための1.事業戦略、2.財務戦略、3.人財戦略を推し進め、計画の達成を目指してまいります。企業価値・収益性の向上および財務基盤の一層の安定を目指します。そのためにも、人財戦略に沿って生技販管(全機能別組織)が一丸となり、それぞれの力を高め、また連携して社業発展に努めていく所存であります。
(抜粋)中期事業計画「Vision2026」
| 経営方針:設立100年を超えても発展し続け、社会に貢献できる「もの作り企業」として経営基盤を確立する。 | |
| Mission:「事業ポートフォリオマネジメントの強化」~選択と集中の加速による事業成長~ | |
| 1.事業戦略 電子素材事業 以下の戦略により事業の拡大を推し進めます。 ・高付加価値:高い信頼性を有する素材の開発と川下展開 ・シナジー :M&Aにより強化した事業のさらなる成長 | 機能性顔料事業 以下の戦略により事業構造の転換を図ってまいります。 ・プロダクトライフサイクル:事業の合理化と収益を伴う事業継続 ・オープンイノベーション :産学官連携による次世代事業の早期事業化 |
| 2.財務戦略: 営業利益率、ROE、自己資本比率、運転資本回転期間を経営目標数値として定め、財務基盤の安定と資本効率を意識した事業運営に努めてまいります。 | |
| 3.人財戦略: 技術立社を支える人材開発として、主要部門のサクセションプランを強化する他、女性およびマイノリティのキャリア開発、DXの推進を加速する人材育成に取り組んでまいります。これらの人材開発により多様性と独創性のある職場を実現し、人的資本の最大化を図ります。 | |
| ⇨上記取り組みによって、企業と社会・地球の生成発展を目指します。 | |
③ 求める(目指す)人物像 ~率先垂範により周囲に好影響を与える~
| 基本姿勢 :意欲に溢れ、柔軟性と主体性を持ちあわせ、自己実現と顧客と当社グループの成長に向かってチャレンジを続ける人材 (顧客とともに組織、個人の成長に応える) ⇒全員が各々役割に応じたリーダーシップを発揮 技術志向 :高い専門性を有し、創意工夫により付加価値を創出できる人材 (顧客、社会のイノベーションに応える) ⇒技術立社の精神を支えるため、日々研鑽 組織志向 :多様な価値観を理解した上で、コミュニケーションを重視し、組織連携で業務にあたる人材 (厳しい競争環境に勝ち抜くため総力戦で応える) ⇒助け合い、ともに高め合う 品格 :企業人として高い倫理観を持って品格のある行動を取れる人材 (誇れる個人・会社になる期待に応える) ⇒人格の陶冶を怠らない |
④ 人材育成方針 ~「技術立社」の精神を礎に創業以来、200年培われてきた技術を“今”に活かす~
| 当社グループは従業員一人一人の独創性と多様性を大切にし、先進性に富む開発力で社会に貢献できる企業を目指し、明るい未来に向けてチャレンジを続けていきます。 会社としては、従業員の能力の限りない飛躍を支援すべく、就業環境を整え、専門性を高めるための学習への支援を行います。 結果、事業会社として社会や投資家に還元する適切な収益を確保しつつ、従業員の幸せに満ちた生活を築くことを目指します。 このことを組織として、改めて確認したのが、2023年の創業200周年・会社設立90周年を迎えるに際して制定した「微粒子の可能性を、世界の可能性に変えていく。」というパーパスです。 「微粒子」は当社グループが創業以来、培った「微粒子合成技術」に由来するものですが、パーパスのステートメント/スローガンに掲げている通り、「(微)粒子=社員(人材)」を意味しています。 |
⑤ 人材戦略 ~発展のカギは人!~
当社グループは、様々な社員の英知を結集し、製品・サービスを創造・製造し、お客様に提供し、満足いただくサイクルがうまく回るように日々取り組んでおります。そこでの成功のカギは、社員が成長し、いかに力を発揮できるかによります。
当社人事部門は、社員が成長し、また思う存分力を発揮できる職場環境を整え、継続的に社業が発展し、社会に貢献するプロセス(成長・発展の好循環)を支えてまいります。
当連結会計年度活動状況(提出会社)
◎ガバナンス
・経営戦略と人財戦略を連動させるため、社内取締役および人事役員によって構成される人材育成会議を設置し、各種人事施策の起点となるべく運営してまいります。ただし、全社的な人事テーマに関する議題を幅広く取り上げていく予定であります。当該会議では経営幹部後継者候補の計画策定等を中心に取り扱っていきますが、今後は全社的な人事テーマに関する議題を幅広く取り上げていく予定であります。
・適性診断(パーソナル/マネジメント)の実施、エンゲージメントサーベイの実施、人事部門による全社員への面談等を行い、人的資本経営のベースとなる人材情報(個々の社員や職場の状況等)を把握いたしました。
・健康管理システムやタレントマネジメントシステム等を導入し、情報基盤となるシステム構築に努めました。
◎戦略
(人材獲得戦略)
・人材確保が厳しい状況の中、2024年4月入社の新卒採用は、11名(予定10名)を採用することができました。また、専門人材の拡充としてキャリア採用も11名を採用することができました。
・2024年度は更に採用確度を高めるため、インターンシップ・仕事体験、大学訪問、会社説明会の量・質の強化、リファーラル採用推進、リターン採用等を実施し、採用チャネルを充実させてまいります。専門人材拡充のため、引き続き中途(キャリア)採用にも注力してまいります。
・また、多様性を有する人材も積極的に採用し、創発的な職場環境づくりに貢献してまいります。(2024年度入社定期採用における女性比率36%)
(参考)2023年度中の離職者は8名(2.1%)。一方、全国平均は15%(令和4年雇用動向調査)であるため、全国平均と比べるとかなり低い状況であります。
(育成戦略)
・新入社員は入社月の4~8月の5か月間、新入社員研修を行います。4月の本社集合研修(ビジネスの基礎知識・スキルの習得)のあと、5~8月まで理系文系の新入社員が一緒になって各事業所において実務に携わりながら製品、工程、工場運営や事業について様々な社員との交流を通して学ぶプログラムを受けてもらいました。
・昇格時の新任階層別研修はすべての階層に対して設けており、昇格後に求められる役割行動について学ぶ機会を提供しております。
・経営幹部候補については、人材育成会議等で候補者を選定し、育成計画を策定実施しております。
・2023年11月の創業200年を念頭に、2022年3月から2023年12月までほぼ毎月一回社史研修を実施してまいりました(一般職25歳以上の累計約150名が受講。上司はオブザーバーとして参加)。研修テーマとして社史を正面から取り上げ、先人の困難な歩みに敬意を払い、共感し、自分たちの今を振り返ってもらい、将来を思い描いてもらいました。そのことにより受講者は新たな一歩を踏み出す活力を得たと思われます。2024年度以降も参加要件に該当した社員に対しては随時実施してまいります。
(配置戦略)
・ローテーションは従来より部門ニーズや本人の適性・意向を踏まえながら育成的観点を意識して実施してまいりました。今般策定した新中計の事業の拡大・集中等の方針、また経営幹部後継者候補の母集団形成という動きを受けて、主要なポジションや早期育成のためのローテーションも計画的に実施していく予定であります。
(エンゲージメント戦略) ・・働き方改革、多様性、ハラスメント防止他
・在宅勤務:働き方の多様性を確保するため、在宅勤務の制度を試行開始いたしました。試行期間中の実施状況を確認し、本規程化して継続実施する予定であります。
・育児支援の短時間労働制度を現行の小学校卒業までから中学卒業までに延長いたしました。
・男子育休取得促進を行う事や、育児支援の短時間労働制度を現行の小学校卒業までから中学卒業までに延長する事により、多様な働き方を確保できるようにしております。
・「エンゲージメント21診断」を実施し、サーベイ全21項目の平均点(5点満点中、4.66点)は、他社平均(4.63点)よりも若干高く、項目別のスコアーの高低の傾向も他社の平均とほぼ一致していることが確認できました。
・サーベイ結果の理解促進と改善活動を進めております。
(ダイバーシティマネジメント)
・女性活躍推進については、当連結会計年度は獲得に集中しましたが、来期は活躍とその環境整備に取り組んでまいります。役員、管理職らにライフイベントを念頭に置いた女性特有なキャリア形成の発想の転換、また女性自身に対してのマインドセットの切り替えやキャリア支援を検討しております。
・2023年度のハラスメント防止プログラムは管理職に向けた研修を実施いたしました。
・LGBTQ+の啓発情報(漫画形式)を2024年1月から毎月1回全社員に発信しております。
(健康増進)
・健康管理システム導入、全社横断的メンタルヘルス体制を構築し、健康増進の基盤を整えております。
◎課題
・男女・年齢・役職の人数構成のアンバランスの矯正
・女性活躍推進に資する施策の策定実施(女性の健康問題への取組み含む)
・障がい者雇用
・当社超高齢化状況への対応
・少子化、広島若者流出加速、人材獲得競争下での採用活動、専門人材の補充、育成
・新中期計画達成を支える人材施策の掘下げ
・男子育児休業の取得日数増。取得促進に資する人事制度改定
・両立支援制度の策定(就業規則改定)
・海外赴任候補者の見極めと育成